http://www.asyura2.com/20/senkyo273/msg/891.html
Tweet |
<3>安倍と菅「手打ち説」の裏にワクチン開発 官邸落日 側近官僚の暴発
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/275507
2020/07/03 日刊ゲンダイ
ワクチン開発は政権にとっての格好のPR材料…(安倍首相と菅官房長官)/(C)日刊ゲンダイ
首相と官房長官に吹くすきま風の中、官房長官側のキーマンが首相補佐官の和泉洋人だ。当人の寵愛してきた厚労省医系技官の大坪寛子がダイヤモンド・プリンセス号の対応で不評を買い、ともに政権中枢から外されるかに見えた。が、その実、2人は今なお新型コロナウイルス対策で重要なポジションを握っている。ある官邸関係者はこう指摘する。
「和泉さんは現在、PCR検査の拡充とワクチン開発、それに特効薬の承認の推進を一手に引き受けています。クルーズ船で信用が失墜するどころか、むしろコロナ対策の要となっている。それはやはり健康・医療戦略室長だからでしょう」
たとえば6月19日に開かれた専門家の第23回「健康・医療戦略推進専門調査会」は、室長の和泉が会議を取り仕切り、ちゃっかり大坪も厚労省大臣官房審議官として参加している。いったいどうなっているのか。
内閣官房の健康・医療戦略室は第2次安倍政権の発足から間もない2013年に発足した。もとはといえば、政務秘書官の今井尚哉たち経産省出身の官邸官僚たちが、厚労省や文科省の領域である医療分野に楔を打ち込もうとして発案したとされる。米国に倣い、省庁横断的な官邸主導の部署が感染症対策をはじめ先端医療分野を産業として育成する、と経産系の官邸官僚たちがそこに一枚噛もうとしたわけである。
もっとも当初から今井たちの思惑は外れた。戦略室の上部組織である健康・医療戦略推進本部の本部長には表向き首相の安倍が就いたが、官房長官の菅義偉が担当大臣として事実上のトップとなる。菅は初代の戦略室長に腹心の和泉を据え、以来、和泉が7年半にわたり統括してきた。子飼いの大坪を参事官として起用し、その後、次長に昇進させたのも和泉である。
本来、健康・医療戦略室のこの“カップル”がコロナ対策でこけたのだから首相の分身を自任する今井はすぐさまクビを飛ばしたいところだろう。が、そうはいかない裏事情がある。先の推進専門調査会について内閣官房のHPは、報告事項として<新型コロナウイルス感染症に係る治療薬・ワクチン等の開発への支援策について>と記す。官邸関係者はこうも言う。
「和泉さんが担当しているワクチン開発が、大阪大学の森下竜一教授が自ら創業したバイオベンチャーのアンジェスで進めているDNAワクチンなのです。本来、森下教授は安倍首相のゴルフ仲間で首相に連なる人脈ですが、和泉さんが健康・医療戦略室の参与に迎え、世話をしてきた。その森下教授のワクチン開発は政権にとって格好のPR材料ですから、今、和泉さんを外すわけにはいかないんです」
安倍と菅の手打ち説が飛び出したのは、そんな複雑怪奇な事情が絡んでいる。=敬称略
(つづく)
森功 ノンフィクション作家
1961年、福岡県生まれ。出版社勤務などを経て、2003年からノンフィクション作家として活動を開始。「ヤメ検 司法エリートが私欲に転ぶとき」「同和と銀行」「腐った翼 JAL消滅への60年」「悪だくみ 『加計学園』の悲願を叶えた総理の欺瞞」「官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪」など著書多数。最新刊は最新刊は「ならずもの井上雅博伝 ヤフーを作った男」(講談社)。
【官邸落日】側近官僚の暴発B 森功
— KK (@Trapelus) July 3, 2020
安倍−菅手打ち説の裏にワクチン開発
本来、健康・医療戦略室のこのカップル≠ェコロナ対策でこけたのだから首相の分身を自任する今井はすぐさまクビを飛ばしたいところだろう。が、そうはいかない裏事情がある
(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/VGxbmPT75t
安倍と菅「手打ち説」の裏にワクチン開発 https://t.co/xHblS9Alyp #日刊ゲンダイDIGITAL
— Hosokoshi(fu-dao-le) (@SIANDLS) July 3, 2020
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK273掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK273掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。