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二階派VS岸田派で“山口戦争”が勃発!衆院解散にらみ二階幹事長「売られたケンカは買う」
https://dot.asahi.com/wa/2020100500036.html
2020.10.5 16:45 週刊朝日オンライン限定記事
すでに戦闘モードの二階幹事長(左端)と二階派(C)朝日新聞社
衆院山口3区の選挙区内で配布されている林芳正氏のリーフレット(C)朝日新聞社
菅義偉首相が否定しても、消えない年内の衆院解散。そんな中、次期総選挙をめぐる“派閥抗争”が自民党内で勃発した。
自民党の河村建夫元官房長官が10月4日、地元山口3区で400人を集め、総決起大会を開催。まだ、解散時期も判然としないのに、二階俊博幹事長をはじめ、林幹雄幹事長代理、武田良太総務相ら二階派から20人の国会議員らが大挙して駆け付けたのだ。
険しい表情で挨拶に立った二階氏はこう語気を強めた。
「売られたケンカという言葉があるでしょう。自民党が公認するのは一人だ」
「それに反抗する行為があれば、どういう立場になるのか」
「挑んでくるなら我々も受けて立たざるを得ない。いかなる標的であろうとも、われわれが勝利する」
完全に戦闘モードなのだ。山口3区は中選挙区時代も含めて、河村氏が連続当選を果たしている。
二階幹事長のいう「標的」とは誰なのか?
衆院山口3区から次の衆院選で出馬を目指しているとみられるのは、自民党の元防衛相、林芳正参院議員(岸田派)だという。
すでに林氏は準備を整え、後援会事務所を山口3区に開設。支援者には『参議院5期25年の実績を活(い)かし、次のステージを目指します!』と衆院選に出馬するような文言が記してあるリーフレットを配っているのだ。
林氏は蔵相、厚労相などを歴任した、父、林義郎氏のあとを継ぐ形で政界入り。参院当選5回、防衛相、農水相、文科相などの要職を務め、2012年には自民党総裁選にも出馬した経験がるサラブレットだ。
林氏の父、義郎氏は、中選挙区時代、旧山口1区が地盤だった。同じ選挙区から当選していたのが、河村氏と安倍晋三前首相。
「その後、小選挙区導入で、安倍氏が山口4区、河村氏が山口3区、
林氏は参院とすみわけができてしまった」(自民党の山口県議)
林氏の所属する岸田派では「岸田(文雄)さんの次は林さん」と言われ、菅首相に岸田氏が敗れたいま、待望論が高い。しかし、ネックになっているのは、林氏が参院議員であること。
「早いところ、衆院に鞍替えしてほしいとの声は、以前から強かった。これまで、山口1区で出るいや3区だといろいろな話があったが、何度もとん挫。だが、今回は固い決意のようで解散があれば次期衆院選では無所属でも、衆院山口3区に鞍替えすると言っている。さすがに安倍さんの4区は無理でしょう」(岸田派所属の衆院議員)
河村氏の有力後援者によれば、林氏が山口3区に後援会事務所を出した際、陣営から河村氏に挨拶があったという。だが、河村氏はまだまだ引退のつもりはないという。これまでは林氏が衆院山口3区に鞍替えし、河村氏の後継者が参院から出馬という「密約」もささやかれていたが、真相は違う。
「河村氏は密約を完全に否定。『衆院選は絶対に出馬して、当選する、林氏がなぜ山口3区にくるの』と語っていた。衆院議長はどうかと聞くと、苦笑していた。地元では安倍前首相の次は河村衆院議長の待望が多々ありますよ」(河村氏の有力後援者)
前出の岸田派の衆院議員は林氏の心情をこう代弁する。
「林氏は出馬すれば、きっと勝てるはず。出馬してシロクロはっきりさせればいい」
二階派もすっかり戦闘モードのようだ。同幹部がこう話す。
「現職で当選10回の河村氏がいる選挙区に、なぜ林氏が参院から鞍替えなのか、理由がわからない。二階幹事長がおっしゃっているように、ケンカをふっかけてくるなら受けて立ちますよ」
(本誌取材班)
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