2011年3月9日東北大震災直前の日々坦々さまに投稿したものをテキストで紹介しましょう。 記事は竹原信一前阿久根市長さんと仙波敏郎前副市長さんの話で、通りがけというHNで私がコメントを投稿しています。 _______ 「裁判官まで泥棒の国」正義が通らず不正をした者がのし上がる役人天国ニッポン! 2011⁄03⁄09(水) 10:32 先日、自由報道協会で元阿久根市長の竹原信一氏の記者会見があった。 その横には、ぴったりと仙波敏郎氏がついていた。 本ブログでも、このお二人はよく取り上げさせていただいている。 (先日の2/27エントリーの≪裁判所、検察、警察の闇を追及してきた「裏ガネ三兄弟+1」が一同に集結!≫で今までのものもまとめた。) それは、この二人が闘っているもの、抱えこんでしまったものなどが、日本の縮図であり、阿久根市の問題は、日本全国の各市町村などが抱えている問題であるという気がいつもしている。 ご存知「ブログ市長」として、特に記者クラブメディアに叩かれまくり、全国にその名と阿久根市の名前を轟かせ、完全に悪代官としてレッテルを貼られていた。 そこに警察の裏ガネを追及してきた仙波氏が竹原市長に請われ、副市長として共に議会と役人に対して闘うことになった。 しかし、竹原氏は今年行われた出直し市長選に落選し、この記者会見で今後の進路を問われ、初めて4月の鹿児島県議会選に立候補するということを初めて発表している。 それで新聞・テレビなどで、その内容が報じられた。(参照:資料ブログ) この報道でネット中心のソーシャルメディアと既存の大メディアの報道の違いがよくわかる. 既存メディア ●竹原氏、鹿児島県議選出馬へ 前阿久根市長(共同通信2011/03/07) ≪会見で竹原氏は「私は発信力があり、普通の人が議員になるのとは違う。阿久根でできなかったことが県でできるかもしれない」と述べた。≫ →自由報道協会という主催者名とニコニコ動画でネット配信されたということは一切言わない。 ●竹原前阿久根市長が出馬=専決処分連発で失職―鹿児島県議選(時事通信2011年3月7日) →時事はニコニコ動画は出すが主催者名は出さず、専決処分を連発したことや落選したことなど批判的色彩の強い記事である。 既存メディアの中では毎日の記事がまともだった。大蛇のことにも触れている。 ●鹿児島県議選 前阿久根市長・竹原氏が出馬へ(毎日新聞2011年3月8日東京朝刊) ≪会見で竹原氏は「公務員全体が大蛇のようにつながっている。それを解体する。市長としてやるか議員としてやるかは同じ。目の前に県議選だからそれでいこうと思っている。≫ 毎日の地方版は既に3/2の時点で、竹原氏が県議選に出る可能性を報じている。 ●'11統一地方選:県議選 立候補者説明会、79陣営が出席 /鹿児島(毎日新聞2011年3月2日地方版) *****人気ブログランキングへ***** にほんブログ村 政治ブログへ********** ネットメディアはどうか。 ●竹原前市長、鹿児島県議選に出馬表明「できなかったことが、県でできるかも」(J-CASTニュース2011/3/7) ≪「阿久根・長島方面は高齢者が多いので、有効に働かないのではないか。前は、そういうことをやったことで記者クラブメディアに無法者扱いをされ、かえって票が減った気がする」 「今のところ、わざわざ(ブログ更新を)やって挑発しなくてもいいかな…。めんどくさいことはやめます。本来は、そういうことをさせない検察、総務省に大きな問題がある」 また、2人は、 「隠し撮り、挑発をする。質問に答えないとわめきちらす。もう、チンピラ」(竹原氏) 「副市長は全国に850人いるが、無給でやったのは自分だけ。でも、メディアはこれを報じない」(仙波氏) などと地元メディア批判も多く口にした。≫ と詳しく報じている。 ●「ブログ市長」の竹原信一・阿久根前市長、「公務員は大蛇のようにつながっている」と語る(PJニュース:伊藤昭一記者2011年03月08日) ●“改革者潰し” 阿久根市は日本の縮図だった(JANJAN blog 2011年3月8日) ≪「良心にのみに従って行動することができないのが公務員の世界。それを支えているのが記者クラブ」。竹原氏はこの日の会見でも記者クラブへの不信感を?き出しにした。 既得権益にメスを入れようとすれば検察と記者クラブが屠ろうとしてくる。竹原氏もあらぬ嫌疑で鹿児島地検の取り調べを受けた。 