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【中村敦夫 末世を生きる辻説法】政治主導は猿回し 官邸という檻に入れられた経産省の6人組 https://t.co/dz0jjSUUU7 #日刊ゲンダイDIGITAL #政治 #安倍政権 #政治主導
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) August 20, 2020
政治主導は猿回し 官邸という檻に入れられた経産省の6人組 中村敦夫 末世を生きる辻説法
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277603
2020/08/21 日刊ゲンダイ
官邸という檻の中で…(C)日刊ゲンダイ
多くの人々が、日本は民主主義国家だと誤解している。確かに憲法だけは、他国に抜きんでた民主主義だが、内閣が勝手にねじ曲げてしまうのだから、猫に小判だ。
欧米モデルの近代民主主義国家の証しは、市民革命を経験しているか、その影響を強く受けているかという点だ。明治維新は市民革命ではなく、支配階級(士族官僚)内部の権力闘争だった。その後のすさまじい近代化は、テクノロジー分野だけのものであり、日本人の思想や価値観は、封建時代のままである。このような国体に呼称を与えるとすれば、「中央集権官僚独裁国家」となるだろう。
今日に至るまで、政治家の存在は、官僚独裁を隠すための飾りに過ぎなかった。何代もの内閣を支えてきたのも、官僚群が作る法、政策、答弁書であり、総理大臣以下はそれを読み上げるだけでよかった。事務次官会議という集まりが、政府決定事項の最終調整機関であり、ここで決まったことは丸ごと閣議を通り、国会で承認された。
ところが、十数年前から、省庁の硬直した体質が、国際情勢についてゆけず、「政治主導」が叫ばれるようになった。内閣官房が官僚の人事権を握ると、官界の勢力図がガラリと変わった。政治が検事総長の人事にまで首を突っ込み、各省庁の鉄の序列が崩れ、萎縮・忖度官僚が増加した。首相をサポートするのが、総理秘書官であり、以前はエリート官僚が財務省から引き抜かれた。
ところが、安倍は経産省のお友達官僚6人を官邸に引き連れてきた。安倍には、一流のブレーンを形成する人望も才もない。官邸という檻の中で、相談事を持ちかけるのは、この6人組だけということになった。つまり、ずる賢い猿回したちの太鼓に合わせ、猿は無邪気に踊るという図になる。
結局、「政治主導」はどこへ吹っ飛んじまったのか。
困ったことに、この6人組は、コロナ対策よりも、膨大な予算の中抜きの方に興味が深いらしい。「Go To トラベルキャンペーン」並みの企画をいくつも楽しんでいるようだ。官僚には珍しく、イベントや芸能に目がない。安倍の人気取りに、マスクを提案したのも彼らである。おかげでこれからは、アホノマスクと呼ばれるだろう。
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