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【ちょっと違和感:小池都知事の学歴詐称疑惑 はぐらかさず卒業証書示せばいい】毎日新聞 https://t.co/m2H9O4TYjn
— 松尾 貴史 (@Kitsch_Matsuo) June 14, 2020
松尾貴史のちょっと違和感
小池都知事の学歴詐称疑惑 はぐらかさず卒業証書示せばいい
https://mainichi.jp/articles/20200614/ddv/010/070/018000c
2020年6月14日 02時08分(最終更新 6月14日 02時45分) 毎日新聞
松尾貴史さん作
現職の東京都知事の経歴について、疑惑が取り沙汰されている。随分前からささやかれていたことではあるけれど、「女帝 小池百合子」という本が出版され、話題となってから奇妙な盛り上がりを見せている。
暴露本は好かないが、この本は丁寧な取材と客観的な事実と、そこに至っていない推察をフェアに表現しているので素直に読める。そして、その内容はあまりにリアリティーがあり、ゾッとするような怖さをも感じる。
小池百合子都知事はエジプトのカイロ大学を首席で卒業したと言っているが、その学歴について、事実ではないと思わせる事柄が、この本の中で写真とともにいくつも示されている。アラビア語で日常会話ができたとしても、文語で行われる講義を理解することは不可能に近いという解説もある。小池氏がカイロ大学に通っていたとされる時期に同居していた女性が、小池氏は日常会話ですらおぼつかなかったと証言している。
このことについて都議会で自民党の都議から問われた小池氏は「その本を読んでいないので答えられない」と返していた。卒業したのかどうかを聞かれているのだから「卒業しました」以外の選択肢があるのはおかしい。本はその疑問のきっかけとして示されているのであって、どう書かれていようが真実を答えればいいものを、このようなはぐらかし方をするからかえって疑念が強くなってしまうのではないか。
どこからの要請に応えたのかは知らないが、このタイミングでカイロ大学が「小池氏はカイロ大学を卒業した」との「声明」を出したという。この情報の真贋(しんがん)や意図はよくわからないが、卒業生名簿や卒業証明は示されることなく、政治的には意味があるのだろうとも思えてくる。
「学歴などどうでもいいではないか」と言う人がいる。もちろん私もそう思っている。しかし、もし「詐称」していたとすれば、公職選挙法違反であり、文書偽造の疑いも関連してくる。つまり、都知事としての立場でいてはいけないということになる。近く行われる選挙の公報の記述に注目必至だ。
新型コロナウイルス対応でそれどころではない、という逃げ口上も使えるだろうけれど、そうであればこそ、都民との信頼関係を壊さないためにも「李下(りか)に冠を正さず」で、はぐらかすのをやめて卒業証書を示して一瞬で片を付けて、大事な仕事をしてほしい。
新型コロナウイルス感染拡大に対する小池氏の対応は、明らかにオリンピック・パラリンピックに固執して、後手に回ってしまった。カタカナ語と「3密」などの言葉を多用していろいろとやっている「様」は見せるが、どこか本質とのズレを感じてしまうのは何だろう。
東京アラート(これも警告とか警報でいいと思うが)を発動して、レインボーブリッジを赤くライトアップするパフォーマンスも、通天閣(大阪市)なら一般の人も多く見るが、点灯時間にあの橋を見る人はどれくらいいるのだろうか。赤く照らされるのは夜8時以降で、それまでの時間帯は青くなっている。マスコミのカメラに赤い橋を映させて「小池存在感」を見せるためにやっているとしか思えない。
満員電車が、最も感染拡大の危険性がある場だということも、彼女は当初、あまり触れないようにしていた印象がある。4年前の都知事選挙で「満員電車ゼロ」を掲げて当選したけれど、何もしなかったことを突っ込まれるのを避けていたのだろうか。
何かにつけての「それっぽい」振る舞いや演出よりも、公明正大な状態で都政に取り組んでいただきたいと思うので、このタイミングで注文をつけたい。(放送タレント、イラストも)
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