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国民殺す気か 必要なコロナ対策はデマのクラスター潰しだ それでもバカとは戦え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/276144
2020/07/18 日刊ゲンダイ
「(東京アラートは)話題になったこと自体に意味がある」と吐き捨てた小池百合子都知事(C)日刊ゲンダイ
大災害が発生すると、デマゴーグの類いが必ず出現する。今回も「新型コロナウイルスはただの風邪」などと無責任な発言を垂れ流していた。一部の政治家はそれを確信犯的に利用する。都合のいいデータだけを使い、不都合なものは隠蔽する。
東京都は厚労省クラスター対策班の押谷仁東北大教授による感染拡大を予測した2通の重要文書を廃棄していた。小池百合子が都民に警告せずに予測を黙殺したのは、オリンピックが中止になるのを恐れたからだろう。実際、安倍晋三が五輪延期を容認した直後に、別の日に作成された関連文書を発表している。
東京で感染者が増え続ける中、「東京アラート」の運用をやめた理由を聞かれた小池は「話題になったこと自体に意味がある」と吐き捨てた。「夜の街」をスケープゴートにしたのは、社会に蔓延する不安や鬱憤をそちらへ向けさせ、責任を逃れるためだ。結局、社会の空気だけ見て動いているので発言も基準もコロコロ変わる。
大阪府も同じだ。府独自の警戒基準「大阪モデル」は不都合なデータが出てくると、知事の吉村洋文の意向で後から基準が変更された。要するにまったくの無意味。
吉村は「震源地はある程度分かっている」と言っていたが、大阪では感染経路不明者が急増している。これをデマと言わずになんと言うのか?
官邸は専門家会議の妨害を続けてきた。提言から「1年以上持続的対策が必要」との文言は削られ、「直近1週間の10万人当たりの感染者0・5人以下」まで抑えるという手法は首相秘書官の今井尚哉の反発で骨抜きにされた。人命より財界の意向を重視したわけだ。安倍は専門家会議に諮らずに緊急事態宣言の解除を決めている。
専門家が危惧した通り、感染拡大に歯止めがかからなくなってきているにもかかわらず、政府はイベント自粛基準を上限5000人に緩和。さらには「Go To キャンペーン」と称しウイルス拡散の後押しまで始めた。狂気の沙汰である。
コロナ担当の経済再生相の西村康稔は「感染拡大に注意して進める」と言っていたが、「死なないように注意しながら死ね」と言っているようなものだ。国民を殺す政治家はいらない。
今やるべきことはデマゴーグのクラスターを突き止め、ピンポイントで破壊することである。
適菜収 作家
1975年生まれ。作家。近著に「国賊論 安倍晋三と仲間たち」、「ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。
必要なコロナ対策はデマのクラスター潰しだ
— KK (@Trapelus) July 17, 2020
コロナ担当の経済再生相の西村康稔は「感染拡大に注意して進める」と言っていたが、「死なないように注意しながら死ね」と言っているようなものだ。国民を殺す政治家はいらない。今やるべきことは...
それでもバカとは戦え 適菜収(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/qpBY0nY0Kh
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