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2020年 07月 19日
16日の参院予算委員会(閉会中審査)に、野党側の参考人として、東大先端科学技術研究センターの児玉龍彦教授が出席。
新型コロナウィルス(以下、コロナV)感染拡大の問題に関して、「東京のエピセンター化している」「総力で対策を打たないと、来週は大変になる。来月は目を覆うようなことになる」と声を震わせながら、訴えた。(**)
特に「政治が信念をもって感染を抑え込もうとするか、国民を守ろうとする意志があるかどうかです」という言葉には、ジ〜ンとさせられた。
児玉教授は、科学的な見地から分析しており、多数の資料を示しながら説明。具体的な対策も提言して(予算まで考えて)、国会を開いて法整備をし、早く対策を実行するように求めた。(・・)
尚、エピセンターは英語(epicenter)で「震央」という意味なのだが。コロナVに関しては、「震源地、発生源」ととらえるといいのではないかと思う。
<児玉教授が国会に提出した資料はコチラに。https://www.ric.u-tokyo.ac.jp/topics/2020/ig-20200716_1.pdf>
mewは18日にyoutubeで中継を見た。https://www.youtube.com/watch?v=tJlLAJ2p9VE>
ニュース&ワイドショー等は、この「エピセンター」の話をわかりやすく解説して国民に広めて欲しいと思うし。政府は、真剣に児玉教授の提言を受け入れて、1日も早く対策に着手して欲しい。
また児玉教授も「国会で」と言っていたのだが。日本の将来・・・というか、今日、明日を左右する状況にあるのだから、いい加減、国会を開かないと!
そして安倍首相も出席して、国民の前で、与野党&専門家を交えて真剣に対策を考えないと、マジで日本がアブナイかも。(@@)
* * * * *
『コロナ「東京型」エピセンター発生? 「来月は目覆うことに」 国会で専門家が危機感 総力での対策訴える
国会では16日、参院予算委員会の閉会中審査が行われ、野党が推薦した参考人の東大先端科学技術研究センターの児玉龍彦名誉教授が、新型コロナウイルスの感染拡大の現状への強い危機感を示した。
児玉氏は、冒頭に衝撃的な言葉を口にした。
「わたしは今日、極めて深刻な事態を迎えつつある東京のエピセンター化という問題に関して、全力をあげての対応をお願いしたくて参りました」。
エピセンターとは、発生源、中心地、震源地などという意味で、児玉氏の訴えは、「東京型」「埼玉型」などのウイルスの型が発生している可能性を指摘し、東京発の感染のさらなる拡大に警鐘を鳴らすものだった。
そして児玉氏は、総力で対策を打たないと、「来週は大変になる。来月は目を覆うようなことになる」と危機感をあらわにし、政府・国会・民間など総力をあげての対策を求めた。
児玉教授の指摘について西村経済再生相は、東京のエピセンター化への言及は避けつつ、新宿などでのクラスター対策を徹底していく方針を強調した。(FNN20年7月16日)』
<児玉教授がクラスターとエピセンターの違いを説明しているのに、相変わらずクラスター対策のことを強調している西村・・・。(-"-)>
東京大学先端科学技術研究センター がん代謝プロジェクトリーダー 児玉龍彦氏が国会で説明
まとめサイトから、児玉教授の発言の一部の書き起こしの部分を引用する。
https://matome.naver.jp/odai/2159488409303397001
児玉 龍彦(1953年3月22日 - )、
医学者、生物学者。専門は、内科学、分子生物学、システム医学領域、血管システム分野。
東京大学アイソトープ総合センターセンター長、兼東京大学先端科学技術研究センター教授。
▼声を震わせながら訴えた児玉先生の発言の一部
児玉先生「国会議員のみなさまに全力を挙げての対応をお願いしたくて参りました」
児玉先生「コロナウイルスの1番の問題はクラスターではなくエピセンター(震源地)を形成する。感染力自体は弱い」
児玉先生「東京型、埼玉型になっている。つまりエピセンター(震源地)が形成されている。これを国の総力を挙げて止めないと、ミラノ、ニューヨークの二の舞になると懸念しております」
児玉先生「制圧を地元の医師会にやらせてはダメ。地元の医師会は診療をおこなってもらわなければならない」
児玉先生「東京がコロナ感染拡大のエピセンター(震源地)になる可能性がある」
児玉先生「エピセンター化すると劇場も電車も危険」「国会が迅速な対応をされることを期待します」
児玉先生「エピセンターの制圧には20万のPCR検査数が必要」
児玉先生「責任者を明確にして、トップダウンで前向きの対策を直ちに始める」
児玉先生「そうしないと今日の勢いで行ったら来週は大変になります」
児玉先生「今日の勢いで行ったら来月は目を覆うような事になります」
児玉先生「その対策は交差免疫もある東アジアの日本なら必ず出来ます」
児玉先生「コロナ対策に今週に予算を入れれば、1ヶ月後には百倍の価値がある」
児玉先生「(感染した看護学生さんが退学に追い込まれた例を挙げ)検査で感染が確認された患者さんの保護を」
児玉先生「政治が信念をもって感染を抑え込もうとするか、国民を守ろうとする意志があるかどうかです」