国会議員定数の削減は一向に進まず、公務員給与の減額も手つかずに近い。検察と記者クラブににらまれたら政治生命は危機にさらされる。鈴木宗男氏、小沢一郎氏の例を挙げるまでもない。 阿久根市も国政も、症状と病根は同じだ。官僚と記者クラブが改革者を潰す。阿久根市で起きていることは日本の縮図である。≫ ちょうど冒頭で「日本の縮図」と表現したが、同じ捉え方だった。まさに日本の病根ということでは、この竹原氏と仙波氏の二人は、小沢氏、鈴木氏と繋がっている。 また、既存メディアがまともに情報を伝えていないことがよくわかる。 限られた時間と限られた紙面の中という言い訳はある程度わかるが、余分なものが多すぎるのではないか。 例えば最近ではカンニング問題や大相撲八百長問題などは、もっと他に取り上げるものがあると思う方は多いはずだ。 余談だが、昨日同じニコニコ生放送で≪放送批評懇談会シンポジウム2011「ソーシャルメディア時代の放送」〜ジャーナリズム・コンテンツ・ビジネス〜≫が放映されていた。 「登壇者」として 金平 茂紀 (TBS 「報道特集」キャスター) 津田 大介 (メディアジャーナリスト) 杉本 誠司 (株式会社ニワンゴ 代表取締役社長) 「モデレータ」 山田 健太(専修大学文学部人文・ジャーナリズム学科准教授) 内容については、タイムシフトでまだ見られるようなので、是非参照されることをオススメする。 (ただしプレミアム会員のみかな?) こ の中でTBSの金平氏が「テレビもソーシャルメディアだと思っている。私と同じ考え方の人は業界の中にもたくさんいる。」との発言が印象的で、彼は既存メ ディアの中でも改革派のようで、テレビの報道、いわゆるジャーナリズムが重要で、それが視聴率重視、数字重視で歪められているという考えの持ち主であるこ とがわかった。 このシンポジウムの何時間か前までチュニジアで取材をしていたということで、チュニジアでは子供を含め4人に1人はフェイスブック使用者で、国を上げてインフラの一貫としてネット環境が街中至る所で整備されていて全てタダだった、ということには驚かされた。 話を戻し、本日は竹原氏と仙波氏の記者会見の冒頭の一部、導入のところを文字おこししたので、それを保存用としてエントリーしておく。 *****にほんブログ村 政治ブログへ*****人気ブログランキングへ********** 上杉隆氏 独裁者を出されてから一年くらいたっていますが、市長時代の執行ぶりとメディア報道について振り返ってみてください。 123604.jpg(ニコニコNewsより) ■竹原信一氏 建設業を経営していたので、阿久根市の経営者としてやってきたつもり。 役所というのは経営というのを受け入れるつもりはないと思った。 役所は全て自分たちの為にする、文句つけられなきゃ、ならしたいことをしたいようにすることが民主主義だと思っているみたい。 法律も根本的なところを全く理解しないで、手続きの部分だけをかじりとって根本的なものを無視する。 警察ならば、賭博は違法なのに、警察が関与すれば合法になってしまう。・・・ 公務員のところに全ての権力を集めて、仕事をしやすいようにすることが合法だ、という言い方。 「裁判官までどろぼうの国」 公務員というのは全体が大蛇のようにつながっていて、自治労、職員組合でも、一生懸命仕事をする人を見つけると、周りの人の仕事を奪ってしまう。 一日で仕事をしてしまったら一週間分の仕事だと言われ叱られたりする。 ゆっくりすることがお互いを守り合うこと、そしてOBを支えることになる。 仕事をするふりをすることが仕事になる。 そういう環境があらゆるところにある。 仙波さんのところの警察でもそうですよね、正義感を持った人間は組織にいられなくなる。 官僚の世界でも、おそらくそうでしょう。 天下をつくったり、増税したり、市民にとって国民にとって悪いことをすれば、役人全体の利益になる。あるいは出世する。 鹿児島の志布志事件ででっち上げした人は出世したままです。 有罪になった人も退職金などで皆でカバしてやったというのを聞いております。 公務員全体が一体となって国民を裏切る仕組み。 裁判官も4号から3号に上がるときに400万円も給料が上がる。 それを目指して、みなさんが判決を下すときに、行政が勝つようにしかしない、良心にのみ従うという、当たり前のことを全くやらない人間ほど出世する。 