財界は戦争を再び望んでいるのではないかという懸念と不安　二極化・格差社会の真相（日刊ゲンダイ）赤かぶ

財界は戦争を再び望んでいるのではないかという懸念と不安　二極化・格差社会の真相（日刊ゲンダイ）
http://www.asyura2.com/20/senkyo273/msg/614.html
投稿者赤かぶ日時 2020 年 6 月 24 日 20:10:55: igsppGRN/E9PQ　kNSCqYLU

財界は戦争を再び望んでいるのではないかという懸念と不安　二極化・格差社会の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/275003
2020/06/24　日刊ゲンダイ

北朝鮮・開城の南北共同連絡事務所を爆破した北朝鮮（Ｃ）朝鮮中央通信＝共同

　３８度線に集結した北朝鮮軍が韓国側を砲撃し、南下を開始したのは、１９５０年６月２５日のことである。朝鮮戦争勃発から７０年。コロナ禍のただ中にあろうと、絶対に忘れられることがあってはならない同時代史だ。

　あの戦争は私たちの過去にも現在にも直結しているから。植民地支配がなければ南北朝鮮の分断はなく、したがって対立もなかった。休戦までの３年余で死者３００万人を出した戦闘そのものについても、すでに憲法９条が施行されていた当時の日本は、占領者としての米軍の出撃基地となり、数千人が戦場に出動して、輸送や上陸作戦に備えた掃海作業などに従事した。

　ただし、本稿で強調しておきたいのは、朝鮮戦争に伴う特需景気をめぐる歴史認識だ。戦後の混乱期に打ち出された財政金融引き締め政策（ドッジ・ライン）が激しいデフレを招き、失業や倒産が急増していたタイミングでの戦争で日本経済が得た利益は計り知れない。

　一万田尚登・日本銀行総裁が「神風」だと喜べば、石川一郎・経団連会長は「天祐」、永野重雄・富士製鉄社長（後に日本商工会議所会頭）は「干天の慈雨」だと表現を競った。特需は鉄鋼や機械、繊維などを中心に全産業へと広がり、瀕死だった日本経済は高度経済成長への道筋をつけていった。

　興味深いのは、それら戦争特需を原動力とした大手企業の社史である。かつて産業専門紙の記者だった頃に気がついた。

　多くの社史が、朝鮮特需の“恩恵”に言及している。史実なのだから当然だが、引っかからざるを得ないのは――。

　鹿島や清水、大成などのゼネコンは、沖縄の米軍基地建設が急増したことを大感謝。トヨタ自動車に至っては、最新の公式ＨＰでも、当時は経営危機に陥っていたが、〈朝鮮特需を契機に業績は好転し、新たな一歩を踏み出すことができたのである〉と、胸を張っている。

　渦中にあった人々が思わず歓喜してしまった気持ちを、軽々に非難したいとは思わない。誰もが生き延びるのに必死だった。だが、何十年も経ってから、隣国の同じ民族同士が血で血を洗い、東西の代理戦争にもされていった不幸と引き換えの繁栄を描いて、懊悩とか呻吟といった情念がまったく伝わってこない記述というのは異様に過ぎる。

　だから私は不安で、いつも怯えている。財界人や自民党の政治家たちが、いつか近場で、またああいう戦争を始めてほしい、米軍様、また仕掛けてちょうだいと願っているのではないか、と。

斎藤貴男　ジャーナリスト
１９５８年生まれ。早大卒。イギリス・バーミンガム大学で修士号（国際学ＭＡ）取得。日本工業新聞、プレジデント、週刊文春の記者などを経てフリーに。「戦争経済大国」（河出書房新社）、「日本が壊れていく」（ちくま新書）、「『明治礼賛』の正体」（岩波ブックレット）など著書多数。

財界は戦争を再び望んでいるのではないかという懸念と不安
朝鮮戦争勃発から７０年。
戦後の混乱期に失業や倒産が急増していたタイミングでの戦争で日本経済が得た利益は計り知れない。https://t.co/TnMnRpzQqu #日刊ゲンダイDIGITAL
— uresy (小池百合子再選は不味い。次に狙うは総理の座。安倍以上の悪政が待つ) (@uresy1st) June 24, 2020

財界は戦争を再び望んでいるのではないかという懸念
38度線に集結した北朝鮮軍が韓国側を砲撃し、南下を開始したのは、1950年6月25日のことである。朝鮮戦争勃発から70年。コロナ禍のただ中にあろうと、絶対に忘れられることがあってはならない...

