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2020年 07月 05日
今日7月5日は、東京都知事選の投票日だ。(・・)
東京都選挙管理委員会によると、3日までに期日前投票を行った人は有権者全体の12%にあたるおよそ138万人だったとのこと。前回と比べて6万人あまり増え、1.05倍となっているという。
前回(2016年)の投票率は59.73%。今回は現職有利と言われていることに加え、コロナ感染の拡大も手伝って、投票率は落ちるのではないかという見方が強いのだが。そうなると組織票がついた小池百合子知事がますます有利になるかも知れない。^^;ちなみに東京の天気は「くもり」の予報だ。(追記・「くもり後あめ」に変わっていた。)
<とはいえ、東京の新たな感染者数3ケタが続いているのに対して、小池知事が十分な対策、メッセージを出せていないことに不満を抱いている都民が少なからずいる感じも。その分投票が減っちゃうかも。>
正直なところ、mew&周辺(&政界やメディアの一部も?)の関心は、誰が当選するかより、宇都宮健児氏と山本太郎氏のどちらが2位になるかという方に向いている。
宇都宮氏が2位になるかどうかで、今後の野党各党の動向、野党共闘のあり方にも影響が出る可能性があるのだ。(@@)
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今回の都知事選では、できれば、野党4党で小池知事の対立候補を擁立して共闘し、国政選挙での共闘につなげて欲しかったのだが・・・。
国民党の小沢一郎氏が、以前、同じ政党だった山本太郎氏を擁立することを提案して交渉に当たったものの、山本氏が消費税率5%やれいわ新選党での出馬にこだわりを示したこともあって、うまく調整がつかず。
結局、立民党、社民党、共産党が宇都宮健児氏を支援することに。国民新党は、宇都宮氏が左派的要素が強いことや共産党との共闘に抵抗があることなどを理由に、4党で共闘には参加せず。自主投票をすることに決めた。(-_-;)
国民党の中には、かつて希望の党で一緒だった小池百合子氏を支持したいという人もいた様子。<国民党の支持母体である連合東京も小池氏支持に回ったしね。>
また、小沢一郎氏らは宇都宮氏の応援に、馬淵澄夫氏は山本太郎氏の応援に、前原誠司氏は維新が推薦している小野泰輔氏の応援に駆けつけるなど、バラバラの行動をとっている。_(。。)_
一方、立民党は、枝野代表や長妻代表代行をはじめ何人もの議員が、社民党、共産党ともうまく連携をとって、積極的に宇都宮氏を応援。
国政と重ね合わせ、コロナ禍の中、国民や都民の生活を重視する政策を前面に打ち出して、選挙活動を進めて来た。<尚、昨年の参院比例で当選したばかりの須藤元気氏が、山本太郎氏を応援したいと離党届を提出した。>
立民党としては、宇都宮氏が当選できずとも、何とか2位になってもらい、野党第一党としてのメンツを保つと共に野党共闘やリベラルな政策の重要性をアピールしたいところ。
逆に、もしここで、山本太郎氏に負けるようなことになると、次の衆院選で立民党が主導し、共産党も参加する形の野党共闘を進めにくくなるおそれがある。(-"-)
『野党、都知事選応援に思惑交錯 立国合流、国維連携…
5日投開票の東京都知事選の結果は、その後の野党陣営の共闘にも影響しそうだ。
各候補の応援に入る野党幹部らの動きからは、衆院選を見据えた政党合流や連携につなげる思惑も垣間見える。
立憲民主、国民民主、共産、社民4党の国対委員長は1日、宇都宮健児氏(73)の選挙事務所をそろって訪問。同氏は不在だったが、国民の原口一博氏は「私たちの暮らしを立て直す選挙だ」と強調した。
自主投票の国民では、平野博文幹事長が先月、宇都宮氏の事務所を激励し、小沢一郎衆院議員も支持を表明。無所属の野田佳彦元首相も、宇都宮氏の応援に街頭へ駆けつけた。国民中堅は「今後の共闘を視野に入れた動きだ」と指摘。宇都宮票を積み上げることで、合流の機運を高めたい考えだ。
ただ、立憲との合流に否定的な国民の前原誠司元外相は、3日に日本維新の会推薦の小野泰輔氏(46)の応援に入る方向だ。前原氏は先月、維新幹部と地方分権に関する勉強会を発足させるなど、同党との連携を強めている。
一方、立憲の須藤元気参院議員は、宇都宮氏を推す党方針に反旗。消費税減税を掲げるれいわ新選組代表の山本太郎氏(45)を応援している。国民の馬淵澄夫元国土交通相も消費税政策を理由に山本氏の支持に回っており、首都決戦を契機に主要野党内の路線の違いが表面化した印象も否めない。
都知事選には現職の小池百合子氏(67)、NHKから国民を守る党党首の立花孝志氏(52)ら計22人が立候補している。(時事通信20年7月2日)』
