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あっぱれ電通<本澤二郎の「日本の風景」(3831A)
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2020年09月01日 jlj0011のblog
<芝居が始まる前に幕が下りた自民総裁選・大魔神死力の成果>
競馬に例えた安倍後継の自民党総裁選挙は、多少は観客を喜ばせてくれるのか、と思わせたが、スタートする前に、秋田生まれの駄馬がむっくりと起き上がると、先行していた岸田と石破が走る前に落馬してしまった。芝居だと、自民総裁レース劇を見る前に幕が下りてしまった。
菅の騎手は、財閥の威を借りたというか、財閥の意向を体した大魔神・電通
の、新聞テレビを操作した死力の戦いが功を奏したものである。昨日は、菅はあり得ない、と電話してきた元自民党本部職員も、今朝ほどはサジを投げた。
人々に災いをもたらす大魔神・電通の終わりの始まりだ。第二の安倍・自公・日本会議の政権の継続だから、まともな知恵ある野党が一本に結束すれば、総選挙において、たとえ新聞テレビを自在に駆使しても、勝てる原因が出てきたともいえる。
<財閥の傀儡政権=電通・東京五輪の傀儡政権>
それにしても、宏池会の岸田は、哀れ過ぎて同情したくなる。安倍の嘘の言動と、麻生太郎の大嘘を信じ込んで、禅譲路線をひたはしりに走ってきた大馬鹿野郎に声も出ない。泉下の池田勇人、大平正芳、宮澤喜一らが「岸田よ、お前は宏池会のリーダー失格だ」と怒っている様子が、まともなリベラリストの目に浮かぶため、心が曇ってしまう。
電通の大芝居は、当初、二階派が支持、続く麻生派、そして安倍の足元の清和会が雪崩を打って、もうそれで総裁選は決着してしまった。主役となった菅は、明日にも出馬表明をするという。駄馬でも、明日になれば出馬表明原稿が出来るころというのだろうか。
原稿読みは、1日に2回ほど、それも8年近く記者会見をしてきているため、安倍よりはマシかもしれない。
彼の隠された最大の仕事は、まずは電通五輪の処理費用の工面であろう。五輪破綻の莫大な損失に、どう始末をつけようとするのか。本来であれば、電通の破産のはずだ。金を握る財務省に知恵者はいるのか。赤字国債は、財政法違反である。
その手口は電通が考えるのであろうが、国民に災いをもたらすことは間違いない。国民も野党も、新聞テレビ報道が信用できない現在、これまでの数倍の監視力を強めなければならない。
財閥は、常に歴史の隅に追いやられてきたが、政商から急成長してきた財閥が、もう明治維新前の江戸期から政治に、絶大な影響力をもたらしてきた。政商・財閥を抜きにした戦争など考えられなかった。この視点からの日本史の研究は、いまだに存在しない。
朝鮮半島史には、この政商が王朝の帰趨を決める決定打として、時代劇にも登場していて分かりやすい。資本主義の下では、資本・金が、より決定的な影響力を有している。そこでは金銀ではなく、紙を印刷するだけだから、経済の混乱を招くことになり、日本やアメリカなどでは、これの調整が深刻な政治課題となっている。
実際は、財閥の意のままである。財政規律・財政法は、画鋲扱いとなって、世の中を不健全にさせている。現在の財務省・日銀の不健全な対応が裏付けている。
<五輪崩壊による資金ショートを血税で処理か>
筆者は2019年3月25日にライブドアブログ「ジャーナリスト同盟」通信で、嘘と買収による東京五輪に大義はない、ギリシャに返上すべきだ、との論を公表したところ、10数年の歴史を有する日中友好派の機関紙WEBが、その翌日から消されてしまった。
犯人は電通だった。電通の最大の利権にかみついたためだった。当時は分からず衝撃を受けるばかりだった。数千人の読者も驚いたはずである。
安倍・自公・日本会議のための東京五輪は、電通のための巨大な利権だったことが、いまははっきりと理解できる。
東京五輪こそが電通の宝の山だった。安倍と石原と森を操る大魔神は、電通の仕業だった。新聞テレビが報道できない真相である。したがって安倍後継は、安倍の共犯者である官房長官の菅でなければならなかった。
五輪破綻の処理を菅にやらせる、岸田や石破では駄目なのだ。
<安倍事件の連帯責任者が法務検察・警察を牛耳る暗黒政府>
1・5億円の河合事件は、即安倍事件であり、菅や二階の事件でもある。
桜事件も即菅が共犯者である。モリカケ事件からTBS強姦魔事件にも、菅が深く関与してきている。名探偵でなくても、ごく普通の頭脳の持ち主であれば、理解することが出来るだろう。
予野党議員も国民も分かっている。「安倍隠し」もまた、菅後継者にした電通と安倍の秘めた思惑である。これも常識である。
これまでの官邸は、経産省(昔の商工官僚)の安倍と、警察庁(戦前の特高警察)の菅のコンビで成り立ってきたのだが、これからは法務検察が前面に出てくるのではなかろうか。
林真琴検察庁を手玉に取る、言い換えると、安倍のための黒川弘務を強いることになろうか。
一連の安倍事件の告訴・告発を不起訴にするシステムが、より鮮明になろうか。TBS強姦魔事件で活躍した、泥被りの中村格の出番が注目を与えることになろうか。
言い換えると、レイプ文化の日本深化ということなので、女性の奮起が期待される。女性にとって、試練の時代の到来であろう。やくざの跋扈は、神奈川県の横浜に限らない。お分かりか?
新型コロナとインフルエンザの季節という2020年秋の厳しい時代を、電通は新聞テレビ報道にどう生かすのであろうか。虚偽の報道から身を守る日本人の正念場でもある。
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追記 今日から本格的な秋到来か。台風シーズンだ。我が家の庭は、目下、ヘチマの黄色い花が、美しく彩ってくれている。健康食品・ヘチマ料理も毎日食べている。蒸し暑く、毛虫と蚊に悩まされた夏だったので、夏草も大賑わいだ。他方で、わずかな年金がいつまで続くのか、イライラさせられてもいる。中国の偉大な思想家・詩人で清貧を楽しんだ、蘇東坡の心境に辿り着きたいものだ。
2020年9月1日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)
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