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2020年 09月 05日
【mewの周辺では、「日本の首相は年齢が高い人が多過ぎる。せめて50代の人が首相にならないと」とぼやいている女性が少なくない。先日、こんな会話が。
A「ねえ、岸田さんや石破さんはいくつ?」mew「岸田と石破は63歳だったかな。安倍よりチョット若いぐらい」
A「そっか〜。岸田さんは昔、イケメンだった印象があるけど。2人とももう60過ぎてるんだ〜。・・・菅さん、いいんじゃない。かわいい感じだし。いくつ?」mew「菅は、71歳なんだけど〜」A「・・・」(~_~;)
<あ、でも、米大統領選も74歳と77歳の争いになってるんだった。(>_<)>】
* * * * *
自民党は1日の総会で、今回の総裁選では、コロナ禍にある緊急時のため、党員・党友の投票は行なわないと決めた。
そこで次期総裁選は、国会議員394票と地方支部票141票(47都道府県連X3票)の合計で争うことになった。(・・)
<党友って何だっけと思ったので、調べてみた。・・・党友は、自民党を支援する団体の会員で、党員のような党の構成員ではないが、総裁選に投票する権利がある人。自由社会を守る国民会議や政治資金団体・国民政治協会の会員は党友資各を持っているという。
ちなみに党員(一般)は現在、年額4千円の党費を納める必要がある。党友は党ではなく、自分の所属する団体に会費を納める(自由国民会議の場合は一口年1万円)。党友と党員を兼ねてもいい。
さて、地方支部票の3票を誰に投票するかは、それぞれの支部で決めていいことになっている。3票を1人の候補者にしてもいいし、2票、1票、1票ずつで分けてもいい。
地方支部に属する地方議員やスタッフは、「総裁選に投票する権利ができます」という点をアピールして党員を勧誘しているという。しかも、今回は「できるなら、投票したい」という党員の声も多い様子。
そこで、何とこの総裁選では42の都県連が、各支部で党員による予備選挙を行い、その結果によって地方支部で投票する候補を決めることになった。(・o・) <ほとんどの支部は、投票数をドント方式で割って、誰に何票入れるか決めるという。>
ちなみに岸田文雄氏が属している広島県連は予備選を行なうと発表している。石庭茂氏が属する鳥取県連は、HPを見る限り、何も発表していない。
そして、菅義偉氏の秋田県連は、早くも堂々と「菅氏に3票」と発表していた。(**)
『自民党の総裁選挙です。全国の都府県連のほとんどが党員らによる予備選挙を実施する予定ですが、菅官房長官の出身県である秋田県連は予備選を行わないことを決めました。菅氏に3票を投じる方針で今月12日に正式決定するということです。(NNN20年9月4日)』
『自民党県連:鶴田有司副会長 「やはりこれは秋田初の総裁が誕生するかもという期待があり他の県とは違うと私は思う。(党員の)思いは一緒だと思うので全票を菅官房長官に投票するという形でお願いしたいと思っています」(秋田朝日放送20年9月4日)』
もう総裁選の結果は「決まったも同然」で、一般国民はややしらけムードなのだけど・・・。
菅、石破、岸田氏らにとっては、今度の選挙で何票とるか、何位になるかは、今後の政治的な立場や政治活動を左右するような大事なことになる。(**)
菅陣営は、4大派閥がバックについて戦う以上、圧倒的な票数をとってダントツの1位で勝利をして、菅政権の強い基盤を築きたいところ。<当然にして、1回目の投票で過半数をとる予定。>
国会議員票は、もう7割ぐらい抑えているのだが。地方支部票があまりに低いと格好がつかないし。石破潰しをするためにも、少しでも地方票を稼いで、石破氏に地方票の半数以上とらせないようにすることを目指していると思われる。(・・)
石破氏は、今回、国会議員票をほとんどとれそうにないのだが。できれば、地方票で圧倒的1位になって、その存在感を示すと共に、来年の総裁選への期待をつなげたいところだろう。
岸田氏は、国会議員票は石破氏を上回る可能性が大きいのだが。<議員票で負けると痛い。>地方票でどれだけとれるかが懸念材料。もし石破氏とも差をつけられる形で3位になった場合は、来年の総裁選にダメージが残りそうだ。(~_~;)
* * * * *
石破氏と菅氏は、既に選挙対策本部を作って、選挙運動を始めている。(++)
