http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/564.html
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昨日投稿した
「[PCR検査]検体まぜこぜで世界一を達成した中国:一日百万人規模に拡大で破綻した米国:一日50万人規模で感染確認に徹するロシア」
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/543.html
で、いくつかコメントをいただいたので、それを考慮しながら、PCR検査問題について説明したい。
PCR検査は、感染拡大の抑制に効果を発揮しないと主張しているが、PCR検査が不要と主張しているわけでない。
逆に、4月に阿修羅での投稿を再開してから一貫して主張しているように、重症者ひいては死者をできるだけ減らすため、不調を訴える人で感染が疑われる人にはPCR検査を積極的に実施すべきと考えている。(クラスター潰しを目的とはしない)
さらに言えば、「電子タバコ」や「エアコン」を通じたエアロゾル感染は、肺へダイレクトに感染する可能性が高いので、咳・喉の痛み・発熱そして臭覚異常などの症状が出ない場合も多い。
肺ダイレクト感染では、症状が出たときは重症になる一歩手前という厄介な経緯もあるので、PCR検査だけでなくレントゲンやCTを使った肺の映像診断を行う必要がある人もいる。
感染拡大抑制では効果がないと考えているPCR検査も例外がある。
国内でのPCR検査は感染拡大の抑制に効果を発揮しないが、帰国者や訪問入国者に対するいわゆる“水際防疫”は「国内への感染波及を抑制する」効果を有する。
まず、国内居住感染者をPCR検査で確認したからといって、感染拡大の抑止に効果がないということは、冒頭のグラフを確認してもらえばわかる。
推定発症日のピークは、7月5日から7月10日である。
一方、陽性確認日のピークは、7月15日から7月18日である。
この発症日から陽性確認日までのズレが、PCR検査を「感染拡大抑止」策として使えない理由である。
「新型コロナ」感染者が他者に感染させる能力を保持しているのは、発症日の2日前から発症後10日後までの期間と考えられている。
(潜伏期間が平均5.5日とされているので、感染日を基準とすると、感染日の3日後から16日までの期間、他者に感染させる可能性があると推定できる)
しかも、感染者が他のヒトに感染させるのは20%(10人中2人)で、さらに言えば、感染させるのは換気の悪いエアコン環境にいたケースがほとんどであり、集団感染(クラスタ)はその場合“のみ”発生する。
結論を言う。
「新型コロナ」では、ほとんどの場合、感染を確認した時点では他のヒトに感染させる能力を失っているから、その時点から隔離を始めても、感染拡大抑止にはほとんど効果がないので意味がないことになる。
奇妙な言い方になるが、感染させる行動をしている感染者なら、その時点ですでに他のヒトに感染させしまっている。
このようなことから、「ホスト検査」は、イヤミで言えば、ホストの健康管理に公的な支援を行っているという奇妙な話になる。
(だから悪いと言いたいわけではまったくないが、換気の悪いエアコン環境のカラオケルームに集まって数時間歌い続けるとか、換気の悪いエアコン環境空間で長い時間わいわいはしゃぐとか、蒸し暑さのなか換気をしないままエアコンを使っている家庭で家族と長い時間過ごすようなことをするのがリスクがたかい行動)
このような理解から、感染者を隔離し感染拡大を抑止する目的で、PCR検査を拡大するため人的活動力を注ぎ込み、検査の結果を受けて、膨大な人的活動力をかけ確認感染者との接触履歴者を追いかけて彼らを検査するという活動の繰り返しは “壮大なムダ”だと言いたい。
感染者を隔離し感染拡大抑止をPCR検査の拡大は、医療資源を浪費し保健所機能を崩壊させてしまう危険性を孕んだ誤った対策である。
同じ感染者でも、国内でずっと生活してきた人と直前まで国外にいた人とでは、PCR検査の意義が変わってくる。
なぜなら、外国人への入国制限もあるが、入国者の数は3万人といった限られているうえに、国内感染者と違って、発症の有無などとは無関係に検査をするから、入国後に感染させる芽を摘む可能性もある。
(ただし、日本のように「公共交通機関を使わず、自宅など滞在先で2週間自主隔離してください」ではリスクが残る。ベトナムでは政府がホテルを用意し監視付きで2週間隔離する)
PCR検査の“過剰な拡大”に必要なマンパワーは、高齢者施設や病院のスタッフや入所(入院)者そして水際検疫に振り向けるべきである。
最後に、「第四波」に備えるため、「新型コロナウイルス感染症」で重症化につながりやすい電子タバコ“ウイルス汚染ポッド”の個人輸入を禁止しなければならないと主張する。
[追記]
コメントありがとうございます。
[引用]
3. 20:48:35 : K7sVeojUQc : WGVNb2kxRm5HbXc=[16] 報告
▲△▽▼
感染を押さえ込んだ台湾は、韓国は、シンガポールは?
