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補償はしないけど「夜の街には行かないで」【これは小池都知事の営業妨害】結局、自らの責任では何もしないしできないのだ。やるのはいつも空疎なキャッチフレーズの言葉遊び 民間任せなら何のための行政か やってるフリだけでは感染拡大は止まらない(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/CHgECYJnIO
— KK (@Trapelus) July 4, 2020
大メディアは小池知事“口だけ”都政の検証をしないのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/275552
2020/07/04 日刊ゲンダイ ※タイトルは紙面による
無能無策(C)日刊ゲンダイ
3日、東京都で新型コロナウイルスに感染したことが確認されたのは124人。2日連続で100人を超え、緊急事態宣言解除後の最多を更新した。
124人のうち58人が「夜の街」関連とみられていて、新宿で50人、池袋で7人だという。全国の感染者は207人で、1日当たりの新規感染者が200人を超えたのは5月3日以来だ。
午後2時からの会見で小池都知事は「都民の皆さま方におかれましては、いわゆる夜の街、夜の繁華街における接待を伴う飲食店などで3つの密が集積するような危険性の高い施設への外出などについては、お控えいただきたい」と呼びかけた。
その一方、休業要請などについては「感染拡大防止の観点と社会経済活動に与える影響の考慮など、慎重な判断が必要になってくる。国の再度の緊急事態宣言が行われた場合には、改めて専門家の皆さまのご意見を踏まえたうえで判断する」と言葉を濁し、あくまで緊急事態宣言が前提と、国に責任を丸投げした格好だ。
結局、自分の判断では何もしないし、できない。休業要請するにしても、補償するカネもない。都知事選を控えた小池のパフォーマンスで、都の貯金はもうスッカラカンなのだ。
すでに1兆円をつぎ込み、コロナ対策の財源である財政調整基金は9割以上も減少して、残り約800億円ほどになっている。選挙が終わるまで、なんとかゴマカしてやり過ごすつもりだろうが、その間にも感染が拡大する恐れがある。知事再選を狙う立場で、何の対策も示さず放置なんて、都民の命と安全を守る気はあるのか。
民間任せなら何のための行政か
「小池知事は新宿の感染者が多いのはホストクラブの集団検査が増えたからで、積極的に検査を受けるようになったのは望ましいことだと話していましたが、これにしても、新宿区長と歌舞伎町のホストクラブ経営者が協力し、コロナ相談のホットラインを設けるなどして検査体制を構築したからであって、知事の手柄ではありません。夜の街の感染対策で、接待を伴う飲食店の経営者が従業員にPCR検査を勧めるよう一方的に要請するだけでなく、検査を受けやすくするシステムをつくったらどうなのか。徹底検査すれば、感染していない人は安心して通常通りの生活を送れます。都民に警戒を要請するばかりで、都として何の対策も打たず、民間の自衛任せでは何のための行政かという話です」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
この日、会見を終えた小池は、衆院議員時代の地盤である池袋で開かれた「緊急 繁華街 新型コロナウイルス感染防止大会」に向かった。池袋駅周辺の飲食店経営者や警察関係者らが感染防止への取り組みを共有するためのものだが、100人以上が集まる“密”な会合だった。
終了後、参加者のひとりに話を聞くと、「小池知事は『夜の街、新宿、池袋』がコロナ感染拡大の元凶のように発表しているが、池袋という地名でひとくくりにされるのは迷惑だ」とぶぜんとしていた。
池袋でもクラスターが発生したのはホストクラブだ。では、夜の池袋全体が危険なのか。また同時に、感染防止策をしっかり講じている店もあるだろうから、ホストクラブがすべて危ないというわけでもないだろう。
何に気をつければいいのか、店側はどうすれば感染を防止できるのか、小池が漠然としたイメージだけで物事を語り、具体策を示そうとしないから、サッパリ分からないのだ。