<自民党の総裁選では、候補者たちが永田町近くの高級ホテルを何室も借りて、選対本部を構え、情報収集&作戦会議を行なったり、自民党のほぼ全ての国会議員に挨拶に行ったり、全国の議員や党員に電話をかけまくったりする。争いが激しい時には、億単位の費用がかかったという話もあったほどだ。>
たまたま18年総裁選の時の安倍晋三氏の選対本部に関する記事を見つけたので、どんな活動をしていたのかを見るために、ここにアップしてみる。
『安倍首相の陣営、電話作戦やSNS戦略を確認 総裁選
自民党総裁選(7日告示、20日投開票)で連続3選をめざす安倍晋三首相の陣営は5日、党本部で選挙対策本部の会合を開き、全国の党員票獲得に向け、「電話作戦」などからなる選挙戦略を確認した。
配布された電話作戦のマニュアルは、安倍首相の実績を紹介し、「それでもまだ改善すべき課題がある」などとして、引き続き首相への支援を求める内容。毎日午後6時に電話をかけた人数を集計し、担当者に報告するよう求めている。
また、選対の広報チームはスマートフォン対応の特設ウェブサイトを開設する予定だとして、首相のメディア出演の告知や動画配信の情報などについて、「いいね!」やリツイートによる拡散を呼びかけている。
選対事務総長の甘利明・元経済再生相は会合後、「全党員、全議員、国民が、安倍総裁の取り組んできた年月は間違いではないと十分に納得していただけるような票をとりたい」と記者団に語った。(明楽麻子)(朝日新聞18年9月5日)』
こちらは今年の石破氏の選対本部の記事・・・。
『【総裁選ドキュメント】石破氏陣営が選対事務所開き 「さわやか、晴やかな気持ち」
自民党総裁選に臨む石破茂元幹事長の陣営は3日午後、国会近くのホテルで選挙対策本部の事務所開きを行った。事務所開きを終えた石破氏は「さわやか、晴れやかな気持ちだ。この戦いを国民のため、次の時代のため、意義ある戦いにしたい」と記者団に語った。
事務所開きには無派閥の渡海紀三朗元文部科学相、竹下派(平成研究会)の三原朝彦衆院議員も出席。石破氏は谷垣グループ(有隣会)の中谷元・元防衛相や無派閥の村上誠一郎元行政改革担当相の支持も取り付けたと明らかにした。
選対本部長は石破派(水月会)会長代行の山本有二元農林水産相が務める。(産経新聞20年9月3日)』
<mewは、岸田派と同じ宏池会系の谷垣グループの議員は、岸田氏を支持するかと思っていたのだけど。防衛族仲間とはいえ、中谷氏が石破支持に回ったのは、ちょっと驚いた。^^;>
* * * * *
そして、菅氏の選対本部と選挙運動の記事を・・・。
『菅氏選対本部が発足 山口本部長「地方票に全力尽くす」
安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選への出馬を表明した菅義偉官房長官の選挙対策本部が4日、発足した。会合後、事務総長の山口泰明組織運動本部長は報道陣に「いいメンバーで正式に発足できた」と話した。
選対本部長には、菅氏と親交の深い小此木八郎元防災担当相が就任。山口氏のほか、事務局長の吉川貴盛氏や棚橋泰文氏、桜田義孝氏や松本純氏ら多くの当選同期がメンバーに入った。会合では今後の日程や、スタッフの派閥ごとの割り振りなどを打ち合わせた。
また、公務多忙で遊説やテレビ出演ができない菅氏のため、ビデオメッセージを作成して各地で上映するなど地方票の取り込みに向けた方策も協議した。
山口氏は報道陣から地方票の目標獲得数について問われ、「全力を尽くす、精いっぱい」と答えた。(産経新聞20年9月4日)』
『■菅陣営、圧倒的優位も引き締めに躍起
「菅さんをよろしくお願いしますね」
菅を支持する細田派(清和政策研究会)や麻生派(志公会)など5派の幹部らは午前中から精力的に動いた。菅の名刺とあいさつ状を携え、手分けして党所属議員の事務所を訪問。圧倒的優位に立つ情勢でも手を緩める気配はない。(略)
午後1時には都内のホテルで菅の選挙対策本部が発足した。本部長に就任した元防災担当相、小此木八郎は「一人一人が菅氏に代わって応援を呼び掛けてほしい」と気勢を上げた。選対事務総長の党組織運動本部長、山口泰明も「いかにも決まったような報道があるが、正々堂々と政策を訴えて判断を仰ごう」と引き締めた。(産経新聞20年9月4日)』
<岸田氏の選対本部の報道は出ていなかったのだけど。これからなのかな?^^;>
あまり菅陣営を(菅氏だけでなく四大派閥の長老も)調子付けないように、石破氏と岸田氏に頑張って欲しいと願っている「判官(反菅)びいき」のmewなのだった。(@_@。
THANKS
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