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消費税減税問題でいただいたコメントへの回答:事業者は消費税減税、低所得者は直接給付や公的負担軽減の要求が合理的対応
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/540.html
投稿者 あっしら 日時 2020 年 7 月 28 日 16:47:00: Mo7ApAlflbQ6s gqCCwYK1guc
 


未明に投稿した

「付加価値税(消費税・VAT)の減税は法人税減税と同じ事業者支援策:価格引き下げで消費者への恩恵もあるかもレベル」
http://www.asyura2.com/20/senkyo274/msg/524.html

でいただいた 「fyY6PdvdVU : TGgwcGhaUXVUQTI」さんのコメントへの回答です。


「fyY6PdvdVU : TGgwcGhaUXVUQTI」さん、コメントありがとうございます。


[引用]

>事業者ならわかるが、低所得者世帯が付加価値税の税率を
>下げろというのは“錯誤”でしかないのだ。
>さらに言えば、付加価値税で消費者向け価格が
>下がるとしても、それで大きな得をするのは、所得が
>大きく消費も大きい中高所得者である。低所得者が
>得るものは微々たるものである。

消費税ゼロならば低所得者は年20〜30万円が
浮くという試算があったと思うが20〜30万円は
低所得者には微々たる額ではないだろう。


[回答]

「消費税ゼロならば低所得者は年20〜30万円が浮くという試算」は、可処分所得から消費に回るお金で消費税課税の対象になる分が220万円から330万円くらいと想定して計算してみた“机上の算数”でしかありません。

消費税がゼロになっても、税込み(ゼロを含む)の販売価格が下がる保証はありません。

簡単に言えば、消費税の納税義務者は事業者ですから、消費税がゼロになっても、昨日までの消費税分を値引きする義務はないのです。

消費税分を値引きせず、経費が消費税課税時と同じであれば、結果として利益が増えるので法人税の税額は増えることになります。

全員とは言いませんが、事業者の基本は、できるだけ多くの利益が得られるようできるだけ高く商品やサービスを提供することです。
ことさら価格を下げなくても期待通りに売れるのなら、価格は下げません。

消費税がゼロになった分所得税が上がるという話は別にしても、消費税をゼロにすることで物価が下がって生活が楽になると決まっているわけではありません。

消費税がゼロになると家計が楽になるという“錯誤”は、本体価格1000円のものに消費税100円を加え、税込みで1100円を支払っていると“錯誤”していることと同じです。

本体価格と税金などブレイクダウンした価格構成は“架空の設定”でしかありません。

価格はあくまで税込みものであり、そのうちいくらの金額が消費税として納付されるのか、はたまた、いくらが給与や利益になるのかなどは、事業者の決算と税務処理に関わる問題です。

[引用]

>勘違いしている人も多いが、仕入れ先や消費者に
>納税義務があるのではなく、営業して荒利(付加価値)を
>稼いだ事業者が負担する税金である。

それは些末なことではないのか。何故にそこに
矢鱈と拘るのか理解が出来ない。単に
手続きをする人間が誰なのかという問題でしかなく
結果自体は変わらないのではないか、違うのか。

[回答]

この説明がどうして些末なことでしょうか?

消費税は、個々の取引で計算された“預かり消費税”の累積として納付されるものではありません。(そう錯誤してしまうよう政府は会計処理方法で誘導しているが)

消費税は、基本的に、事業者が稼いだ一定期間(会計年度)の粗利益に課税されるものであり、個々の取引そのもので税金が発生しているわけではありません。

消費者や取引相手から「これは消費税分と説明して受け取ったお金」を消費税として1円も支払わずに済ます有力企業や少なからずあります。

トヨタなど有力グローバル企業は、1円たりとも消費税を納付しないどころか、系列ディ
蔓延ーラーが納付する消費税額合計を超える“還付金”(輸出免税という詐欺制度による)を受け取っています。

携帯電話会社など設備投資を積極果敢に行っている企業も、中継基地設備費用などの仕入額は消費税計算時に9.1%相当が控除されるので納付すべき消費税はわずかになります。

