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赤旗日曜版編集長が告白「桜を見る会」スクープに“自民党員の協力”(SmartFLASH)#Yahooニュースhttps://t.co/M1hSJ1nlSo
— 川上芳明 (@Only1Yori) September 22, 2020
赤旗日曜版編集長が告白「桜を見る会」スクープに“自民党員の協力”
9/21(月) 21:03配信 SmartFLASH
https://news.yahoo.co.jp/articles/97b64449a66b8692a2b1a0ef63de655912a63003
「『桜を見る会』自体は首相が主催する公的行事ですから、隠された秘密だったわけではありません。我々がこの行事を“国政の私物化”だと問題視した着眼点こそが、スクープに繋がった大きな要因なのかなと思っています」
こう語るのは、日本共産党の機関紙である「しんぶん赤旗」日曜版編集部の山本豊彦編集長(58)だ。
山本氏が率いる日曜版の取材チームが報じた「安倍晋三首相の『桜を見る会』私物化スクープと一連の報道」は、優れたジャーナリズム活動を表彰する第63回「JCJ(日本ジャーナリスト会議)賞」の大賞を受賞。「赤旗」の大賞受賞は初めてだ。
「安倍氏は8月28日の辞任表明会見で、『私は政権を私物化したつもりはまったくない』と言いましたが、実際はそうではありませんでした。政権の私物化をわかりやすい形で明らかにしたという点で、我々の報道が評価されたのだと思います」(山本氏・以下同)
「桜を見る会」の参加者は例年1万人前後だった。だが、第2次安倍政権になってから増えつづけ、2019年には約1万8000人に。さらに、2020年度予算での概算要求額は、2019年度と比べて約3倍の5729万円(2019年度は1767万円)にまで膨れ上がっていた。
山本氏は、ある自民党幹部に直接話を聞いたという。
「『総理が何百人も集めて前夜祭までやっていることは知っているでしょう』と言われました。私が『知らないですよ』と答えると『いや、そんなのは誰でも知っている話だよ』と。それを聞いたときに、これは重大な問題になると。だって税金を使っているわけですからね。ここから取材を本格化させました」
「桜を見る会」への招待者を選ぶ基準について、共産党の宮本徹衆議院議員が内閣府に資料請求したところ、開示されたのは「開催要項」だけが書かれたA4用紙1枚のみだった(2019年5月9日、宮本事務所が資料請求したその日に招待者名簿がシュレッダーにかけられ、破棄されていたことがのちに判明)。
自分たちでとことん調べるしかないと、山本氏らは取材を継続。すると、安倍氏の選挙区である山口県の後援会関係者が「桜を見る会」に多く参加していることがわかってきた。参加者たちがSNSなどに、そのときの様子などをアップしていたからだ。しかし、ネット上の情報だけでは、安倍事務所がどこまで関わっているのかはわからない。参加した後援会員に直接取材するしか、方法はなかった。
しかし、首相の後援会の会員が、自民党の政敵である共産党の機関紙の取材に答えてくれるものなのか。ここで、「赤旗」ならではの強みが発揮されたという。
「共産党には、日本中に地方議員と党員がいます。その方たちは、地域のさまざまな活動を通じて、保守系の人たちとも一定の信頼関係を築いています。そのルートから後援会の人たちを紹介してもらいました。さらに我々にとって追い風だったのは、『公然とやっている恒例行事だから』と、後援会の方々に罪悪感や後ろめたさがなかったこと。私たちの取材にも応じてくれ、安倍事務所が関与していることを示す証拠資料なども入手できました」
こうして「赤旗」日曜版は、2019年10月13日号で「桜を見る会」私物化疑惑をスクープ。「首相主催『桜を見る会』安倍後援会御一行様ご招待」「税金でおもてなし」「地元山口から数百人規模」などと報じた。ただし、報道後の反応は期待外れだった。
「どのメディアも、すぐには後追いしてくれませんでした。我々としては、渾身の――ホームランとは言わないまでも――ヒットかなと思っていたのですが……。11月8日には、田村智子参院議員が参院予算委員会で質問しました。田村議員は各メディア向けに資料を用意していたのですが、問い合わせは少なく、とても歯がゆかったですね」
ところが11月11日、野党共闘での追及チームが発足すると、翌12日からワイドショーが大きく取り上げはじめ、その後は連日報道されるようになり、大きな社会問題に発展した。
2020年に入り、安倍氏を告発する動きも出てきた。1月14日に上脇博之・神戸学院大学教授らが安倍氏を背任の疑いで東京地検特捜部に告発。5月21日には弁護士や学者らが、前夜祭開催は公職選挙法と政治資金規正法に違反するとして、安倍氏と後援会幹部らを告発したが、いずれも受理されていない。
山本氏は、「赤旗」のスクープの舞台裏を著書『「桜を見る会」疑惑 赤旗スクープは、こうして生まれた!』(しんぶん赤旗日曜版編集部著、新日本出版社)にまとめ、9月15日に発売した。
「『桜を見る会』は、いわば税金を使った有権者買収なのです。自分の金を使うよりもたちが悪い。公判中の河井克行元法相よりも悪質だと考えています。著書では、安倍事務所の関与を示す決定的証拠文書もすべて初公開しています」
菅義偉首相は9月16日の新内閣発足後の会見で、「桜を見る会」について、「来年以降、今後は中止したい」と発言した。
「会を中止したからといって、私物化疑惑はまったく解明されていません。疑惑にフタをしようとしているのでしょうが、そんなことは許されません。今後も追及は続けていきます」と、山本氏は決意を語った。
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