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『小野氏の応援演説に前原氏「能力と意志と経験ある」
東京都知事選(5日投開票)に出馬している小野泰輔氏(46)の応援演説に、衆院議員の前原誠司氏が駆けつけた。
17年の総選挙で当時民進党の代表だった前原氏は、小池百合子都知事の新党・希望の党への合流を決断した経緯がある。今回は小池氏ではなく独自の動きをしたことになる。
前原氏の政治の師が蒲島郁夫熊本県知事で、同県の副知事だった小野氏を応援することになったという。前原氏は「蒲島氏がいろんな生徒を教えてきたが、やる気があり、能力があり、副知事として育てたいと初めて思ったのが小野氏だと言っていた。熊本地震での取り組みは見事だった。能力があり、強い意志があり、経験があるという、こういう人に知事になってもらいたい」と訴えた。
もっとも小池氏への批判のトーンは低かった。「東京都知事は誰がやっても大変。五輪やコロナの対応も大変だと思う」としながらも「よくやっているというだけで評価してはいけない。4年間で何かやられたことがあるのか。五輪とコロナしか思い付かない。政策を掲げ、どれだけできたのかを判断するのが知事選挙だ」と語った。
同じく、応援演説にかけつけた日本維新の会幹事長の馬場伸幸氏と前原氏は、地方分権の勉強会を一緒に立ち上げた関係もあり、応援依頼を受けたという。(日刊スポーツ20年7月3日)』
『都知事選で立民「2位争い」に集中…れいわと接戦、野党「共闘」主導権を懸け
5日投開票の東京都知事選の結果に、野党第1党の立憲民主党が神経をとがらせている。立民、共産、社民3党が支援する元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)=無所属=の得票数が、れいわ新選組の山本太郎代表(45)を下回ることになれば、次期衆院選で野党共闘の主導権を失いかねないからだ。世論調査では現職の小池百合子氏(67)が優勢。日本維新の会の推薦候補を含む野党系3人の誰が目下の“2位争い”を制し、さらに小池氏に迫れるのか−。
「宇都宮都知事の下で、新型コロナウイルス危機を乗り越えられる都政をつくっていこうではありませんか」。3日夕、JR新宿駅前で立民の枝野幸男代表は声を張り上げた。共産の志位和夫委員長、社民の福島瑞穂党首も順にマイクを握り、見守った立民幹部は「共闘の力で1票でも積み上げたい」と力を込めた。
枝野氏らが警戒するのは現職の小池氏よりも、昨夏の参院選で都内を中心に「れいわ旋風」を巻き起こした山本氏の存在だ。立民は都知事選で、野党統一候補として山本氏の擁立を画策したものの、れいわの「消費税率5%減」の政策などで折り合えず断念、宇都宮氏支援に落ち着いた。その後、山本氏は告示3日前にれいわ公認で立候補を表明。「アンチ小池票」を宇都宮氏と奪い合うライバルと化した。
共同通信の6月末の世論調査によると、小池氏が他候補を引き離す一方、2番手の宇都宮氏、3番手の山本氏の差はわずか。れいわの政党支持率は失速気味だが、立民中堅議員は「仮に山本氏が逆転すればれいわが息を吹き返し、野党勢力内で求心力を握っていくかもしれない」。
立民との合流構想が暗礁に乗り上げている国民民主党は、都知事選を自主投票とした。「秋解散論」も取り沙汰され野党議員が浮足立つ中、国民と足並みをそろえられず、共産との連携路線を取った枝野氏の指導力に疑問符が付き、立民党内の結束が揺らぐ可能性もある。
新型コロナ対応で露出が急増した吉村洋文大阪府知事が副代表を務め、政党支持率が上昇傾向にある維新は今回、元熊本県副知事の小野泰輔氏(46)を擁立。次期総選挙に向け東京での党勢拡大の足掛かりを築きたい意向だ。 (鶴加寿子)(西日本新聞20年7月4日)』
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今回の都知事選では、mewは少し前にも書いたように、宇都宮健児氏を応援することにしたのだが。
来るべき国政選挙では、立民党が主導する形で野党共闘をして欲しいと思っているので、その点からも、(当選できれば最高だけど)何とか2位に食い込んで欲しいところ。(++)
<今回の都知事選の支持者を見ていて、思想や理念がバラバラの国民党なんかには絶対に主導権をとらせたくないという思いがますます強くなったりして。(・・)>
都民の人は、今後の野党共闘への影響も考えつつ、投票相手を考えるのもありかと。またそのような観点からも、今日の投票結果に注目して欲しいと思うmewなのだった。(@_@。
THANKS
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