(税込み1億円の設備であれば、9百十万円が売上に関わる消費税額から控除されます。わかりやすい物言いをすると、その設備を買うとき相手が消費税込みで1億1千万円と価格提示したので、1千万円の値引きをしてもらったとしても、消費税10%(910万円)が含まれていると認定されます)


[引用]

>いま日本に必要な政策は、一律10万円の
>“迷惑料”ではなく、「コロナ禍」で生活が
>困窮している世帯への継続的な直接給付である。

橋下徹は既に生活保護などで得ている家庭への給付には
反対していた。阿修羅では猛烈に10万円給付に
反対していた人が多数ではないが存在した。
自分は中高所得者の意識改革は無理だ難しいという
立場を取るのでそれならいっそのこと
条件付けずに一律で10万円を配った方が良いとは
思った。だけども現在の財政の仕組みでは
何回も継続して出来るものではない。
非常に場当たり的でその場限り
(特例)という問題が常に付き纏う。

[回答]

貴殿のおっしゃることは理解できますが、その理屈で政治を考えると、いわゆる物言う中間層や経営者そして知識人の短期で浅慮な“利益”に沿った政策しか実行できなくなります。

そして、そのような政策を続けていけば、国民国家=国民経済の地力というか土台が弱り、中高所得者がぽろぽろと減って(脱落して)いくことになります。

3月・4月の「コロナ禍」のなかで、政府が優先的に支援すべき人たちはどういう立場のひとなのかを説明して理解を得られない政府なら、ずるずるとある層のその場の利益のみを考慮した政策しか実行できないでしょう。

私は、経済対策として一律10万円を給付することに異論はなく、優先すべきは生活対策だと言いたいのです。


[引用]

>なお、一般付加価値税の税率引き下げは、付加価値税の
>税率が高いほうが“詐欺”で“不正”の利益を多く
>得られる輸出企業にとっては“損”になる。

GDPの6割は個人消費とのことだが
どの国も外貨を稼いで保っているのならば
輸出企業を締め付けるのは得策ではないだろう。
輸出企業を締め付ければ自分達国民をも
締め付けることにもなるだろう。

[回答]

“損”というのは、これまでの不正利益額よりも減るというだけで、締め付けるわけではありません。

欧州のVAT減税はレストランや食品販売業など中小企業の支援がメインなので、一般税率が問題になる輸出企業にそれほど大きな利益減をもたらすわけではありません。

“輸出還付金”は、元々、詐欺的な不正利益ですから、それが少々減ったからといって問題はありません。
いずれにしろ、有力企業は、雇用調整助成金など別のかたちで支援を受けているし、今後新しい支援策も講じられることになります。


[引用]

>先に結論を言えば、付加価値税の税率軽減で
>一般家庭が得をすると考えるのは、法人税の税源で
>一般家庭が得をすると考えるのと同じなのである。
>事業者ならわかるが、低所得者世帯が
>付加価値税の税率を下げろというのは
>“錯誤”でしかないのだ。


よく分からない論理、低所得者にとって
何が一番最善かと言えば働き口があることだろう。
消費税廃止により中小企業が息を吹き
返すならば消費税は間接的だが大企業に
勤めることがない低所得者にも恩恵がある。


[回答]

付加価値税(消費税)の税率軽減は、企業の利益になることは確かですが、家計が得をするかどうかはわからないものです。

事業者は消費税の税率を下げろと要求し、低所得者は、直接の給付や所得税など公的負担の軽減を要求すればいいのです。

とりわけ中小企業に恩恵がある消費税廃止には大賛成です。

ただでさえ、大企業から利益を削られている中小企業がなんとか稼ぎ出した利益の一部を国家機構が吸い上げてグローバル企業に再分配する“悪魔の税制”である付加価値税=消費税はできるだけ早く廃止すべきです。


 

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コメント
1. 2020年7月28日 16:58:04 : 2ltzoPrHUQ : TlBNRlZoczNOL1U=[325] 報告