児玉先生「中国は隔離センター、収容施設を10日間で作り上げた。 日本も力を結集すればできる」
児玉先生「今までのように、ちまちま分かれた対応ではなく日本の技術を集約して、一気にやらねば」
児玉先生「個別の対応では無理。ワンストップの対応にして、直ちに国会を開いて法律を最適化して」
児玉先生「法律が変わるまでは臨時の申し合わせで通達なり何なりで、出来るようにする。これを今日からすぐやらないと、この数値(陽性率)を見ましたら、2週間前だとしたら、、、(沈黙)。本当に大変です」
<声を震わせながら。>
児玉先生「劇場感染が各地で始まってから、いくら予防対策しても無効になる」
『新型コロナ「東京型・埼玉型」とは 都内の震源地“エピセンター"化に警鐘
東京都で17日、新たに293人の新型コロナウイルスの感染が確認され、2日連続で1日としての過去最多を更新した。こうした東京都での感染者の増加について、専門家は感染の震源地「エピセンター」が形成されつつあると警鐘を鳴らしている。
緊急事態宣言の解除後、東京都だけでなく埼玉県や千葉県、神奈川県でも解除後最多となる感染者数が確認されている。こうした中、16日の参議院予算委員会では、東京大学先端科学技術研究センター名誉教授の児玉龍彦氏から「ゲノム配列の報告を見ると、東京型・埼玉型になってきている」との新たな見解が示された。
新型コロナウイルスの遺伝情報を調べた結果、第1波は「中国・武漢型」、第2波は「イタリア・アメリカ型」、そして現在は「東京型・埼玉型」となっているという。つまり、今度は外からでなく、東京の内側が感染の中心になりつつあるということだ。児玉教授は「東京の中に今エピセンター(震源地)が形成されつつある。エピセンター化してしまったら、劇場も電車も危険になってしまう。これを国の総力をあげて止めないと、ミラノ、ニューヨークの二の舞になる」と懸念を示した。
ABEMA『ABEMAヒルズ』では、さらに関西福祉大学教授の勝田吉彰氏に詳しく話を聞いた。「エピセンター」という言葉について勝田氏は「これまでWHOは何度かこの言葉を使っていて、例えば6月にラテンアメリカがエピセンターだと言った時のブラジルの1日の感染者数は3万人超、3月に欧州がエピセンターだと言った時のイタリアの1日の感染者数は2600人という数字だった。こういうレベルにならないよう、対策をしっかりしようというのが児玉先生の意見だ」と危機感を訴える。
また、新型コロナウイルスは変異が早く、対応が難しいとも指摘されている。もしあちこちで変異し“ローカル”ウイルスが生まれてしまった場合、ワクチンは対応できるのか。この点については、「このウイルスは“RNAウイルス”といって、インフルエンザなどと同じで比較的変異はしやすい。ただ、変異の幅は狭いということがわかってきている。RNAウイルスの中でもこのコロナは、例えば何かが変わった時に修復する力も働きやすい。新型インフルエンザが出てきて、これまでのワクチンがダメになるという大幅な変化ではないだろう」との見方を示した。
そして、そもそもの疑問は「なぜ東京と埼玉なのか?」という点だ。勝田氏は「はっきりとした定義が決まっているわけではない。例えば、東京と埼玉、神奈川で県境(に壁のようなもの)が現実にあるわけではないので、みんなでエピセンターにならないように注意していかないといけない」と名前に振り回されてはいけないと指摘。
では、東京型・埼玉型にはどのような対策を取っていくべきなのか。個人の対策については「特別に変わったことが必要なわけではなく、あくまでも手洗いと咳エチケット。また、唾液を中心に拡大することが最近わかってきたので、会食やカラオケ、夜の街の様々な要素。さらに、換気が悪いと微小な飛沫が漂うこともわかってきたので、3密対策。つまり個人がやるべきことは、やってきたことをこれまで以上に継続していくこと」と述べた。また、児玉氏の主張から、「これまで政策を動かすのに時間がかかっている面があり、そこに対する危機感。はっぱをかけないとダメな面があるので、児玉先生の危機感は私たちも共有していきたい」とした。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より2020.07.18 )』
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もしかしたら、安倍首相&その周辺は、日本では欧米のように多数の感染者、死者が出ることはないんだと(願望込みで?)思い込んでいるのかも知れない。そう吹き込んだ人がいるのかも知れない。
でも、以前にも書いたように、ウィルスは進化、変異するのだ。そしてもし私たちが適切な対応ができなければ、日本でも、これまでになかったような勢いで感染が拡大する可能性がおおいにある。
国民の生活や命がかかっている問題であるだけに、どうか安倍内閣が、この児玉教授の提言を謙虚に受け止めて、前向きに早く対策に取り組んで欲しいと。そのためにも、少しは医学or科学的なことが理解できる政府与党の人たち、野党やメディア、国民がプレッシャーをかけて行かなければと思うmewなのである。(@_@。<国会も開かないとね!>
THANKS
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