http://www.asyura2.com/20/senkyo273/msg/332.html
Tweet |
【小池百合子、その正体は白日夢の虚言政治家】ベストセラー「女帝」が描いた衝撃の実像 圧勝予想が一転、どう転ぶか分からなくなってきた都知事選 周囲が口をそろえる「裏切り者」「ウソつき」の小池評 都民はいま、重大な選択を迫られている(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/wxwc5VZkYq
— KK (@Trapelus) June 9, 2020
都民には重大な選択が 「女帝」が暴いた小池百合子の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/274329
2020/06/09 日刊ゲンダイ ※タイトルは紙面による
再選を目指す小池百合子都知事(右は上から、宇都宮健児氏と小野泰輔氏)/(C)日刊ゲンダイ
新型コロナ禍で盛り上がりを欠いていた東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)の構図が告示まで10日を切り、ようやく固まってきた。
都知事選には現職の小池百合子知事(67)のほか、元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)、目黒区出身で熊本県副知事の小野泰輔氏(46)らが立候補するとみられ、すでに立民、共産、社民の3党は宇都宮氏の支援を決定。小池と良好関係にある連合東京を支援組織とする国民民主党は、野党3党の協調路線から距離を置く構えだ。小野氏は「政党の力には頼らず、SNS(会員制交流サイト)での発信を大事にする」との姿勢だが、高校の同級生だった日本維新の会の柳ケ瀬参院議員が地方組織「東京維新の会」として支援の意向を示しており、党本部レベルの対応も協議する見通し。
再選を目指す小池は、都議会最終日の10日にも立候補を表明するとみられ、新型コロナの感染防止対策や経済の立て直しなどを訴えつつ、引き続き都政運営を担う意欲を示す考えだ。
7日に投開票された沖縄県議選と同様、新型コロナ禍の下で大規模な選挙運動は難しい。このため、現職有利の面は否めず、選挙予想は当初、小池の圧勝とみられてきたのだが、ここにきて一転、どう転ぶか分からなくなってきた。5月末にノンフィクション作家の石井妙子氏が小池の半生をつづった新著「女帝 小池百合子」(文藝春秋刊)が出版されたからだ。
欲望のために倫理観を捨てる
石井氏が3年半の年月を費やして丹念に取材し、まとめたという著書は発売後、たちまち重版となるベストセラーに。著書の中でまず、問題視されていたのが、エジプトの名門カイロ大学卒業という小池の学歴詐称疑惑だ。1976年7月に落第し、カイロ大卒業が難しくなった小池は、日本に一時帰国した際、新聞社の取材に卒業と虚偽説明したという。それを当時、小池が同居していた女性とやりとりする様子が克明に記されているのだが、日刊ゲンダイ5日付の<注目の人直撃インタビュー>に答えた石井氏は、小池がこの時、カイロ大卒とウソの説明をした動機をこう分析していた。
<自分を世に売り出すためには、皆が飛びついてくれるような魅力的な物語が必要。小池さんはそれをどんどんつくってしまう。事実でないことを事実のように語って売り込んでいったのです。相手を面白がらせて自分の注目度を高めることを繰り返し、その手法を学んでしまった。うまくいくものだから、高をくくってしまったのではないでしょうか>
事実でないことを事実のように語って売り込む――。いやはや、この指摘通りであれば、小池の正体とは、白日夢で虚言癖を持った政治家ということになる。息を吐くようにウソをつく安倍首相も真っ青だ。元参院議員の平野貞夫氏は「例えるなら、彼女(小池)は新型コロナのウイルス、吸血鬼のよう」と言い、こう続ける。
「『女帝――』著者の石井さんの取材にも応じました。私は細川政権の時代から、小池知事の政治活動を見ているが、とにかく、次から次へと権力者にすり寄るのがうまく、自分の欲望を満たすためなら倫理観や道義心なども平気で捨て去る。そういう人間だと思っているし、前回の知事選以降、共感する有権者も増えてきているはずです。今度の知事選は簡単に現職圧勝とはいかないと思いますね」
都民はどうすればいいのか(C)日刊ゲンダイ
周囲が口をそろえる「裏切り者」「ウソつき」の小池評 |