 給料(所得)が無いのに 買い物をした時の税金を安くしろといわれてもな〜〜

 真っ先に 買い物できる金をくださいってことになるよね〜〜
 

2. 2020年7月28日 20:43:51 : QJtunYIU0o : bVh2eUF6aFlUelE=[29] 報告
これ書いた「fyY6PdvdVU : TGgwcGhaUXVUQTI」っていつもの毎回ID変えてる荒らしでしょ
言うことがコロコロ変わるんだからまともに相手しても意味ないし、調子に乗って荒らすだけですよ
真相の道と同じでネットで仕入れた知識を羅列してるだけの頭おかしい奴だから
3. 2020年7月29日 10:02:14 : 6iedclCpxU : ajRVY2F6VnBDcXc=[18] 報告
消費税を付加価値税にしたがっているがこの考え方は大間違いだ。

消費税は企業が創りだした付加価値ではない。企業は一般消費者が支払った消費税を一般消費者に代わって納税しているだけだから、企業が創出したものでは全くない。

その実体は、仕入れで支払った消費税分を売り上げで得られた消費税分から差し引いて納税している。もし、マイナスならその分の還付をうけるからそこに企業の付加価値や得失は始めから無い。

消費税をゼロにすれば消費活動は活発に成り企業は需要増の恩恵を受け、設備投資の重要も増加する。当然GDPも伸びる。またインフレ傾向になり日銀の2パーセント目標も達成可能になる。消費税は車に例えればブレーキで有りデフレ(失速)になつたらブレーキを緩めるのが当然だろう。

今の消費税が良くないのは、デフレなのに経済活動にブレーキを掛けている事、
又、格差が拡大している中での逆累進制である消費税を推進していること。

日本にも1兆円を超える資産家が出ているが、彼らは経済的手柄をそれほどやってきたのかと問いたい。例え発明しても専売特許権20年に制限されているが、多くの分野では無制限放任されている事により企業、当人の手柄や能力以上に利益を集めている。これは商法の不備による結果と言える。

この様な中での消費税は、反繁栄の税制であり利権ファーストの税制だと思う。これでは社会全体が不幸になる。

4. 2020年7月29日 19:47:22 : wwHHpTT7hQ : NHRMcXlRU0NsMU0=[69] 報告
提言も ワルの耳には 世迷い言
5. るってん[64] gumCwYLEgvE 2020年7月29日 22:49:11 : xNIBUPgkXs : NmI0M0hXeWxzV2c=[1] 報告
 さすが、あっしら(敬称略)。今日もクリアな投稿。コメント>>3の人のように、なかなか理解はされないのが現状か。
 誰に対してでもないけれど、一応確認。消費税が良いなんて、あっしらさんは言ってませんよ。
 消費税は売り上げから仕入れを引いた付加価値に対しての税だから、付加価値税で正解ですよ。言うまでもないですけど、付加価値と事業者の最終の利益は違いますよ?赤字でも取っていく点が、従来の法人税とは違います。
 消費者からの預かり金という考えは根強いです。内税、外税という価格の表示方法がありますが、それも錯覚させてる原因ではないかと思います。でも例えば、個人商店を営む人で、「うちは消費税頂きません」と仰る方、いらっしゃいました。でもそんな事関係なく、個人商店は消費税を納めたと思います。
 消費税の納税義務者は事業者。この辺りの説明は難しいと思います。これは10%という同じものを逆から見ているに過ぎないという見方もできるけれども、第2法人税と見なければ、クリアにならない部分もあります。
 コメント>>3に消費税が逆累進制とあります。事業者が売り上げに比例して、消費税を納めるから、消費者から見れば、消費額に比例して、納めているように見えてしまいます。収入に累進して納める所得税とは違います。実際には、格差是正にはならないです。その点は正しいです。
 ただあくまでも、最終的に10%を含んだ価格としていくらを提示するかは、事業者の裁量。
 便乗値上げってあったではないですか。5%、8%、10%の段階それぞれ。今、10%廃止して、いくらになります?便乗値上げ分も値下げしてくれますかね?10%分ぐらいは値下げしてくれますかね?それとも、価格そのままですか?
 全部、事業者の裁量に任されています。このあっしら氏の投稿の前半部分はそういう事だろうと思います。

