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新記事『側近すら知らぬ首相の病状 国会前には60年安保闘士』
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) August 24, 2020
市民が「国会を開け」と訴えて座り込んだ。岸信介首相(当時)が強行する安保改定に反対し、連日国会を取り巻いた世代もいた。https://t.co/KOlgMZGgDn
安倍首相を乗せた車両=24日9時55分、慶応病院前 撮影:田中龍作= pic.twitter.com/YUn5G9t1lX
側近すら知らぬ首相の病状 国会前には60年安保闘士
https://tanakaryusaku.jp/2020/08/00023495
2020年8月24日 14:26 田中龍作ジャーナル
安倍首相を乗せた車両はカーテンが引かれたままだった。=24日9時55分、慶応病院前 撮影:田中龍作=
最高権力者の体調不良で永田町が揺れる。安倍首相がきょう24日、診療を受けるため慶応病院に入った。先週月曜日に続く受診とあって朝早くからマスコミが病院前に張り込んだ。
安倍首相の本当の病状は最側近の今井尚哉秘書官でさえ知らないとの見方がある。
今井秘書官に勝るとも劣らないくらいに安倍首相に近い議員は、親しい記者(田中の知人)に「悪いのは(体の)どこなのか?」と尋ねてきたという。
強いかん口令が敷かれているのだろう。病状は相当に重いと見てよい。国会を開かないのは、開いても安倍首相が出席できないからだ。
「国会を開けろ」とシュプレヒコールをあげる藤田高景・村山談話の会理事長。=24日11時頃、衆院会館前 撮影:田中龍作=
衆院会館前では市民たち数十人が「国会を開け」と訴えて座り込みをした。
参加者の中には60年安保世代もいる。安倍晋三氏の祖父である岸信介首相(当時)が強行する、安保改定に反対し連日国会を取り巻いた世代だ。
歴史の巡り合わせを感じずにはいられなかった。
「我々の世代は(岸首相に)安保改定はやられてしまったが、憲法改悪は阻止できた。悲願は孫の安倍に受け継がれた。だが孫も憲法改悪を達成できないまま。痛快だ」。
今年でちょうど80歳になるという、かつての闘士は、眼差しを遠くに置きながら語った。
〜終わり〜
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