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2020年 06月 15日
アベノマスクは寄付不可?〜最愚策のアベノマスク配布が終了+菅が自己保有を要望
【昨日、東京は感染者数が一気に47人に増加。(・o・)学校登校が1日に再開してから今日でちょうど2週間になるのだが、どうか児童や生徒の間で感染が広がっていないようにと祈るばかりだ。(−人ー)】
今日6月15日頃、ついにアベノマスクの全国の家庭への配布が終わるという。(@@)
『政府が4月中旬から進めてきた布製マスクの全戸配布が週明けの15日、開始から2カ月を経てようやく完了する見通しとなった。菅義偉官房長官が12日の記者会見で明らかにした。同日中に全体の96%に当たる1億2000万枚が行き渡るという。菅氏は「供給拡大に取り組むとともに、需要抑制にも効果のある布マスクを国民に届けられるよう、最後まで着実に進めていきたい」と語った。(毎日新聞20年6月12日)』
おそらく、このアベノマスクの配布は、安倍内閣が行なったコロナ対策の中でも、最も無駄遣い&愚作の一つだったと言えるだろう。(-"-)
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あれは忘れもしない今年の4月1日、エイプリルフールの日。安倍首相は突然、1世帯に2枚、布マスクを配布すると発表し、国民を驚かせた・・・というか、ざわつかわせた。(・o・)
『本日は私も着けておりますが・・・全国で5,000万余りの世帯全てを対象に、日本郵政の全住所配布のシステムを活用し、一住所あたり2枚ずつ配布することといたします。』
確かに3月下旬ごろから、日本国内ではマスク不足が深刻になってはいたのであるが・・・。
『佐伯(さいき)耕三首相秘書官(44)が安倍首相に『全国民に布マスクを配れば不安はパッと消えますよ』と発案したのです。彼の進言に加え、3月に北海道の一部地域で実施したマスク配布が好評だったことも後押しとなった」(官邸関係者)「週刊文春」編集部 2020/04/23』<星野源とのコラボも、この今井秘書官の経産省の後輩官僚のアイデアだとか。^^;>
とはいえ、この「アベノマスク」と呼ばれるようになった布マスク配布の話をきいて、おそらく「わ〜、嬉しい」「さすが安倍首相。いい政策だ」と喜んだ人は、そう多くはなかったのではないかと察する。
当時、布マスクはWHOなどからも効果が乏しいと言われていたし。<実際、予防効果は不織布よりは乏しい。>安倍首相が発表時に身に着けていたマスクは、鼻の大部分もあごも出てしまうほど小さくて、見た目がよくなかったからだ。(-_-;)
<安倍首相は翌日、もう少し大きめのマスクをつけたところ、ネット上で早速「発表時のマスクは小さかったから、取り替えたのか」と疑問や批判を呈されることに。それがイヤだったのか、ここまで公の場所では、意地になって小さめの布マスクを着用し続けている。^^;>
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その後、このアベノマスク配布の費用が466億円もするとわかって、国民は唖然とさせられることに。
しかも、あわててアチコチに生産、輸入を委託したため製品の確保がかなり遅れた上、検品が不十分だったこともあってか、アベノマスクの中に、汚れが付着したものや袋にごみや髪の毛がまざったものなどが見つかり、苦情電話が殺到。一部製品を回収して改めて検品や不足分を制作を行なわざるを得なくなった。
<明日の記事に書くけど、政府は医療マスクの現場で使えない危険性の大きいものを支給していた。(-_-;)>
そんなこんなで、当初は5月中旬までには各家庭に着くと言われていたアベノマスクは、発送がかなり遅れ、6月中旬、やっと全国の家庭に配り終えることができたようなのだけど。
5月下旬頃からは、マスクの供給がすっかり回復し、いまやむしろ値崩れが起きているような状況だし。
暑い夏になって、分厚いガーゼのマスクは好まれず。サイズが小さい、見た目がイマイチということで、家に届いても使わない。どこかに寄付したいと考えている人が少なくないのが実情だ。(・・)mew,too.
