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すでに逮捕されてるのが普通なのに。
— 満住湖 愛 (@70showakayo) August 24, 2020
怯える安倍首相…再び病院行きで立件逃れ“盤石シフト”崩壊
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277715
2020/08/24 日刊ゲンダイ
24日午前、慶応大病院に入る安倍晋三首相(C)日刊ゲンダイ
歴代最長の連続在職日数を更新した日に、締まらない話だ。安倍首相が24日午前、2週続けて慶応大病院に入った。政府関係者は「先週の検査結果を聴取する」と説明するが、持病の潰瘍性大腸炎の治療のためとの見方もある。前法相で衆院議員の河井克行、妻の参院議員・案里両被告の初公判を25日に控え、安倍首相も同じく公職選挙法違反で刑事告発を受けた身だ。立件逃れの“盤石シフト”は崩れ、いつ司直の手が伸びるのかと怯える日々だ。
◇ ◇ ◇
河井夫妻の公判の焦点は、巨額買収資金の原資だ。参院選のあった昨年4〜6月に自民党は夫妻側に計1億5000万円を提供。金権選挙の元手となった可能性が指摘されている。はたして誰が破格の資金提供を指示したのか。仮に検察側がこの問題に言及し、党総裁としての安倍首相の関与にまで踏み込めば一大事。その責任は免れない。
ただでさえ、健康不安説から退陣説が鳴りやまない中、病院再訪。永田町では「総理自身、『体調不良』での辞任は『不名誉』と考えているらしい。そのため、河井夫妻への資金提供の責任と河井前法相の任命責任を理由に退陣を考えているのでは」(自民党関係者)との情報も駆け巡っている。
さらに安倍首相自身を追い詰めているのが「桜を見る会」の問題だ。前日に安倍首相の後援会が主宰した「夕食会」を巡り、最高裁の元判事を含めた弁護士・法学者ら662人は今年5月、公選法と政治資金規正法違反の疑いで安倍首相と後援会幹部の計3人を刑事告発。安倍首相は法的責任を問われかねない立場となった。
1憶5000万円の“代償”も気がかり(安倍首相と河井案里参院議員)/(C)日刊ゲンダイ
身勝手人事も東京五輪延期で狂う
あれだけ安倍首相周辺が黒川弘務元東京高検検事長を検事総長に据えようと躍起になった裏には、安倍首相の刑事責任をかわす狙いもあったのだろう。だが、「官邸の代理人」は世論の反発と賭けマージャン事件であえなく退任。その上、警察庁人事も望み通りに進んでいないようだ。
今年1月、警察庁長官に松本光弘氏が就くと共に、ナンバー2で次期長官ポストの次長に中村格氏が栄転。中村氏は2012年12月から15年3月まで菅官房長官の秘書官を務めた。警視庁刑事部長だった15年6月には、ジャーナリストの伊藤詩織さんが性被害を訴えた“アベ友”の元TBS記者への逮捕状執行取り消しを指示した人物だ。
「松本長官は同時期に就任した斉藤実警視総監と共に警備・公安畑で、東京五輪の警備・テロ対策シフト人事。2人とも、いわゆる政治からは距離を置いた中立派とみられています。そのため、官邸サイドは五輪終了後に『約2年』の長官任期の慣例を破り、“官邸の番犬”の中村次官をトップに昇格させるとも、ささやかれていたのです」(警察事情に詳しいジャーナリスト)
ところが、この身勝手人事も五輪延期で狂ってしまった。検察・警察のトップを牛耳り、辞任後も自身への捜査を封じる安倍首相の「盤石シフト」は崩壊。おちおちと眠れず、ますます健康を害してしまうのではないか。
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