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9月結成に向け加速する野党の合流新党。総勢150人超、衆院だけで100人規模の野党が誕生することで、1強多弱の構図が変わる可能性も出てきました。 https://t.co/ktvnsy4Abd #日刊ゲンダイDIGITAL #立憲民主党 #野党合流
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) August 14, 2020
野党「合流新党」は150人規模の勢力に 分裂期待の自民落胆
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/277312
2020/08/14 日刊ゲンダイ
想定内の決着(左から、立憲民主の枝野代表と国民民主の玉木代表)/(C)日刊ゲンダイ
「月が明けた頃ぐらいまでには新しい形でパワーアップし、政権奪取に向けて大きな一歩を踏み出していきたい」
立憲民主党の枝野幸男代表は13日の両院議員懇談会で、こう明言。その後、新党の綱領案などが全会一致で了承された。
一方の国民民主党は、玉木雄一郎代表が唐突にブチ上げた「分党」について19日の両院議員総会で話し合われる予定だが、立民との合流に反対して玉木代表と行動を共にする議員は10人程度にとどまりそうだ。
両党の支持母体の連合が全員の合流をあらためて求めたこともあり、合流に向けた動きは、玉木代表の周辺を置き去りにして一気に加速し始めた。派手な分裂騒動を期待していた与党側からは「もう少し玉木新党の人数が多ければありがたいが……」とガッカリする声も出ている。
現在、立民は89人(衆院56人、参院33人)、国民は62人(衆院40人、参院22人)の勢力で、合流新党には両院の野党統一会派に属する無所属議員も参加する方針。野田佳彦前首相や岡田克也元外相が率いるグループを合わせて約20人の参加が見込まれている。
そうなると、仮に10人前後が「玉木新党」にとどまったとしても、総勢150人超、衆院だけで100人規模の野党が誕生するわけだ。
「非常に大きな動きです。昨年末に合流構想が走りだした時から、数人がこぼれることは織り込み済みでした。唯一の誤算は玉木代表自身が不参加を表明したことくらいで、与党支持者やメディアがあおるような混乱はないし、分裂というほどの話でもない。むしろ合流は大成功です。特に選挙区の現場は『ようやく形になった』と喜んでいる。自民党に対峙(たいじ)する一大勢力ができたことで、次期衆院選に向けて盛り上がっていくでしょう。自民を過半数割れに追い込むことができれば、数年後に政権交代の可能性も見えてきます」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
1強多弱の構図が変われば、少数野党の乱立に助けられてきた安倍政権も、のさばっていられなくなる。
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