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再びフライ級登場<本澤二郎の「日本の風景」(3833)
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2020年09月03日 jlj0011のblog
安倍と共に火の中水の中、電通が支える心臓を握った政治屋>
2020年9月2日午後5時からの内閣官房長官・衆院議員の菅義偉が、自民党総裁選に名乗りを上げる記者会見を40分ほど行った。官房長官が次期首相になることなど想定外だったことから、本人もよほど緊張したらしく、何度も水で口を濡らした。それがわずかな印象で、ほかには取り立てて指摘する材料は見つからなかった。
どうしてこんな事態が生まれたのか、というと、国粋主義にかぶれた安倍晋三犯罪と、火の中水の中を共にしてきた同志だった、ただそれだけである。心臓の鼓動すべてを知り尽くした男なのだ。
むろんそれだけではない。戦前からの特務機関で大魔神・電通と一体となって仕事をしてきたことが、幸いしたものだ。ただしそれは、確実に破綻する東京五輪の莫大なツケを支払うことになる電通を、救済する使命を帯びていることと深く関係している、と国民は見ている。
電通の空前絶後の負の遺産・ツケを、血税から支払うという深刻な事態の到来に国民は、身構えなければならないだろう。電通の政権私物化なのだと言えなくもない。
目下の河井夫妻の法廷闘争の核心である政党助成金1・5億円問題は、安倍と菅と二階の仕業と見ていい。うち2900万円しか判明していない。残りの1億2100万円の行方は、自民党本部と安倍事務所の家宅捜索で、さらには公明党創価学会の家宅捜索で、はっきりと証拠がみつかる、と事情通は認識している。
桜事件では、ホテルニューオータニの家宅捜索で証拠が見つかることが分かっている。林検察がどう出るか、ここが国民の関心事でもある。
法務検察への監視が、事件のカギを握っている。市民運動や法曹界は、ここを注視している。菅登板で、一連の安倍事件は継続しているため、追及する野党などは好都合であろう。
モリカケやTBS強姦魔事件もくすぶったままである。
<8年弱の官房機密費で勢力を拡大した手練手管の政治屋>
官房長官の巨大利権は、血税である官房機密費である。不足すれば、外務省など他の役所から引き抜いてくるため、その金額の総額は途方もなく膨大である。過去8年間の官房機密費を自由自在に駆使してきた菅である。
かつて田中角栄は「地方議員上りは、大局的に内外政を見る力がない。地方議員時代に覚えた金がらみの手練手管を、政界でも用いるので、いい政治は期待できない」と語っている。これは図星である。
角栄の言う通りの典型的な政治屋が、菅というと、そう的を外していないのではないか。菅の私兵は、50人前後と言われているが、これは岸田の宏池会に相当する。石破など吹けば飛ぶような勢力である。
安倍は官房機密費で美食三昧、外遊土産にも散在して、官邸の記者や党に配って、悪政批判をつぶしてきたようだが、菅はもっぱら私兵の養成に使ってきた。その中に、河井夫妻や菅原一秀ら金権政治屋もいた。
<第二の安倍に目新しい政策はゼロの前途多難>
菅が札付きの国粋主義者なのかどうか、不明だが、安倍の田布施とは違うだろう。それ以外では、安倍とそっくりさんということになろうか。
昨日の記者会見で、秋田県から高校を卒業して上京、町工場で苦労しながら法政大学の夜間部へと進学した下りをあえて明かした。初めて政界に出る時の演説内容だ。生活優先で苦学生には、勉強どころではなかったろう。
そこから国民のための政治へと結びつけば、多少まともな政治家になれたかもしれないが、それは菅にとって無縁だった。
かくして、菅の口から目新しい政策論は聞こえてこなかった。ボクシングでいえば、フライ級であろう。この非常時の日本に小粒のフライ級しか存在しない自民党も、先が見えてきている。
<公明党創価学会の手綱はがっちり握るしたたかさ>
翻って、公明党創価学会なくして3分の2議席の確保はなかったし、憲法違反の戦争三法やカジノ法の強行もなかった。
公明党創価学会あっての安倍内閣だったわけだから、安倍は麻原彰晃ならぬ太田ショウコウを抱き込み、菅は創価学会の会長原田という悪党と直結する人物を抱き込んで、二人して池田大作が立ち上げた公明党と創価学会を
戦争党に衣替えした。
これに反旗を翻したのが、木更津の戦争遺児と沖縄の野原善正ら、池田の門下生・池田親衛隊である。
池田の裏切り・忘恩の徒らの、信濃町の大掃除にひるむ原田と山口那津男らのこれからの動向が楽しみであるが、はっきりしてることは、黄昏時の公明党創価学会ということである。
戦争遺児はやくざに殺害されてしまい、犯人は信濃町の政治力で千葉県警を抑え込んでしまっているようだが、殺人に時効はない。犯人も共犯者も特定、雑誌やネットで繰り返し報じられている。迷宮入りは困難であろう。
<中村格など警察官僚突出の内外政>
菅の得意技が、警察官僚を手なずけることで、正義を押しつぶす手口であるが、これもまた角栄の言う手練手管の重要な柱である。
例の中村格が、警察庁の長官になるのかどうか?大いに注目を集めている。TBS強姦魔事件だけではない。徳洲会医療事故隠しにも登場した、と当事者はにらんでいる。「木更津レイプ殺人事件」にも関与しているのかどうか?
<記者会見で気になる説明責任と問われる内閣記者会>
菅の記者会見の特徴は、大事な質問に対して、真正面から回答しない。常に尻切れトンボだ。そして即別の質問者に、別のテーマを質問させてお茶を濁してしまう。菅には説明責任など無関係なのだ。
このやり方は、電通の指示に違いないが、これを突き崩すためには、記者の連携が不可欠である。関連質問で次々と同じテーマで追及する。これの知恵が内閣記者会にない。欧米の記者との違いである。
あえて言おう、2020年秋は、日本の危急存亡ともいえる重大な時期である。国会を閉めて休息する時ではない。安倍に次ぐ姑息な菅の答弁に振り回されると、それこそ日本の針路を、さらに誤ることになろう。
2020年9月3日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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