大量の検査をした国だ。いずれも日本と同じアジアの国だが。
[回答]
台湾は、電子タバコの禁止が感染抑制の第一の要因です。加えて、水際対策の徹底です。
ベトナムもそうですが、感染拡大地域から入国したヒトは、PCR検査をするとともに、ホテルなどに2週間隔離します。
日本のように、「公共交通機関を使わずに移動して2週間は自主隔離してください」という話ではありません。
韓国は、電子タバコによる感染は少ないようです。(加熱式タバコのほうが圧倒的に人気)
そのためか、韓国での感染拡大は、武漢株ウイルスのみで、基本的に「第一波」のみで2月いっぱいで収束しています。
シンガポールは、電子タバコを徹底的に禁止している国ですが、外国人労働者の宿泊施設で大量の感染者を出しました。エアコン環境で10人一部屋とかですから、誰かがウイルスを持ち込めば一気に感染拡大します。
[引用]
4. 2020年7月28日 21:15:23 : LTJ9gbqsrQ : aUJCQ2FKeFYwR1k=
ニューヨーク市の死者はなぜゼロになったのかな?
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f0c1252c5b6480493d26245
[回答]
死者が7月中旬以降出なくなったのは、ニューヨークには、フロリダ・テキサス・アリゾナなど南部・西部地域と違い、“ウイルス汚染ポッド”が供給されていないからだと考えています。
大統領選の情勢如何(トランプに再選の芽が残っている場合)では9月から10月にかけて全米で感染爆発が起きる可能性もあると考えています。
西欧(スペイン・フランス・ベルギー・ドイツなど)には7月になって少しずつ“ウイルス汚染ポッド”が供給されているようなので、8月になると感染拡大で大騒ぎになる可能性があります。
(スペインやフランスは、日本ほどではありませんでしたが、6月下旬から少しずつ感染者が出ていました)
むろん、PCR検査による早期感染確認は重症者や死者を減らす効果があります。
[関連参照投稿]
「[新型コロナ]現在の「第三波」に続き「第四波」の感染拡大が10月に起きる可能性とその理由」
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/451.html
「[新型コロナ]サンフランシスコの死者数や致死率が低レベルで済んでいるワケ」
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/456.html
「[新型コロナ]この感染者数推移グラフはどこの国のものでしょう?」
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/469.html
「北朝鮮 新型コロナ感染疑いと報道 ケソンを完全封鎖:北は電子タバコ禁止、感染力を生活環境で抑える“貧しい国”は「コロナ禍」を回避」
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/527.html
投稿者 あっしら 日時 2020 年 7 月 28 日 04:32:16: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc
「[新型コロナ]現状を「第三波」感染拡大と理解しなければ、感染対策も経済活性化も空振り」
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/405.html
投稿者 あっしら 日時 2020 年 7 月 22 日 15:07:16: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc
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- [参考資料]「新型コロナ」感染→発症→回復ないし重症の経緯と感染力 あっしら 2020/7/29 18:25:54
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