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2020年 07月 21日
何だか、またここに来て立民党と国民党の合流話が出ていて、ついイラ立ちを覚えてしまう今日この頃なのだけど・・・。
2党の合流について考える前に、前原誠司氏のことで、書いておきたことがある。
mewは今、とりあえず立民党を支持しているのだが。以前から書いているように、この2つの政党が丸ごとで合併することには反対の立場だ。<国民党の議員は政治的な思想や理念が多種多様なので、合併したら、また党内対立&主導権争いが繰り広げられそうだから。^^;>
昨年末、元民進党代表の前原誠司氏が、『立民への「吸収合併」となる場合は、合流に加わらない意向を示した。・・・吸収合併となった場合は中道右派の勢力結集に動く意向で、「目指すのは、中道右派と中道左派との連立政権。政策で合意すればよい」と述べ』ていたのだが。<京都新聞19年12月27日)>
mewも、ムリに合流するのではなく、それぞれ政治理念の合うものが新たな政党を作って、連携する形をとった方がいいと思う。(・・)
ただ、もしこの2党が合流することになった場合には、ともかく前原誠司氏には、そこにはいって欲しくないし。また、はいるべきではないと考えている。(**)<「排除します」と言ってやりたいぐらいだ。^^;>
前原氏は17年9月、民進党を解体した上、小池希望の党に合流し、その際に、小池氏と共に一部の議員を「排除」した。立民党はその排除された議員が作った政党であるわけで。どうして今更、また一緒にやろうとなど言えよう。(-_-;)
それに前原氏が民進党を解体して、小池希望の党に合流した大きな理由は、1・保守二大政党を築きたい、2・共産党とは連携したくないことにあったのだけど。
立民党は中道右派の保守政党になることは目指してないし、共産党との選挙協力もやっているわけで、前原氏の志向&嗜好には合わないだろう。<当然にして、内部にはいり込んで、新党を保守化しようとする動きもやめて欲しい。(`´)>
* * * * *
前原氏は、もともと日本を保守二大政党制の国にしたいと。自民党と対峙し、政権交代を争える大きな保守政党をもう一つ作りたいという強い思いを抱いて、92年、細川護煕氏が率いる日本新党に参加した。<小池氏も結党メンバー。枝野氏は93年に所属。>
96年には民主党結党に加わり、何とか民主党を保守化しようと、内部でず〜っと政策対立や主導権争いを行なって来たのだが、それも実現できず。
12年に民主党が下野してから、今度は民主党と橋下維新(+みんなの党?)を合併させて保守新党を作ろうとしたものの、それも失敗に終わった。(-_-;)
17年半ば頃から、安倍内閣の支持率は大きく低下していた。モリカケ問題に続き、豊田「このハゲ〜」暴言、稲田防衛大臣の失言の問題などがあり、都議選で惨敗。もし9月に解散総選挙を行なった場合、民進党が社共と野党共闘を組めば、自民党が下手すると過半数割れするかも知れないという予測まで出るようになっていた。(・・)
そんな中、17年9月に民進党の代表に選出された前原氏は「共産党と組んだら、死んでも死にきれない」と考えたらしい。<「共産と連携、死んでも…」 前原氏、最後の代表を決意(朝日新聞、17.11.20)>
そして、共産党との連携を回避し、「今度こそ」保守新党を作らんと考え、民進党解体&小池希望の党への合流という大勝負に出たのだ。(@@)<この前原氏の暴挙が、結果的には、安倍自民党を長期政権下をアシストすることになった。>
これは、17年9月、前原氏が小池氏と密会した時の様子を書いた記事だ。<同席した上杉隆氏が同様のやりとりがあったことを認めている。ここに連合の神津会長がいるのを覚えておいて下さいね。>
『「民進党を解党したい。民進の衆院議員は、希望の党に公認申請させます」
「それでいきましょう」
東京・内幸町の帝国ホテル。民進党代表の前原誠司の提案に、東京都知事の小池百合子が同意した。傍らには、連合会長の神津里季生(りきお)や、小池に近いネットメディア会社代表の上杉隆もいた。
9月26日深夜のことだ。
前日の25日には、首相の安倍晋三が記者会見し、28日召集の臨時国会冒頭で衆院を解散すると表明。小池も会見し、新党「希望の党」を立ち上げて、自ら代表に就くと発表していた。
解散まで48時間を切るなか、新党との合流協議を急ぐ前原が上杉の携帯電話を鳴らし、急きょ設定された秘密会談。前原は民進の100億円超の資金や党職員の提供を申し出たが、小池は断った。そして、注文をつけた。
「全員(の合流)は困る。私は、憲法と安全保障は絶対に譲れません」<下につづく>
憲法改正と安保政策は、小池の保守政治家としての生命線だ。「護憲の方はご遠慮願いたい」と言う小池に、前原は応じた。「それは当たり前。うちにも護憲なんているかどうか……」
小池は、民進の体質が新党に継承されることを懸念していた。民進は、これまでも自民から旧社会党出身者まで抱える「寄り合い所帯」ぶりが、党の一体感を損なってきた。護憲政党ではないが、いざ党内で議論を始めれば対立が表面化しかねない。
