http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/465.html
Tweet |
https://mewrun7.exblog.jp/29214880/
2020年 10月 11日
【全仏テニス・車いすの部・・・女子シングルスは2位の上地結衣と10位の大谷桃子と、初の日本人選手同士の対戦に。上地が6―2、6―1で勝って、2年ぶり4度目のタイトルを手にした。(*^^)v祝
大谷は車いすテニス歴は、まだ4年。高3の時に全国総体のダブルスに出場した実力者だが、その後、足が不自由に。落ち込んでいた時に、車いすテニスに出会い、難しい車いす操作を習得して、全米で初めてGSに出場。全仏では準決勝で1位の選手に勝つ金星をあげた。今後が楽しみだ。(^^)
残念ながら、男子の国枝慎吾は、決勝で敗れて、今季の3大GS制覇はならず。また一般の女子ダブルスでベスト4に残っていた青山修子・柴原瑛菜組も準決勝で敗れた。
ちなみに錦織圭は、今週、ロシアの500の大会にエントリーしているけど。出るのかな?・・・みんな次に向かって、ガンバ! o(^-^)o】
* * * * *
9日、菅首相が2回めの内閣記者会のグループインタビューに応じ、日本学術会議の新会員の任命を含めいくつかの事項の質問に答えた。(・・)
<映像・https://www.youtube.com/watch?v=8BIT__ZlF9Q
書き起こし・https://note.com/hirokim/n/n1182f68229ed>
mew的には、そもそもオープンな会見ではなく、この閉鎖的かつ出来レース的なグループインタビューを行なうこと自体に問題があると思うのだけど・・・。
今回の菅首相の発言の中で、最も印象に残った&問題に思ったのは、自分が9月28日の決裁前に会員候補のリストを見た時には、「最終的に会員となった方(99人)がそのままリストになっていた」と。任命前の推薦者のリストを「見ていない」と言いやがっ・・・もとい、述べていたことだ。(゚Д゚)はあ?
菅首相本人も、官房長官や内閣府の官僚らも、学術会議の「会員の任命権は総理大臣にある」と主張。そして、「総理大臣には推薦された者をそのまま任命する義務はない」「総合的、俯瞰的に見てふさわしい人材を任命する責任がある」と説明して来た。
しかし、もし菅首相が言うように、最初から99人の候補者から示されていなかったとすれば、菅首相以外の誰かが、つまりは任命権のない者が、先に6人を排除したことにあるわけで。それ自体に大きな問題があるし。
また「国民に代わって総理大臣として責任をもって任命した」という菅首相の発言とも齟齬(ズレ)が生じることになるだろう。(`´)
<前にも書いたように、実際には、6人の推薦人の除外を考えたのは、官邸スタッフ(主に杉田官房副長官?)かも知れず。安倍元首相の意向もあったかも知れないけど。・・・でも、それをOKした時点で、責任を負うのは菅首相なのだ。>
* * * * *
この菅首相の発言は今までにないものだし、問題性も大きいので、当然ながら、記者はそこで、もっとツッコんで、詳しいことを追及しなければならないのであるが。
もっと大きな問題は、このグループインタビューの場では、記者たちが菅首相の答えをきいて、その答えに対してさらにツッコんで質問するということはなくて。お互いに台本を読み合っているかのように、気持ち悪いぐらい淡々と、質問と答えが進行して行くのである。
特に首相は、殊、学術会員の任命の件については、自分の言葉で話すことが全くと言っていいほどない。ひたすらペーパーに目を落とし、ダメ閣僚の国会答弁のように、たどたどしい感じで原稿を朗読する。しかも、壊れたレコード(古語)のように、「総合的、俯瞰的」などの同じフレーズを繰り返すのである。(~_~;)
菅政権になってから突然、内閣記者会のグループインタビューなるものが始まったのだ。(-_-;)
『インタビューは、内閣記者会(常勤19社)に加盟する複数社が個別に申し込んだ。早期に申し込んだ社を対象に、5日に読売新聞、日経新聞、北海道新聞、9日に毎日新聞、朝日新聞、時事通信による合同で実施。両日とも3社以外の常勤社のほか、常勤以外の地方新聞社、外国プレス、フリー記者のうち抽選で選ばれた10人が傍聴した。(毎日新聞20年10月8日)』
youtubeの映像を少しだけでも見ていただければ、わかるのだが・・・
小さめの部屋に、コの字型に長机が並べられて、正面中央に菅首相が、横側に3社の記者たちが座る。そして、おそらくは予め質問事項が官邸に提出されており、用意された質問に対し、用意された答えの原稿を読み合うという異様な感じの質疑が行なわれるのだ。(~_~;)
常勤の記者は、後方でじっとその様子を見るだけ。さらに、傍聴する記者は、別室で(映像はなく)音だけスピーカーできかされ、録音やメモするという。何だか、さらに異様な感じがある。_(。。)_
<この部分はわかりにくかったので、10時50分にちょっと書き直した>
記者は、不明瞭な点を質問しないので、大事なことが明らかにならないままだし。会見ではないので、首相官邸のHPに映像や書き起こしが載らないし。
<you tubeに映像が出ていた&有難いことに、書き起こしをしてくれていた人がいたので、きちんと内容を知ることができたのだが。・・・昨日、記事にできなかったのは、9日にはまだ書き起こしが出ていなくて、自分で映像を見てメモするのは時間が必要だったから。>
