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2020年 08月 19日
立憲民主党と国民民主党の合流話が、大詰めの段階を迎えている。(・・)
先週、2党の幹事長、政調会長が新党を結成する際の規約、代表選規定、党名選定規定、また綱領、政策等について最終的にまとめ終え、それぞれの代表に報告を行なった。
立民党の枝野代表は、報告を了承。同党は13日に両院議員総会を開き、所属議員からも了承を得た。
ところが国民党の方は、玉木代表本人がこのまとめの内容に納得しなかった。玉木代表が求めて来た憲法観、消費税減税など政策に関して、幹事長から提示された綱領案には反映されていなかったことなどが理由だという。
そこで、玉木代表は、11日の会見で突然、新党合流の賛成派と反対派で分党すると言い出した。(・o・)
もしかしたら、合流慎重派の間では、いざとなったら分党しようという話ができていたのかも知れない。^^;
しかし、これに対して、合流賛成派からは「解党して新党を作ると言っていたのに、分党では話が違う」「大きな塊作りの趣旨を損なう」「地方組織の分け方などに問題が生じて、地方の議員や後援会も困る」として、出来る限り全ての議員が新党に合流すべきだという声が続出。
中には、「合流しない議員は、党の方針に反するのだから、分党するのではなく離党すべきでは」という意見まで出始めているという。(@@)
* * * * *
旧民主党の支持母体であり、党分裂後は、労組ごとに立民党、国民党の支持を行なって来た連合は、何とかスムーズに2党に合流して欲しい様子。
17日には、次期連合会長と目されている相原事務局長が間にはいって、枝野代表と玉木代表の会談をセッティングしたのだが。うまく話がまとまったように感じられない。^^;
実は今日19日には、国民党の両院議員総会が行なわれるのだが。ここで分党の話がスムーズに決まるかは「???」だとのこと。下手すれば、勝手に分党の話を持ち出した玉木代表に対する批判が集まり、いわゆる「玉木おろし」に発展するのではないかという見方まで出ている。^^;
こちらも、総会での協議の内容がまだまとまっていないようだ。(-_-;)
『立憲民主党と国民民主党の合流をめぐり、17日に両党の代表が会談していたことがわかりました。
関係者によりますと、会談は17日、都内で行われ、立憲民主党の枝野代表、国民民主党の玉木代表に加えて連合の相原事務局長が同席しました。両党の合流に向け、今後の対応などについて協議したものとみられます。
一方、国民民主党は18日午前、幹部が党本部に集まり、19日の両院議員総会に向けた協議を行いました。玉木氏は先週、国民民主党を分党する方針を表明しましたが、地方の県連から撤回を求める要請が出ているほか、「役員会で正式に決定していない」との指摘もあり、19日の総会でどのように扱うか協議が続いています。(JNN20年8月18日)』
玉木代表は、立民党の主導の新党合流話に賛同しない人はかなりいると考えているようだが。いくつかのメディアの記事を見る限り、衆院、参院とも合流する可能性がある人の方が多いとのこと。
mewは国会で与党とまともに対峙できる野党&政権交代を狙える政党になるには、最低でも衆院100人、参院50人の議員が欲しいとずっと思っていたのだが。
無所属の野田G、岡田Gも合流することから、うまく行くと新党の衆院は100人以上、参院も50人近くにある可能性が出て来た。(**)
問題は、毎度ながら書いてしまうのだが、国民党の組織と資金がどうなるかということだ。完全合流なら、全て新しい党のものになるのだが。もし国民党が分党することになった場合、どう分配するのかが面倒なことになる。(-_-)
<与党サイドの識者やライターなどの中には、何か立民党が国民党の組織や資金を狙って、乗っ取るかのような言い方をしている人がいるのだが。
あの組織と資金のもとは、もともと民主党が結党時から10年以上かけて築き上げて来たもの。(最初は鳩山家から借金したけど、返済済み。)だから、民主党結党時から在籍していた立民党+αの議員の多くは、あれは自分たちのものでもあると考えているはず。乗っ取るのではなくて、きちんと組織や取り分を分け合うだけなのだ。(・・)>
果たして、今日19日の国民党の両院議員総会がどうなるのか気になるところだ。(@@)
* * * * *
ただ、mewは、かなり穏やかな気持ちで今回の合流話を見守っている。
mewは先月『前原は、立民・国民の新党に不要。立民を使って保守政党は作らせない。維新とでも組めば?』という記事を書いたぐらいで。どうしても前原氏には合流に加わって欲しくなかったのだが。
先週、前原氏が、新党合流には参加しないと正式に発表したからだ。(^^)
『前原誠司 @Maehara2016 8月15日
今夕、拡大後援会役員会を開いて頂き、私は「合流新党には行かない。国民民主党に残る。京都の民主党は非自民・非共産で戦ってきた。共産党と選挙協力する政党に加わることは、現実的な外交・安全保障、憲法論議を求める私の考えとは異なる」と申し上げ、満場一致でご了承を頂きました。』『これからも、リベラル保守の旗を高らかに掲げ、勢力結集の為に頑張ります。』