 ご存知のように、ここ20年30年、法人税が下がり消費税が上がったじゃないですか。消費税を第2法人税と見た場合、何が変わったか。企業は最終赤字でも、消費税を支払う様になりました。消費税が安定財源である理由はそれです。国民が消費する以上、企業は売り上げありますからね。
 そして輸出シフト。輸出分は消費税払いませんからね。国内相手の企業にとっては、法人税が減った代わりに、赤字でも消費税。しかし輸出分には、消費税かからないから、法人税減った分は、丸々GET。輸出した相手国に消費税みたいなものがあるだろという意見はありますけどね。そういう輸出奨励体制になって来たという事ですね。輸出大企業は大きいですからね。その分の納税が抜けていくと厳しくなるのは当然ですよね。

6. 2020年7月30日 07:07:52 : 6iedclCpxU : ajRVY2F6VnBDcXc=[19] 報告
>消費税は売り上げから仕入れを引いた付加価値に対しての税だから、付加価値税で正解ですよ
違いますよ。貴殿の説明を式で書けば、

(売り上げ額−仕入れ額)×消費税=消費税納税額

正しくは、
(売り上げ額×消費税)−(仕入れ額×消費税)=消費税納税額
 もしマイナスなら税還付を受ける
です。

>しかし輸出分には、消費税かからないから、法人税減った分は、丸々GET。

輸出業者も仕入れで消費税を支払っている、しかし消費税を掛けて販売出来ないから
仕入れで支払った消費税を相殺できないからはその企業がまるまる拠出したことになる。これでは不公平税制となるから、仕入れで支払った分、還付を受けている分けで
丸々GETでは無い。

年1000万円以上の業者は課税業者になり納税の義務を負うが消費税を拠出している分けではなくあくまでも一般消費者が支払った消費税の間接(代行)納税です。

7. てんさい(い)[1300] gsSC8YKzgqKBaYKigWo 2020年7月30日 07:59:38 : 0kUGInjLpY : ZUJoU1c2MzFGUzY=[308] 報告
>>6
>仕入れで支払った消費税を相殺できないからはその企業がまるまる拠出したことになる。

字面を追うとなるほどそうなのだが、だいたい仕入れは売価の3割程度。
仕入れ33万を100万で海外に売る場合にどのくらい消費税還付金で儲かるか?
仕入れ分消費税 33万円X10%=3.3万払う
売り上げ分消費税還付金 100万X10%=10万もらう
6.7万円の丸儲け。これは消費税率が上がれば上がるほど儲かる。

8. てんさい(い)[1301] gsSC8YKzgqKBaYKigWo 2020年7月30日 08:16:18 : 0kUGInjLpY : ZUJoU1c2MzFGUzY=[309] 報告
>>7
自分で書いたのですが、これは完全に間違っていて、金額的には差引ゼロになる設計になっているようです。

輸出企業は本当に消費税の還付金で得をしているのか検証
https://ztakani.com/post-2683

結論:輸出免税によって還付される消費前に損得はありません


ところが、消費税還付金に利息が付くのでこの分が儲かるようです。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68396?page=2
というのも、この消費税還付金には、年率1.6%の利息に相当する「還付加算金」が上乗せされて戻ってくるからだ。'18年度分で3683億円の還付を受けるトヨタを例に取れば、単純計算で約59億円が利息として入ってくることになる。

同社の'18年度の純利益は約1.9兆円。これだけ稼いでいて、なおも利息を苦労なく手にするわけだ。

9. るってん[65] gumCwYLEgvE 2020年7月30日 08:25:19 : xNIBUPgkXs : NmI0M0hXeWxzV2c=[2] 報告
短く
(売り上げ額−仕入れ額)×消費税=消費税納税額
(売り上げ額×消費税)−(仕入れ額×消費税)=消費税納税額
これ数学的に同じ式ですよね。マイナスの付加価値の場合、還付を受けられると考えればよろしいかと思います。ちなみにそういう事業者は、実際には存続していけないでしょう。

 輸出企業が仕入れで支払った分、還付を受けているだけという点については、そう見えます。一応確認しておきたいのですが、輸出分の付加価値には消費税がかかってないのは、おわかりですね?丸々GETとはその意味です。
 ちなみに上の人のコメントが見えましたが、私の場合は還付金の利息の事ではありません。

 預かり金と考える事はできます。その場合、1000万以下の売り上げの事業者は、預かり金ネコババですか?いやそういうシステムになっていると言われればそうなんですけども。
法人税と考えるか、預かり金と考えるか、それは多くの場合で、逆からそう見えるという事なのだと思います。