「本自体を読んでいないので、お答えできない」「コロナ対策など、都政に邁進している。内容の一つ一つを確認しているわけではない」「そもそも、その読み物を読んでいないのでお答えできない」
3日の都議会本会議の一般質問。「女帝――」に書かれたカイロ大卒について、自民党議員から学歴詐称ではないかと問われた小池は、こう言ってスッとぼけていたが、内心は穏やかじゃなかっただろう。仮に今度の知事選で選挙公報に「カイロ大卒」と記載すれば、市民団体などから公選法違反(虚偽事項公表罪)で告発されるのは避けられず、記載しない場合は、その理由を厳しく問われるのは間違いないからだ。つまり、どっちに転んでも小池にとっては、再燃した学歴詐称疑惑にこれ以上、シラを切り続けるのは難しいだろう。
石井氏も4日に出演した文化放送のラジオ番組で、「私は学歴を詐称しているでしょうと訴えたわけです。疑惑を突きつけられたなら晴らそうと思えば1分で晴らせますよ。(カイロ大の)卒業証書を公開して、記者会見を開いて、弁明すればいいと思うんですけど」と言っていたが、それができないのは突き付けられた学歴詐称が事実である証左ではないのか。
「女帝――」では、小池の「皆が飛びつく魅力的な物語」を信用し、裏切られたという人々の怒りの声も取り上げられている。阪神大震災の被災者、水俣病認定漏れ患者、アスベスト(石綿)被害者、築地市場の豊洲移転に反対した「築地女将さん会」メンバー……などで、皆、判で押したように口をそろえる小池評が「裏切り者」「ウソつき」だ。
常に仮想敵を想定する政治姿勢
<小池知事にしてみれば、築地がどうなろうが、豊洲がどうなろうが、そんなことはどうでもよくて、目の前の状況が自分にとって有利か不利かどうかで判断する。長期ビジョンはなく、常に仮想敵を想定し、その敵からの攻撃を避けるためにはどうするべきか。マスコミによりよく取り上げてもらうためにはどうするべきか。その基準だけだったと思います。東京都の姿はこうあるべきだとか、都民生活をこうしたいというのはみじんもなかったでしょう>
元都中央卸売市場次長で、築地市場の豊洲移転をめぐる迷走ぶりを詳細につづった「築地と豊洲」(都政新報社)の著者である澤章氏も日刊ゲンダイDIGITALのインタビューでこう語っていたが、これが政治家・小池百合子の実像なのだ。
新型コロナ対策にしても、「ロックダウン」「ステイホーム」「ウィズコロナ」などと横文字を多用するばかりで、都民は具体的に何をすればいいのかサッパリ分からない。極め付きが「ステップ」「アラート」だ。緊急事態宣言が解除され、都は休業要請の業種などを段階別に緩和する「ステップ2」に引き上げたのに、翌日には新規感染者の増加を警戒する「アラート」を初めて発令するなど、チグハグ感は否めない。これでは休業を余儀なくされている中小企業や店舗だって営業するべきかどうか判断できず、右往左往するのは容易に想像がつくだろう。
結局、すべてが自分のための話題づくりであり、マスコミによりよく取り上げられるための思い付きに過ぎない。仰々しい「アラート」と称する真っ赤なライトアップもしょせんはパフォーマンスなのだ。
「強いリーダー」を演出するため、9億円の血税をつぎ込んで自分が出演するCMまで作成した結果、新型コロナ対策費は1兆円超に膨れ上がり、都の貯金箱にあたる財政調整基金(9000億円超)はほぼ空っぽ。この財政事情で、どうやって来年に五輪を開催できるのか。と思ったら、今度は唐突に「合理化、簡素化」とか言い出す始末だから、口先だけの付け焼き刃にもホドがある。
果たして新型コロナ禍を利用し、公務と称して選挙活動に邁進する女帝を知事選で再選させていいのか。総選挙直前の2017年9月、小池から「排除」発言を引き出したジャーナリストの横田一氏が言う。
「自分が目立つために仮想敵をつくるのは悪辣政治家の常套手段ですが、今回、小池知事は五輪中止が決まった途端、政府のコロナ対策はダメだ、と言い出した。つまり、安倍政権を仮想敵に仕立てたのですが、思ったほどうまくいかず、迷走している。もはや、ウソとパフォーマンスだけの政治家にこれ以上、知事は任せられません」
都民は今、重大な選択を迫られている。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK273掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK273掲示板 次へ 前へ
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。