多くの国民は、もうそのようなことは承知しているのだが。官邸は、このアベノマスク配布の政策を誇りに思っている様子。<自画自賛しないとやっていられないのかも知れないけど。^^;>
菅官房長官は、5月下旬、アベノマスクのおかげで、マスクの価格が低下したなどと主張しちゃったりして。(~_~;)<中国からの輸入が回復したからだよね。>
『マスク不足の解消も、価格の下落も「アベノマスク」のおかげ――。菅義偉官房長官が20日の記者会見で、政府が先月から配布を始めた全世帯向けの布マスクの効果をそう自賛した。
菅氏は会見で、「布マスクの配布などにより需要が抑制された結果、店頭の品薄状況が徐々に改善をされて、また上昇してきたマスク価格にも反転の兆しがみられる」と説明。一方、記者から根拠を問われると、「東京などに届き始めてから、店頭でマスクが売られはじめたんじゃないんでしょうか。非常に効果があると思う」と述べた。また、残りの配布を見直す考えがあるか問われ、「約束したことはしっかり最後までお届けさせていただきたい」と続ける意向を示した。
布マスクをめぐっては、18日時点で東京、大阪、北海道など13都道府県で約1450万枚が配布されたという。しかし、一時期に比べてマスクが店頭に並び始めているなか、配布予定の約1億3千万枚にはほど遠く、いまだに布マスクが届いていない世帯が大半。「税金の無駄遣い」との批判も根強いだけに、配布効果をアピールする狙いが。(朝日新聞20年5月20日)』
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またアベノマスクの配布数が増えるにつれ、「もうアベノマスクはいらない」「どこかに寄付したい」という人が増えることに。他方で、「不要なら寄付して欲しい」というNPO法人や、こどもや高齢者に関わる団体、施設も増えて来た。<厚労省がHPで「必要とされている方に譲るなどの選択肢もご検討下さい」って言ってるんだって。>
菅長官はそのことを知ってか、今度は、アベノマスクは「多くの国民が保有することに意義がある」と手元に保有することを求めたという。
『菅義偉官房長官は1日、政府が全世帯向けに配布した布マスクを自ら使わず、自治体や慈善団体に寄付する人がいることをめぐり、今後の新型コロナウイルスの流行に備えて保有して欲しいとの認識を示した。
配布中の布マスクについては、費用対効果などの点で野党が批判している。菅氏はこれまでの記者会見で「次なる流行にも十分反応できるよう、布マスクを多くの国民が保有することに意義がある」と強調。1日の会見で記者団から「保有しておいて欲しいのか」と問われると、「ぜひそういう方向で使って」と述べた。ただ、厚生労働省がホームページで掲載するQ&Aでは、不要な場合に「必要とされている方に譲るなどの選択肢もご検討下さい」としている。
5月29日時点で配布したのは4800万枚。届いたのは37%の世帯だけで、政府は5月中としていた配布完了時期を6月中旬に変更している。配布費用は約260億円の見込みで、うち調達費が184億円、配送費が76億円という。(安倍龍太郎) (朝日新聞20年6月1日)』
そんな中、群馬県太田市にある21の郵便局が、市民にアベノマスクの寄付を市民に呼びかけ、回収箱を置いていたのだが。マスク配布を担った日本郵便が回収箱の撤去を指示し、寄付そのものも中止になったという。(・o・)
『群馬県太田市にある21郵便局が1日、新型コロナウイルス対策として政府が配布している布マスクの寄付を市民に呼びかけ、回収箱を置いた。ところが6日から7日にかけ、全局から回収箱が姿を消した。マスク配布を担った日本郵便が撤去を指示し、寄付そのものも中止になったという。
政府が配った布マスクは「大人には小さい」という声があったことから、太田市は「小中学生に寄付を」と呼びかけていた。郵便局長の1人がこれに賛同し、「不要な方からの寄付を受け付けます」と記した回収箱を置いた。局長が報道機関に送ったプレスリリースでは「いわゆるアベノマスク」という表記とともに「郵便局員も可能な限り協力する」と記載。30日まで受け付けるとしていた。
日本郵便によると、この動きを地元紙が報じ、社内から「さすがにおかしいだろう」との声が上がった。箱の撤去と、政府の布マスクの寄付の呼びかけを禁じる指示を出したという。
同社調査・広報部付の村田秀男部長は朝日新聞の取材に、「政府のマスクを配達しているのは私どもですから」と説明。菅義偉官房長官が記者会見で「次の流行に備えぜひ保有を」と訴えたことに触れ、「国の方針に反し、不用品のように扱うことは見過ごせない。『アベノマスク』などと揶揄(やゆ)する表現も好ましくない」と話した。(長田寿夫)(朝日新聞20年6月8日)』
<そう言えば、埼玉県の埼玉・深谷市の中学校が配布したプリント(学校生活の注意)に「「アベノマスク着用の確認」、「個別指導: アベノマスクを忘れた生徒は少人数教室に残る」などと記載されてたって、ニュースも出ていたよね。
日本郵政も、いくら安倍べったりとはいえ(マスク配布でも利益を得ていたとはいえ)、こういう話はコワイというか、もうアブナイよね。_(。。)_>
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これを知った群馬県太田市の清水聖義市長は、(日本郵便に)文句を言われる筋合いはない」と不快感を示したとのこと。
『新型コロナウイルス対策として政府が配る布マスクを小中学生への寄付用に回収する群馬県太田市の取り組みに協力しようと、市内の21郵便局が置いた回収箱が日本郵便の指示で撤去された問題で、清水聖義市長は11日の記者会見で「(日本郵便に)文句を言われる筋合いはない」と不快感を示した。
布マスクの配達を担う日本郵便が「次の流行に備え保有を求めた国の方針に反する」「アベノマスクと揶揄(やゆ)した表現もまずい」と、市内の郵便局に箱の撤去と寄付の中止を指示したことに清水市長は反論。「マスクを捨てちゃうわけじゃなく、(回収箱は)ごみ箱でもない」と述べた。(以下、有料 朝日新聞20年6月11日)』
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どうも安倍官邸の中には、国のお金は自分たちのものであるかのように錯覚して、下手すると「俺たちが施してやったマスクを、有難く使わないなんて」「使わずとも安倍さまからのいただいた家宝としてキープしとけ」ぐらいの考えの人がいるかも知れないのだけど・・・。
使わないまま家に置きっぱにしたり、結局は捨ててしまったりするより、寄付をして、本当に必要としている人に使ってもらう方が、コロナ対策としてもず〜っといいし。税金の有効活用をすることになるわけで。
安倍内閣のトンデモ愚作、無駄遣いの尻拭いをしてやってるんだぞ!<むしろ感謝して欲しいぐらいかも>と言いたくなっているmewなのだった。(@_@。
THANKS
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