10. 2020年7月30日 17:04:34 : 6iedclCpxU : ajRVY2F6VnBDcXc=[20] 報告
>>9 1000万以下の売り上げの事業者は、預かり金ネコババですか?
起業直後の業者は、売り上げが無いとき、仕入れで支払った消費税は、還付が受けられないから一般消費者同様に消費税を払う事になります。売り上げが上がる様になったら1000万円以下に於いては、益税となり得ますが、前者の事を考えればネコハバとは言えない。と言うかそういう税制になっています。

>>法人税と考えるか、預かり金と考えるか
消費税納税の法人は、自らは拠出していない訳けだから法人税とは言えません。やはり消費税です。

11. るってん[66] gumCwYLEgvE 2020年7月30日 19:43:12 : xNIBUPgkXs : NmI0M0hXeWxzV2c=[3] 報告
>>10
 消費税の分、消費者が拠出しているというのは、只その様に考えてるだけです。別に構わないですけどね。しかしその理屈を通せば、事業者の利益はすべて消費者が負担しているのと同じ事であって、普通の法人税も消費税と表現できます。

 どうも消費者が払っている事に対するこだわりがあるようですね。その場合失礼ながら、輸出企業の還付金についても、誤解をしている可能性があります。

>>輸出業者も仕入れで消費税を支払っている、しかし消費税を掛けて販売出来ないから

 これについては輸出業者は消費税を掛けて販売できないのではなく、販売した分に消費税が掛からないという表現の方が正しいと思います。販売額と仕入れの差、つまり付加価値に対する消費税が掛からないと理解すべきです。
 そして、最終的に輸出する分は、仕入れ、つまり下請け業者の付加価値にも、消費税が掛からなくなります。よって、下請け業者の付加価値分に対する消費税を還付金として受け取れる事になります。

どうです?我々の理解は同じですか?それともずれがありましたか?

丸々GETと前の投稿で表現しましたが、最終輸出企業の付加価値について消費税は掛からないことに対する表現です。還付金としてしばしば問題にされているのは、最終輸出企業が下請け業者に仕入れで払ったとされる消費税を受け取る事についての問題です。2つは別物。後者は、現実的な問題ですが、輸出分に対する消費税の免税がもたらす派生的な問題です。

12. 2020年7月30日 22:56:00 : 6iedclCpxU : ajRVY2F6VnBDcXc=[21] 報告
>販売した分に消費税が掛からないという表現の方が正しいと思います。

国内なら買った側(消費側)が売った側に税を払い、
売った側は、買った側から一旦消費税として預かり、それから仕入れで一旦立て替えた消費税分を差し引き納税する。

輸出では販売した分に応じた消費税が貰えない(預かれない)

企業における消費税の位置づけは預かりと立て替え、差額の納税、及び還付で消費税に絡む企業の損益はゼロで付加価値は無いす。

企業は、納税事務費は負担となるが消費税は掛からない税制になっている。消費税を拠出していないのに法人税とか付加価値税とかにするのは私には理解出来ない。

多分堂々巡りになるから、これで終わりますが、その様な見方もあると受け止めておきます。

13. るってん[67] gumCwYLEgvE 2020年7月31日 00:20:01 : xNIBUPgkXs : NmI0M0hXeWxzV2c=[4] 報告
>>12
>>企業における消費税の位置づけは預かりと立て替え、差額の納税、及び還付で消費税に絡む企業の損益はゼロで付加価値は無いす。

企業は、納税事務費は負担となるが消費税は掛からない税制になっている。

この辺りの言葉の意味が良くわからなくて、どういう理解になってるのか、こちらもつかみかねてます。付加価値の意味が違うような気もします。
堂々巡りになるかもしれませんが、最後に考えた説明を書いて終わりにします。

預かり金で考えます。ただこの説明では事業者視点で考えます。とりあえず、法人税と消費税だけで考えます。事業者は最終的に利益を残したいです。その視点から見れば、法人税も消費税もコストな訳です。預かり金と考えても、コストだとする考え方は可能だと思います。そしてそのコストを計算して、価格を決定します。

