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小池氏“地元”池袋で有力者と集会出席…選挙優先で支持固め
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/275505
2020/07/03 日刊ゲンダイ
夜の街をことさらに強調(2日、臨時会見をする小池百合子都知事)/(C)日刊ゲンダイ
「悪いのは、私じゃなくて夜の街」を地で行くような会見だった。1日当たりのコロナ感染者が3ケタを超えた東京都。小池知事は2日の会見で〈“夜の街”要注意〉と書かれたボードを掲げ警戒を求めたが、自分は3日、都民の不安を尻目に「密」な集会に出席。公務と称し、「夜の街」対策を都知事選の“支持固め”に利用している。
◇ ◇ ◇
小池知事は会見で東京・豊島区池袋の「夜の街」での感染拡大をことさら強調した。3日は同区主催の「緊急 繁華街 新型コロナウイルス感染防止大会」(会場・としま区民センター)に出席。池袋の感染拡大を受け、都と区、地元事業者で今後の対策を話し合う。
池袋といえば、小池知事の衆院議員時代の選挙区。知事選投開票の2日前というタイミングで、“地元”で行われる集会に参加するのは、明らかに意図がある。
地元有力者が名を連ねる
何しろ、参加者には地元の“お歴々”が名を連ねているのだ。池袋ロマンス通り商店会や東池袋ウイロード商店会の幹部らに加え、区議会議長に、自民や公明、立憲民主など区議会各会派の幹事長といった地元政界関係者。さらに、小池知事の“子分”高野之夫豊島区長に副区長など、地元有力者が揃い踏み。
「これだけの関係者を緊急で集めるのは困難」(都庁記者)だから、前々から予定を合わせていたとみるのが自然だ。同区総務部の担当者によると、出席者は約150人に上るというから、さながら“支持固め”を狙った大集会の様相である。
わざわざ小池知事本人が出張る必要も全くない。「夜の街」での感染が拡大している新宿区でも、先月18日に豊島区同様、区と地元事業者からなる「区繁華街新型コロナ対策連絡会」が開催された。会議には、都と区の職員、地元事業者は参加したものの、小池知事が姿を現すことはなかった。なぜか新宿はスルーし、池袋の集会にだけ、感染リスクを押して“女帝”がしゃしゃり出てきたわけだ。
池袋を狙い撃ち(C)日刊ゲンダイ
小池知事圧勝ムードは消滅 鳴り始めた“苦戦アラート”
「夜の街」対策に名を借りた選挙活動は明白だが、小池知事の公務の選挙利用は今回だけではない。同25日には視察名目で巣鴨地蔵通り商店街を“練り歩き”。同30日には事実上自身が率いる「都民ファーストの会」が都議補選で唯一候補を擁立している北区に視察名目で出向いた。
そもそも、池袋の「夜の街」を狙い撃ちにすること自体が的外れだろう。
「検査対象を特定の地域に限定するのは、感染状況の『過小評価』につながる。できる限り検査対象を広げなければ、実態を掴むのは困難。第2波が来ているのかどうかすら把握できません」(ある感染症の専門家)
さすがに、都知事選情勢も、ここへきて風向きが変わってきた。日刊ゲンダイ「ニュース記者」のツイッターは同30日、小池知事の顔写真と「市中感染拡大 放置」「悪いのは、私じゃなくて夜の街」との見出しが掲載された同日発行の日刊ゲンダイ1面の写真を投稿。すると、1万1000件を超える「いいね」が寄せられ、7000リツイートを優に超えたのだ。
小池知事の圧勝ムードは消滅し、いよいよ“苦戦アラート”が発動され始めたのか。尻に火がつき、大慌ての“緑のタヌキ”。感染拡大の泥舟から逃げ出すには、よくよく考えて都民は1票を投じるべきだ。
今日の都知事会見ヤバすぎ😨カオナシが出たみたい #令和の怪談https://t.co/RpDVnllozu
— ボス (@bozzmax) July 3, 2020
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