ほんとに、泥棒になるために裁判官を続ける、こういう社会にこの国はなってしまっている。 正義が全く通らない、ほんとに苦しい社会になってしまっている。 それを支えている記者クラブ、マスコミ。 ほんとに酷い状態ですよ。 これを全身で、何をしても役所を守り合う体質というか、身にしみてわかりましたね。 これでは、ほんとに、国はどうにもならないし、世界の中で、人類として、この国が生き残るということは、これは不正じゃないかと・・・、 そんなふうに思うくらい、この社会は荒(すさ)んでいってしまっている、と思います。 実はそれを治すというか、作用というか、皆がそれを治す場面というのはあるんだけれども、組合でも警察でもそうですけど、不法なことをしてはいけないんじゃないかと言った人間がいじめをうけたり、大河原宗平さんみたいに、警察が冤罪をでっち上げて、懲戒免職にする。 そのでっち上げた本人が、今回、安中署長になる。 ものすごいところですよ。 今度裁判で判決が出ますけれども、この国の裁判所で正義を通す判決が出るということは、ほんとに稀で、ほとんどあり得ない。 悲しくて仕方がないですね。 まあ、それでも、関わり合って、私がいかなければいけない環境があるという気がしています。 *****にほんブログ村 政治ブログへ*****人気ブログランキングへ**********
■仙波敏郎氏 私も愛媛県警で42年警察官としてやってきました。 その中で、「裏ガネづくりをしなければ警官じゃない」 全国の警官が裏ガネづくりをやって署長以上が年間数百万円の税金を騙しとっている。 この実態を無くそうとして、私は6年前に実名で告発しました。 私の計算で当時、年間400億円の裏ガネが日本の警察の中で使われてました。 私が退職を機会に本を出しましたが、その本を見て竹原市長が私にオファーがあって、まあ縁があって阿久根に行きました。 皆さんご存知のとおり、司法というのは裁判所だけです。 警察は行政です。 42年やった者が阿久根市役所に行って、最初は、この自由報道協会のような誰でも入れるようなメディアの方の報道はあまり報道されない。 記者クラブに入っているところ、そこでしか情報が流れない。 私が愛媛にいて、なんと酷い市長なのと、そういう報道をずっと受けてきました。 「会いたい」というオファーがあって会いましたが、会ってみると全然違ってました。 数時間話しただけで彼が本物だとわかりました。 で、市役所に入ったんですが、私が入ったのは、「このままでは竹原市長は身柄をとられる、逮捕される」というのが今までの経験からの判断でした。 市民のことを本当に真剣に考える組長が逮捕される。 それを防ぐために私は行ったんです。 で、今回リコールも成立して、1月に選挙して、彼は860の差で負けました。 その半年間、市役所の中に入ってみたときに、警察組織が犯罪組織であると言ってきましたが、市役所はもっと酷い犯罪組織でありました。 私はこの目で見たんです。体験してきてるんです。 ですから、この日本がこれほど酷い世の中になってきているというのはですね、メディアの責任は非常に大きいと思うんです。 ですから今のままでは日本は沈没すると。 それを、沈没から日本を救うのは、田舎、地方自治から変えなければならない。 政治の、霞が関に国会に期待をしてもいけない、というのが私の率直な意見です。 竹原市長は失職しましたから、落選しましたから、次のステージに・・・、で私のところに実は、東京都知事に立候補してくれないか、というオファーが数件ありました。 ですが、私は竹原さんに「NO」だという意見を言いました。 そしてその結果、今度の4月10日の鹿児島県議選に出るということを彼が判断しまして、公に発表するのは今日が初めてであります。 とにかく日本を変えようということで竹原さんに期待している。 ・・・ ●ニコニコ動画:アーカイブ ●岩上安身WEB(IWJ):ユーストリーム 最後までお読みいただきありがとうございます 参考になったという方はクリっとお願いします 人気ブログランキングへ 共感したという方は、再度クリッとお願いします にほんブログ村 政治ブログへ 全くその通りと思えた方は拍手をお願いします 関連記事 ≪小沢氏「身の処し方」考≫東京新聞2011年1月26日付『こちら特報部』は、客観的視点で書かれた秀逸な記事だ! (01/27) 朝日の検察リーク情報どおりに、本日小沢さんが強制(検審)起訴される。 (01/31) NHKスペシャル「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」でよくわかったマスメディアの戦争犯罪! (02/28) 小沢氏会見とNHK不祥事続出に見る記者クラブメディアの劣化とパーソナルメディアの胎動! (03/04) 「裁判官まで泥棒の国」正義が通らず不正をした者がのし上がる役人天国ニッポン! (03/09) tag : 竹原信一 仙波敏郎 自由報道協会 マスコミ問題 マスコミ trackback:0 comment:3 TOP