これで「首相はきちんと国民に説明している」「説明責任を果たしている」と言われても、容認し難いし。メディアの記者として、こんな茶番劇(朗読劇)的なインタビューごっこに付き合うのはいかがなものかとも思うし。
内閣記者会は、すぐにこのグループインタビュー形式は辞めて、菅首相に通常の会見を開くように要求すべきだと考える。<報道メディア、記者としての矜持を示して欲しい。(・・)>
* * * * *
で、菅首相は、最初から、ひたすらに同様のフレーズを繰り返したのだ。<数えていないけど、「総合的、俯瞰的」は少なくとも10回以上は言ってた。>
そして古くは2001年の省庁再編の時の議論から15年の有識者会議の発言なども持ち出して、自分たちの考えが正当であるかのように主張するのだ。
『日本学術会議は、政府の機関であって、年間約10億円の予算を使って活動していること。また、任命される会員は公務員の立場になること。また、会員の人選は、推薦委員会などの仕組みがあるものの、現状では、まあ事実上は、現在の会員が自分の後任を指名することも可能な仕組み、こうなっている。まあ、こうしたことを考えて、推薦された方々がそのまま任命されてきた前例を踏襲をしていいのかどうか。』
『平成27年の内閣府の有識者会議においては、日本学術会議の会員は自らの専門的分野の枠にとらわれない俯瞰的視点を持って社会的課題に向き合うことができる人材が望ましい。まあこうしたこととされてます。こうしたことを踏まえて、法律に基づく任命を行う際にはですね、総合的・俯瞰的な活動、すなわち、広い視野に立ってバランスの取れる活動を行っている。国の予算を投じる機関として、国民に理解される存在であるべき・・・』
そして『憲法第15条の規定に明らかにされているように、公務員の選定は国民固有のこれ権利であって、任命権者である内閣総理大臣として、これ責任をしっかり果たしていくというこれ一貫している考え方でありですね、法律に基づいて任命を行ったものであり、解釈変更を行ったものではない』と、「首相が任命権者として責任を果たす」と言っているのである。(・・)
<ちなみに15条1項の国民の公務員任免権を用いた解釈は、1969年の国会答弁から持ち出したものだった。機会があれば、改めて書きたいが。まさに、こじつけだ。^^;>
安倍総理かからの引継ぎは「ありません」。「私が最終的に決裁を行ったのは9月28日です。で、会員候補のリストを拝見したのはその直前だったと記憶しております。まあその時点では、現在の最終的に会員となった方がそのままリストになっていた」
ここで記者は、「総理がご覧になった段階ではもう99人だったという」と確認。「あの、そういうことです。あの、任命するリスト、でありますから」と菅首相。
「任命するその前の推薦段階でのリストはご覧になってない?」「見てません」
<「え?それはおかしいでしょ〜。」「じゃあ、誰がいつ105人の推薦者のうち6人を排除したの?」「責任の所在はどこにあるの?」・・・って、どの記者も思うはずなのだが。次の瞬間、記者はいきなり「震災復興」の質問に切り替えてしまったのだった。(-"-)>
* * * * *
芥川賞作家の平野啓一郎氏が9日夜、ツイッターにこのような投稿を行なったという。
『平野氏は「支離滅裂。『総合的、俯瞰的活動を確保する観点から判断をした』と言ってたはず。見ないでどうやって判断するのか?無責任だろう」と指摘。「結局、また誰かに責任を押しつけようとしている。嘘つきも困るが、嘘さえつけないとは」と問題視した。(デイリースポーツ20年10月10日)』
他にも、疑問、批判の声が相次いでいる。
『蓮舫氏は9日夜、「え? 今度は『見ていない』と言い出すのですか」と投稿。続けて「私たちのヒアリングで担当者は99人の名簿と、日本学術会議からの推薦105人名簿をあわせて添付し菅総理まで決裁があがっていると説明され、その資料もいただいています。かつ、私たちへの提供時に105人名簿から6人の名前は黒塗りされています」と記した。(朝日新聞20年10月10日)』
立教大学特任教授で慶応大学名誉教授の金子勝氏は『「【名前を見ていない】」とし、「スガは6人を除外する前の名簿を見ていないという。事務方はそのまま官邸にあげたと言っている。誰がいかなる理由で6名を外したのか?6人の名前を見ないで、どうして『総合的、俯瞰的』に見たと言えるのか?見ないで任命拒否したのか。あまりに無責任だ」と投稿した。』(デイリー20年10月10日)
ジャーナリストの江川紹子氏は『「首相以外の人に、学術会議の推薦の一部を排除する権限はあるのか?誰が、学術会議の推薦リストから、6人を削除したのか、明らかにされたい」と求めた。(同上)』
もし菅首相がこんな無責任な発言で、この件から逃げられると思ったら大間違いだし。ある意味では、ますます問題が大きくなったとも言えるわけで。<それに学術会議に国費が使われていても、同会議にいかなる問題があったとしても、6人の新会員の任命拒否は別次元の話なんだからね。>
どうか国民も一緒になって、6人の任命拒否の理由を明らかにすると共に、それこそ総合的、俯瞰的な視点で、安倍ー菅内閣の責任やアブナさをしっかり追及して欲しいと思うmewなのである。(@_@。
THANKS
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK276掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK276掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。