都民の不安だけが増していく。
夜の街だけが悪いのか(C)日刊ゲンダイ
やってるフリだけでは感染拡大は止まらない |
「当初、悪者にされたのはパチンコ店でした。特定の業種をやり玉に挙げ、営業するのは自由だから補償はしない、でも客には行かないよう呼びかけるという小池知事のやり方は、営業妨害みたいなものです。今は、悪いのは夜の街だと責任を転嫁しているに過ぎません。夜の街に行くためには電車に乗るでしょう。朝夕の通勤・通学時間帯も、かなり混み合うようになっています。そこのリスクは無視して、夜の街だけが危険なように警戒を呼びかけるのはミスリードではないのか。感染者が100人を超えても、夜の街のせいにしているだけでは、感染拡大は止まらないでしょう。都知事選の告示前にはレインボーブリッジを赤く照らして警戒を呼びかけていたのに、その当時より感染者が増えてきたら、東京アラートの基準自体を取っ払ってしまった。東京アラートも、科学的根拠に基づかない選挙向けパフォーマンスだったということです。こういう小池都政のデタラメがしっかり検証されることもないまま、都知事選では小池氏の圧勝が伝えられている。都民は本当にそれでいいのでしょうか」(山田厚俊氏=前出)
東京アラート、ロックダウン、ステイホーム、ウィズコロナ……。小池の政治手法は、いつだって空虚な言葉遊びでしかない。この4年間ずっとそうだったし、それは「クールビズ」を提唱した衆院議員時代から変わらないのだ。
最初は都民ファースト、東京五輪では選手ファーストを言い出し、コロナ対策でも横文字でケムに巻いて、会見でフリップボードを掲げるだけ。マトモに何かをやったためしがない。
コロナ対策も「AI」が決定?
4年前の都知事選では都政を「ブラックボックス」と断罪し、情報公開を掲げて喝采を浴びた。ところが小池都政では意思決定のブラックボックス化がますます進んでいるのが実情だ。
豊洲市場の移転問題でも、検討過程の記録が残っていなことが問題視されると、小池は「文書が不存在なのはAIだからです」とすっとんきょうなことを言い出したものだ。「人工知能というのはつまり、政策決定者である私が決めた」と言ってのけた。「私がAI」とは……。こんなふざけた発言を許す大メディアもどうかしているのだが、今回のコロナ対策も、誰がどうやって決定しているのか判然としない部分が多い。またしても、AIが決めていると言うのだろうか。
「東京都のコロナ対策は、小池都政がいかに無能で無策かを表しています。その結果が100人超という感染者数で、自粛期間の都民・国民の努力は何だったのかと怒りの声が上がって当然なのです。ところが、都知事選ではコロナ禍を理由に論戦にも出てこない小池氏が圧倒的優位に立っているという不思議。テレビ討論には応じないのに、連日の記者会見で“やってる感”をアピールして、危機に便乗した選挙運動を展開しています。都合のいい形でテレビを利用しているのですが、大メディアも小池氏の会見中継で視聴率を稼ぎたいから、表立って批判をしない。4年間にわたる都政で公約がほとんど実現されていないことも、目先のコロナ感染者数にかき消されています。こうして口だけ都政の検証もろくにしないまま、小池氏の再選が濃厚という異様な選挙戦になっている。この先もコロナ対策を小池氏に任せることになれば、都民の暮らしが守られないことは明白です。そう指摘する役割を大メディアが放棄している以上、都民自身が真剣に投票行動を考えなければなりません」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)
コロナ対策は待ったなしで、都政の空白は許されない。空白ならまだマシで、キャッチフレーズばかりで何もしない小池都政が続けば、危機は高まりマイナスが増える一方だ。地獄の4年間が待っている。
5日が投票日の都知事選は、都民にとって、自分たちの生活を左右する重要な選択だ。誰になら任せられるのか、真剣に考えないと取り返しのつかないことになる。
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