http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/724.html
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6月中旬からの「第三波」はピークアウトしたが、「新型コロナ」対策で見せてきた安倍政権の混迷は深みにますますはまっていっている。
(同じ“原因”で「新型コロナ」の感染が拡大してきた米国南西部・オーストラリア・香港も、日本とほぼ同じ時期に感染拡大がピークアウトしている)
官僚たちは忖度する生き物だから、トップが無能だと、そのトップの考えや好みをあれこれ忖度しながら政策を立案しがちなので、無能首相の在任期間が長いと政策はいっそう奇妙な方向に流れていく。
病院や高齢者施設での集団感染が抑えられているので、「第二波」と比較していまのところ重症者や死亡者が少ないが、それでも月遅れのお盆のころには重症者が増えて医療関係者はばたばたすることになるだろう。
(3月下旬に東京・上野の永寿総合病院で240名もの集団感染が起きたときは、全国で1200名程度の陽性者しかいなかった。実に1箇所の集団感染で陽性者の2割を占めていた。重症化が少ないことに関して、医療の対応力が上がったからという要素はごくわずかでしない。重症者が少ないのは、免疫力が衰えている高齢者や基礎疾患者への集団感染が抑制されていることが第一の要因である)
今さらで遅きに失しているが、夜遊びの活動規制を行えば感染者数がプラスアルファで少し減ることになるが、感染力が弱い(実効再生産数が1未満の)「新型コロナ」は、ピークアウト後、何もしなくても徐々に確認感染者数は減っていく。
(“緊急事態だと叫んでいる”都府県の知事が対策を行ったから感染者が減ったと考えても、それは錯誤でしかない。1次感染者が減少したことで感染者全体が減るのである)
対策してもしなくても感染拡大のピークアウト時期は変わらないが、感染者の絶対数を減らす(ピークの高さを下げる)ためには、明確に感染再拡大がわかっていた7月初頭から手を打たなければならなかった。
「新型コロナ」対策の支離滅裂ぶりは、「第三波」の感染拡大中に、感染終息後に予定していた“観光促進キャンペーン”を前倒ししてまで実施し、感染拡大ピークアウト後に、夏休みの帰省はやめて欲しいとのメッセージが各地の首長から飛び交っていることから如実にわかる。
安倍首相には、転載する記事でわかるように、そのような混迷の極みにある状況を打破しようとの意欲さえ見られない。
(GoToトラベルの実施に問題がないというのなら、その理由をきちんと説明し、国民の不安を少しで解消する努力をしなければならない。国民が怯えているなかでキャンペーンを行っても、補助がなくても行く人に少しだけ上乗せ程度で、経済効果は期待できない)
昨日の官邸入りの声かけ取材では、マスクについて質問された安倍首相は、「外出のときはマスクをしてください」と熱中症患者(死者)を増やすような発言をしていた。
安倍首相には、外を歩いているときに「新型コロナ」に感染することはないので、外を歩いている時はマスクを外し、お店など建物・施設内に入ったときはマスクをしてくださいという基本的な説明さえできないようではすぐに辞めたほうがいいと断言したい。
現在の「第三波」には間に合わないが、10月をピークとする「第四波」が訪れる可能性がある。
この「第四波」を軽微なものにするためには、電子タバコ用リキッド(ポッド)の個人輸入を禁止する必要がある。
「新型コロナ」は肺炎で重症化する感染症である。
電子タバコのポッドのように、吸って気体を肺にダイレクトに入れるもので成分などがきちんとわかっていないものの使用は“暫くの間”やめていただくという趣旨のもと個人輸入を禁止すればいい。
[関連参照投稿]
「[新型コロナ]現在の「第三波」に続き「第四波」の感染拡大が10月に起きる可能性とその理由」
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/451.html
「[新型コロナ]サンフランシスコの死者数や致死率が低レベルで済んでいるワケ」
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/456.html
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自民、首相出席のコロナ質疑応じず 立憲「不可解だ」
朝日新聞社
2020/08/05 19:01
自民党の森山裕・国会対策委員長は5日、立憲民主党の安住淳国対委員長と会談し、今月後半に閉会中審査の形で新型コロナウイルスに関する委員会質疑を行う方針を伝えた。ただ、安倍晋三首相の委員会出席には難色を示した。臨時国会の早期召集に応じない姿勢も続けている。
森山氏と安住氏は、今月中旬に厚生労働委、下旬に内閣委を開催することで合意。9月上旬に想定する予算委に向け、安住氏は首相の出席を求めたが、森山氏は応じなかった。森山氏は会談後、「所管大臣で(質疑を)やることがまず大事。所管大臣を越えて首相とやるのはいかがかと思う」と記者団に述べた。
憲法の規定に基づく立憲など野党4党による臨時国会の召集要求をめぐり、森山氏は4日、早期の開会を拒否する方針を野党側に通告。国会召集を迫りつつ閉会中審査も求める姿勢に転じた野党側に対し、森山氏は「首相出席」の可能性を早々に封じた形だ。
コロナの感染が再拡大するなか、首相は1カ月半にわたり国会の閉会中審査で答弁に立たず、記者会見もしていない。安住氏は「一国のリーダーがなぜ国民に説明をしないのか。本当に不可解だ」と批判を強めている。(吉川真布)
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