小池の思いを推し量った上杉が旧民主党の「排除の論理」を例に出した。鳩山由紀夫と菅直人が1996年に民主党を結党した際、看板のかけ替えとの批判を受けないために一部のメンバーの参加を拒んだ。上杉は「『三権の長』経験者を排除するのはどうですか」と話したという。
政権交代可能な政治の一翼をめざしてきた野党第1党を分裂させた小池の「排除」発言の原点は、この夜の密談にあった。
小池百合子・東京都知事が自ら立ち上げた新党「希望の党」の代表を辞めました。衆院選を前に、「排除」と「踏み絵」で民進党を翻弄(ほんろう)。野党第1党の分裂へとつながった・・・(朝日新聞17年11月19日)』
* * * * *
この時、小池氏らは、維新の松井大阪府知事、大村愛知県知事と組んで、全国の自治体の支持も得ようと。また維新の会だけでなく、できれば自民党の石破派や反安倍派、公明党も巻き込んで、一気に政権交代を実現できるような保守政党を作り上げることも考えていたようだ。<実際、小池氏らは、石破氏や公明党に秋波を送る発言を何回もしていた。もし彼らが動いたら、小池氏自身も衆院選出馬を決めたかも知れない。>
しかし、小池氏の「排除します」発言をきっかけに、希望の党の人気が低下。同党は衆院選で惨敗し、小池氏はその責任をとって離党することになった。
残された議員は、やむなく旧民主党にまた合流し(出戻り)、国民民主党として活動しているのだが、支持率が1%前後しかなく、このままでは衰退して行くしかない感じが。それもあって、国民党は立民党をはじめ他党との合流を検討しているのである。(~_~;)
mewは、希望の党が惨敗した時に、前原氏も当然にして、小池氏と共に責任をとって離党すると思っていたのだが。何と前原氏は臆面もなく、自らが解体した民進党(後の国民党)に戻って、同党で活動している。
しかも、前原氏は、いまだに夢(or目標)をあきらめ切れず、何とか国民党を保守化し、維新などの保守系の政党や議員と連携して、新たな保守新党を作ろうとしているのである。(~_~;)
『国民民主党の前原誠司元外相(衆院京都2区)の動向に野党各党の注目が集まっている。党の役職を外れ、長らく表だった動きはなかったが、16日に日本維新の会幹部らと「地方主権」をテーマにした超党派の勉強会を立ち上げ、存在感を見せた。一方、民進党代表だった前回衆院選で旧民主党勢力の分裂を招いたとする禍根は消えず、維新への抵抗感が根強い支援組織の連合との関係もあり、議員の間では警戒感も広がる。
「反対されたり、躊(ちゅう)躇(ちょ)されたりというのがあった中で50人近い方々が勉強会に参加する。(当初想定した)『小さく産んで大きく育てる』というよりは、かなり多くの方が来て下さった」。衆院議員会館で開いた「新しい国のかたち(分権2・0)協議会」の初会合を終え、代表世話人の前原氏は表情を和らげた。
全議員が入会した維新を除く半数近い参加者には、国民民主や自身のグループ「凌(りょう)雲(うん)会」の6人に加え、立憲民主党や昨年の参院選で初当選した野党統一候補の議員、京都5区から次期衆院選に立候補を予定する希望の党の井上一徳議員も名を連ねた。
維新は、世論調査で支持率が上昇傾向にある。立民と国民が合流を協議する中、維新の馬場伸幸幹事長らと立ち上げた勉強会に対し、会見で「野党再編のトリガー(引き金)になるのでは、と見る向きもあるが」と質問が出た。前原氏は再編ありきとの見方に不快感を示し「中央集権から地方分権に変えていくことが日本の閉塞感を変え、活力をもたせる」と述べた。
ただ永田町では「純粋な勉強会」(前原氏)と受け止める人が少ない。2017年の衆院選で民進党代表の前原氏が小池百合子東京都知事率いる希望の党との合流を決断し、旧民主党勢力が分断されたいきさつが背景にあるからだ。
実際、勉強会参加を呼び掛ける文書を議員に配布しただけで、党の倫理委員会は「党の結束を乱し同僚議員の疑心暗鬼を招く行為を慎むべき」などとする異例の意見書を総務会に提出。前原氏らへの事情聴取を求めた。前回衆院選で無所属を選んだ国民の中堅議員は「前原さんは民進党をぐちゃぐちゃにして今回また同じようなケース。何をしているんだ」と不信を抱く。(京都新聞20年6月23日)』
* * * * *
まあ、前原氏にもひとりの政治家として、自分の理想や目標に向けて活動する権利があるので、mewは前原氏に「動くな!」とは言えないのだけど。<「いい加減、大人しくしてろ!これ以上、周りを混乱させるな。安倍自民党をアシストするだけだろ〜が!」と怒鳴りつけたい気持ちでいっぱいだけど。>
ただ、最初にも書いたように、もし立民党と国民党が合流することになった場合には、どうか前原氏にはその新しい党にははいって欲しくないと。また、はいるべきではないと、強く強く要望したいmewなのである。(@_@。
<どうか国民党内の前原G等の保守派の議員を連れて、維新と合流でもして下さいな。その方が、国民から見てもわかりやすい。何なら自民党とも連携しちゃえば〜?(ーー)>
THANKS
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