<尚、前原氏のいう「リベラル」は、保守の対義語ではなく、新自由主義に対して、もう少し弱者に配慮した経済・社会政策を行なうという意味だ。安倍自民党とは、国家観は同じだけど、経済・社会政策の違いを強調。で、究極的には、日本に保守二大政党制を築くことを目指している。・・・mewは、絶対反対だけど。(-"-)>
少し前に、立民党との新党に合流するか否かに関しては、共産党と選挙協力できるかどうかで分けた方がいいという話を書いたのだけど。結局はそういうことなんですよ!(・・)
そもそも前原氏が、17年に強引に民進党を解体して希望の党と合流しようとしたのも、当時、話が進んでいた共産党との野党共闘を、「共産と組むのは死んでもイヤだ」と壊したかったからにほかならないわけで。<当時の予想では、共産党と組んでたら、安倍自民党を過半数割れに追い込めたかも知れなかったのにな〜。(ノ_-。)>
これでやっと落ち着いて新党を応援できそうだ。(^ー^)
ただ、チョット気がかりなのは、小沢一郎氏のテンションが妙に高くなっていることだ。(@@)
小沢氏にしてみれば、たぶん自民党政権を倒すラストチャンスなので、気合がはいっているのかも知れないのだけど。
03年に小沢自由党が民主党に合流して以来、何度「一兵卒」という言葉をきいたかわからないけど。役職がなくても、後ろでじっとしていられずに、結局、前に出て来てしまうし。自分の思うようにならないと、ちょっと強引な動きをしちゃうので、心配になってしまうのだ。<いずれが正論だったかをヨコに置くとして、民主党政権を壊す最大の原因になったのは小沢Gの反乱と離党ですからね。^^;>
『かつて豪腕と呼ばれた国民民主党の小沢一郎衆院議員が13日、野党合流をめぐって立憲民主党の枝野代表と会談し、終了後に異例のハイテンションで、自民党からの政権奪取に向けた怪気炎を上げた。
枝野氏から立憲民主党と国民民主党が合流する新党の綱領などについて説明を受けた小沢氏は、新党に参加する意向を伝え、会談後、記者団に次のように意欲を示した。
「一日も早くきちんと新しい党を立ち上げて国民のみなさんの期待に応えることのできるように頑張りたい。私も最後までもう少し汗をかいて努力してくれという話がありましたのでもちろん私は一兵卒の立場ですけど、できる限りご期待に添うように努力しますという話をしました」
そして小沢氏は、国民の間に今の自民党政権への不満が渦巻いているものの、それに代わり政権を担当できる政党がないため国民は困っていると指摘し、野党が幅広く結集する必要性を訴えたうえで、次の総選挙に向けて次のように強気を露わにした。
「我々が自民党安倍政権に代わって国民のための政治を実行するという気概で、総選挙で政権交代ということを考えていくし、それが国民の期待だと思っていますよ。これでまとまって選挙やったら絶対勝つよ。絶対次の総選挙の後は我々の政権だよ。間違いない。それだけ国民は期待しているんだよ。逆に今の政治にうんざりしている。私はそう確信している」(略)
国民民主党の玉木代表が、合流新党には参加せずに別の新党を立ち上げる考えを表明したことについては残念だとしたうえで、玉木氏とのこれまでの交渉の経過を暴露し、合流条件に関する玉木氏の「ぶり返し」を次のように批判した。
「最終的に党名を投票でもってやるということが受け入れられれば(合流)了解という話を、玉木代表からはいただいたので、それで枝野代表、福山幹事長にも話し合いで決まらなければ投票という以外に、多数決で決める以外に方法はないと、これは民主主義の原理だと、ここはなんとか了解してほしいというお願いをして、枝野代表の方もそれを了とされて答えを出してくれた。そうしたら(玉木氏が)またいろいろと消費税の話や憲法の話をまたぶり返されて、それだけではだめだという話の繰り返しになってしまい私個人としては非常に残念です」(略)
小沢氏と言えば豪腕のイメージの一方で、記者会見などでは基本的には淡々と話すタイプだが、この日は珍しくテンションが高く、所々で語気を強め熱く思いを語った。2012年の野田政権時に民主党を離党して以来、小規模に甘んじてきたが、今回久々に大規模の新党に参加することへの高揚感が背景にあるのかもしれない。
一方、小沢氏は「一兵卒として」「最後のご奉公」としての仕事に意欲を示したが、小沢氏が「最後のご奉公」というのは初めてではなく、これまでも何度か口にしている言葉だ。また、民主党を離れる際には、消費税をめぐる政策の違いで離党した小沢氏が、今回は消費税をめぐる政策のすり合わせを後回しにし、野党結集の必要性を訴えるのも皮肉な巡り合わせと言えるかもしれない。
「豪腕」と同時に「壊し屋」とも称された小沢氏が今後、合流新党の中でどのような役割を果たしていくか注目される。(FNN20年8月14日)』
小沢氏には、様々な経験を活かして、今度こそ後ろから新党をしっかり支える役割を果たして欲しいと願っているmewなのである。(@_@。
THANKS
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