Comment 管理人のみ閲覧できます このコメントは管理人のみ閲覧できます 2011⁄03⁄10(木) 03:24 | -- 承認待ちコメント このコメントは管理者の承認待ちです 2011⁄03⁄09(水) 21:15 | -- ____________________
泥棒官僚国家を主権者国民の手で叩き直す >目の前に県議選だからそれでいこうと思っている。≫ 県議選よりもうすぐ解散総選挙になるから、国会議員に立候補してもらいたい。仙波氏、大河原氏と三人で世直し党でも結成して竹原氏が衆院選、大河原氏が県議選に出馬すれば面白い。次期総理には竹原信一氏がいちおしだからw さて泥棒裁判官を退治するのは国民審査が一番有効。 そこで「持ち込み黒ボールペン全記入投票作戦」をすべての有権者に広報しておく。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 選挙といえばこれです。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 選挙の公正さを日本国憲法主権者国民自身の手で守る。 総務省が管轄する選管職員による不正投票事件は 全国で続々と明らかになっています。 これは憲法に銘記された国民主権の正当な行使を 不正な手段で妨害する公務員の憲法違反犯罪です。 非常な重罪ですが、選管は投票箱から 開票場の密室過程をいいことにほしいままに 開票結果を操作することができるのです。 この不正役人の卑劣な妨害行為から自分の一票という 国民主権行使を合法的に守るためには、 次の準備が必要となります。 1.投票用紙への記入は備え付けの鉛筆でではなく 、必ず持ち込みの黒ボールペンで強い 筆圧でできるだけ大きい文字で記入する。 2.白紙投票は絶対にしてはならない。 必ず黒ボールペンで強く 「なし」または「棄権」と大書して投票する。 これだけで開票までに票に不正な 操作を加えることがなんびとにも不可能となります。 また、投票場現場で選管職員や役所の職員が 有権者の黒ボールペンの使用を禁止制止することは、 憲法の国民主権の正当な行使権規定に 反する公務員職権濫用行為となりますから、 制止してくる役人があれば誰何して不正役人として記録し、 その記録を証拠として公務員職権濫用投票妨害罪で 警察に告発することができます。 参考: >>http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2011/02/post_1991.html#22313 >>上記ブログの名古屋市選管関係エントリー >>http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-894.html etc 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 そして地方選挙とは違いますが 総選挙のときの国民審査でもおなじことですね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 国民審査も白紙投票はゼッタイいけません。 必ず「持ち込み黒ボールペンで 」最高裁判事オール×印不信任懲戒審査どぞよろしく ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 (>>http://cpt-hide-cook.seesaa.net/article/189624937.html) 2011⁄03⁄09(水) 12:49 | 通りがけ通りがけ
[12初期非表示理由]:管理人:スレ違いの長文が多いので全部処理
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