http://www.asyura2.com/20/senkyo273/msg/461.html
Tweet |
河井前法相夫妻の逮捕で前代未聞の自民党本部へ強制捜査か 秘書有罪で万事休す
https://news.yahoo.co.jp/articles/b478869c5ac3b87d662e3c06fa6db8a057f74d55
AERA dot. 6/16(火) 20:35配信 週刊朝日オンライン限定記事
Xデーが迫る河井案里参院議員(C)朝日新聞社
自民党の河井案里参院議員(46)が初当選した昨年7月の参院選で車上運動員に違法な報酬を支払ったとして、公選法違反(買収)の罪に問われた案里氏の公設秘書立道浩被告(54)に、広島地裁(冨田敦史裁判長)は16日、懲役1年6月、執行猶予5年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。立道被告は連座制の対象となる「組織的選挙運動管理者等」にあたるとして広島地検は「百日裁判」を申し立てている。
今後、広島高検が申し立てる、行政訴訟で連座が認められると、案里氏は当選無効となり失職する。
立道被告の判決では、買収の幇助でなく、「違法な遊説を取り仕切り、日当を支払った実行行為に関与」「(違法な)日当3万円は、克行議員に了承を得ていた」と裁判所は認定。
「法を無視して国政選挙の趣旨を害した。軽い事案ではない」と厳しく述べた。
現在、広島地検と東京地検特捜部は案里氏と夫の前法相、河井克行衆院議員が昨年7月の参院選で広島の県議、市議らにカネをばらまいた公職選挙法違反容疑(買収)の捜査を進めている。自民党のベテラン議員はため息をつく。
「予想はしていたが、厳しい判決だ。立道被告はまだ案里氏の公設秘書。カネをばらまいた事件にも影響しかねない」
立道被告は公判で「克行氏から昨年5月に5万円を燃料代として、6月には30万円をもらいました。35万円の領収書は書いていない」と自身も克行氏からカネをもらったと証言しているのだ。
立道被告の立場は、運動員らとは違い、公職選挙法では金銭を受け取れない立場だ。克行氏と案里氏の公職選挙法違反事件に、ピタリとあてはまる。捜査関係者によれば、克行氏と案里氏の立件については2度の逮捕を想定しているという。
「大阪地検特捜部などの応援は戻ってもらい、現在、東京地検特捜部の一つの班のほぼ全員を投入して、広島地検と合同で現職の国会議員夫妻逮捕という前代未聞の事件の捜査している。カネをばらまかれた県議や市議は、多くが『陣中見舞いだ』『当選祝い』などといい、政治資金収支報告書に記載する手続きをとっている。買収の罪に問えるか、難しい面がある。最初の逮捕は立道被告のような運動員に対し、カネをばらまいていた事件で立件する可能性もある。一人で100万円近く受領した運動員も複数いる。総額300万円を超える見込みだ」(捜査関係者)
明日17日、通常国会は閉会する。それを待って広島地検と東京地検特捜部は河井夫妻の立件へと動くとみられる。早ければ、国会が終わった直後。政治的な配慮から18日は東京都知事選挙の告示日は避けて、19日がXデーとなる可能性もある。広島で取り調べを受けた地方議員の一人はこう話す。
「広島の県議会、市議会も大混乱ですよ。河井夫妻がきちんと説明すれば、われわれが地検から何度も呼びつけられて、きつく調べられることもなかった」
案里氏の参院選の時の選挙収支報告書によれば、案里氏が支部長となっている自民党広島県参院選挙区第七支部が選挙運動の費用として支出したのは2688万円あまり。自民党から支出された、1億5千万円とは大きな差額がある。またもや国民不信を招く政治とカネの問題だ。
「広島地検と東京地検特捜部が1億5千万円に切り込んでくるかがポイント。それが原資になって、カネをばらまいていたとなれば、河井夫妻は逮捕はやむを得ない。それだけでなく、自民党の党本部にガサとなれば、ロッキード事件、リクルート事件でもなかったはず。前代未聞だ。安倍政権も危うくなる」(前出・自民党ベテラン議員)
Xデーを控え、河井夫妻は自民党を離党する意向を伝えたという。自民党の広島県議がこういう。
「今頃、離党なんて遅すぎる。秘書が逮捕された時点で離党、記者会見して説明すべきだった。広島の県議、市議らは河井夫妻がばらまいたカネでどれほど迷惑しているのかわかっているのか?離党したからって説明責任は果たしていない。河井夫妻のおかげで、広島が本当に悪者になっている現状をよく理解すべき。国会議員が、県民にまで迷惑をかけてどう思っているのか?離党すれば、済む話ではない」
(今西憲之)
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK273掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK273掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。