二極化・格差社会の真相　斎藤貴男（日刊ゲンダイ） pic.twitter.com/ssxLy3ob53
— KK (@Trapelus) June 23, 2020

1. 赤かぶ[84359] kNSCqYLU 2020年6月24日 20:11:59 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[14202] 報告

▲△▽▼

日本経済のためにそろそろどこかで戦争でも起きてくれないかな／インドあたりで戦争が起きてくれれば、一番有り難い展開に…（葛西敬之・ＪＲ東海名誉会長）2014年7月→財界は戦争を再び望んでいるのではないかという懸念と不安 https://t.co/8i36cahSZ2 #日刊ゲンダイDIGITAL
— 新保吉章 (@pat052) June 24, 2020

2. 赤かぶ[84360] kNSCqYLU 2020年6月24日 20:12:51 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[14203] 報告

▲△▽▼

確かに「#朝鮮特需」という経済用語は見直した方がいいかもしれない・・・財界は戦争を再び望んでいるのではないかという懸念と不安 https://t.co/9Lx9TNYsKn #日刊ゲンダイDIGITAL
— シグ@分解修理中 (@SIG552SEAL) June 23, 2020

3. 赤かぶ[84361] kNSCqYLU 2020年6月24日 20:13:30 : Etqgkm55TU : RGtULnlHMS9YdlE=[14204] 報告

▲△▽▼

そういう企業に社会での存在価値あるのか。財界は戦争を再び望んでいるのではないかという懸念と不安 https://t.co/HnDENdTmd3 #日刊ゲンダイDIGITAL
— リボーンアザラシ (@xHrQSdoieZzMebG) June 24, 2020

4. 佐助[8051] jbKPlQ 2020年6月24日 21:03:52 : gC6DjuOMDQ : d3ZqVjR6ZlBYeFU=[77] 報告

▲△▽▼

ハッキリいうと，ズバリ財界も評論家も自民党，公明党，維新の政治家は戦争に期待しています。

その根拠がハッキリしている。コロナや信用・金融恐慌の打撃から戦争が金融恐慌を救うという妄想を捨てられないからだ。

バブルから早期脱出する手段は戦争であるという妄想をもつ人はビックリするほど多い。なにしろ日本は、朝鮮戦争特需やベトナム戦争特需を体験しているため、戦争による景気回復を待望する妄想は、鍵もかけないで放置されたままである。

そして平和憲法を変えて核武装し、世界の憲兵の仲間入りをしたいという流れが、いまや多数派だからだ。

もう一つは世界の基軸通貨変更はスムーズに移行できないのです。

地球を破壊させることが確実な第三次世界大戦を避けるためには、世界信用収縮恐慌を収拾するため、国益エゴを捨て、とりあえずドル・円・ユーロの三極基軸通貨体制を採用し、固定為替システムに戻し、通貨を安定させるべきだ。

5. 命を大切に思う者[2939] lr2C8JHlkNiCyY52gqSO0g 2020年6月24日 21:43:00 : 49zgz1tbXk : RGtncng1c3BvUG8=[463] 報告

▲△▽▼

> 鹿島や清水、大成などのゼネコンは、沖縄の米軍基地建設が急増したことを大感謝。

鹿島や清水、大成が受け取った金は、日本の国民から強盗した金ですよ。決してアメリカ政府の金じゃない。
米軍基地建設とか、原発建設とか、こういうものは、
利益を生むのではなく、
金を、日本の国民から強盗して土建屋にあげる口実になってるだけ。

原発建設で金を手にした地元の住民も、その金は、
日本の国民から強盗して来たものだ、ということを理解してほしい。
原発は何の利益も生まない。

政府と関わってる奴らよ、
その手にしてる金は、自分の代わりに政府が、国民から強盗して来た金だということを忘れるな。
政府と関わってる奴らは、単に、強盗してるだけなのです。その分、国民が被害に遭っている。
文系の世界の、評論家とか、知識人とかが、
わざと難解に言って利益を生んでるかのように騙してるけどな。起きてることは国家権力を使った強盗。