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黒い雨訴訟で国が控訴。アベノマスクの無駄遣いをするならすぐ補償に使え!
https://31634308.at.webry.info/202008/article_11.html?1597229015
広島の原爆投下後に、放射能を含む粉塵を含んだ「黒い雨」が降った。この雨に当たった人たちは放射能に被爆した人は原爆症を発症する。国が認めれば被爆者と援護対象となる。
この黒い雨を受けたが被爆象地域でないとして援護を受けられていない人たちが訴訟をおこなっている。今年7月29日の判決で地裁は、援護対象者の認定について、特定の降雨域を単純に当てはめるべきではなく、体験者の証言を個々に吟味する必要があると指摘した。「(黒い雨の)降雨域はより広範囲で、原告らはいずれも暴露したと認められる」と述べ、原告全員への手帳交付を命じていた。
これに関して、安倍首相は、「累次の判決と異なる」として国として控訴することを決めた。この際、市、県も援護対象区域の拡大に関し「区域の拡大も視野に入れた再検討を行う」ことを条件に同調して控訴した。
この「累次」と言う言葉は、「度々あること」という意味である。こんな判決が度々あるという意味が全くわからない。解釈すると最高裁で出されているこの手の判決では拒否されるということを「累次」という言い方をしたらしい。如何にも政治的な発想である。被害者側の立場ではなく、お金を出さない、だしたくない国側の判断である。
黒い雨の降った地域は、画一的に地図に一直線で線を引き、左で、右で、降った、降らないというような画一的なものではないはずである。当然、地域は色々入り組んで雨は降るはずである。だからこそ、国側はより寛容に認めてあげなければならないはずである。これは、推定無罪の考えと同じでいいと思う。
国が科学的な根拠が乏しいというが、半世紀以上前の気象データがない中で科学的なデータを示せるはずはない。あるのは、原告の人の健康状態で判断するしかないだろう。国はデータを調べてやるとは言っているが、何年掛かるのか? 数年、十年も時間が経過したら、ほとんどの原告の人たちは寿命で亡くなる。穿った見方であるが、政府は死亡者が増えるのを待っているのではないか?と思う。アベならやりそうだ。それぐらい、今の政府は信用していない。全く用の立たないアベノマスクに500億円も掛けるなら、この補償に使う方が余程国民は納得する。
首相「累次の判決と異なる」 黒い雨訴訟控訴を説明
2020年8月12日 14時02分 (共同通信)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/48560?rct=politics
安倍晋三首相は12日、広島地裁の「黒い雨」訴訟判決で控訴した理由について「累次の最高裁判決とも異なることから、上訴審の判断を仰ぐこととした」と説明した。官邸で記者団の質問に答えた。
同時に「被爆者は過酷な状況の中で、筆舌に尽くし難い経験をされた。今後もしっかり援護策に取り組む」と強調した。厚生労働省が援護対象地域の拡大も視野に、検証を進めると表明した。
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