国内相手の事業者の場合。例えば事業が上手くいかず赤字だったとします。その場合、法人税はゼロ。対して、消費税は赤字でも売った時に預かった分は納税。法人税と消費税の違いですね。

次に輸出の場合です。下請けが納税した預かり金を、輸出事業者が受け取る問題はとりあえず脇へ。
事業者は国外へ売る時に消費税を預かりません。消費税をコストだと考えれば、消費税を預からないって事は、消費税はコストにならないって事です。コストは法人税だけ。支払う法人税だけ計算して価格を決定すれば良いと言う事になります。消費税の分安くしてたくさん売っても良いし、価格そのままで売れれば、利益は増えます。
消費税がなければ安くできるのは普通に理解可能ですよね。また高いままの価格で売るのも自由ですよね。消費税を預からないって事が、有利な事なのです。

実際は輸出に関しては、外国の関税とか消費税とか、存在する国もしない国もあるようです。詳しくないです。しかし法人税と消費税だけで考えれば、輸出に関しては、法人税よりも、消費税の方が有利というのは単純明快。
明後日の方向の説明をしてたらすみません。それではさようなら。

14. 2020年7月31日 19:15:33 : 6iedclCpxU : ajRVY2F6VnBDcXc=[22] 報告
>法人税も消費税もコストな訳です。預かり金と考えても、コストだとする考え方は可能だと思います。

理解が交錯している様だから又、コメントします。

コストは費用の事ですが、消費税は費用では有りません。
仮に、私が事業者で消費税10パーセントとして、
(事例1)
年に100万円の材料を仕入れた、このとき売り手に材料代+消費税=110万円を支払った。ここで消費税10万円を支払(後で清算されるから立て替え)たことになる。
次に製品の売り上げが年1000万円になった。このとき買い手から100万円の消費税を受け取った(消費税分は、収益でないから一時預りとなる)

消費税納税額=受け取った消費税100万円−支払った消費税10万円=90万円
を消費税として納税した。

(事例2)輸出の場合
年に100万円の材料を仕入れた、このとき国内の売り手に材料代+消費税=110万円を支払った。ここで消費税10万円を支払ったことになる。
次に製品の売り上げが年1000万円になった。このとき買い手が外国のため消費税の受け取り額はゼロ円だった。

消費税納税額=受け取った消費税0円−支払った消費税10万円=−10万円
で戻し税として還付を受けた。

輸出企業は、消費税が掛からないのに消費税を乗せた価格設定にし還付を受けているから丸儲け過ぎるのではないか。しかし実際には関税もあるし競争力がある価格設定(低価格)せざるを得ないからそう甘くはないだろう。

いずれにせよ、企業における消費税は「預かり金」、「立て替え金」としての意味合いで納税するまでの期間存在し決算期に差額を計算し納税する仕組みになっている。

まとめ
企業の消費税拠出額はゼロ円で、拠出しているのは、企業以外の一般消費者です。故に付加価値税とか法人税の部類ではなく素直に消費税が正しいす。
終わり

15. るってん[68] gumCwYLEgvE 2020年8月01日 02:31:01 : xNIBUPgkXs : NmI0M0hXeWxzV2c=[5] 報告
「付加価値」というのは一般的な意味ではないのかなと思って少し調べたのだけれども、
ちなみに私は売り上げから仕入れを引いた分をそう読んでます。あっしら氏は「粗利益」という言葉をお使いになってますが、おそらく同じ意味。

消費税という名前は確かに日本では正式名称だけれども、多分世界的には付加価値税というみたいですよ。消費者が負担しているんだという考えから、呼んでいるのは理解できますけども。世界的にはそれを、付加価値税と呼んでいるんじゃないか思います。
例えばwikipediaの「付加価値税」の項目。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%98%E5%8A%A0%E4%BE%A1%E5%80%A4%E7%A8%8E
これの「付加価値税が存在するケース」という説明とか、日本の消費税そのままだと思うんですけど。

あっしら氏は
>>消費税は、個々の取引で計算された“預かり消費税”の累積として納付されるものではありません。(そう錯誤してしまうよう政府は会計処理方法で誘導しているが)

と書かれていますが、やはり誘導じゃない?少し気になったのでコメント。

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