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小池百合子都知事「学歴詐称疑惑」に見る胡散臭さ ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/274268
2020/06/09 日刊ゲンダイ
小池百合子都知事がエジプトのカイロ大学を(首席で?)卒業したか否か? が最近改めて話題になっている。実にバカバカしい話である。
結論として、私は、彼女はカイロ大学を卒業してなどいないと、ここで断言しておく。理由は単純明快である。日本でアラビア語を修得していなかった者がエジプトの最高学府に留学して4年間で卒業できるはずなどない。これが「合理的推論」というものである。
にもかかわらず、小池知事が「卒業した」と言い張るなら、その立証責任は、異常な事実を主張する側、つまり彼女の側にある。過去にも有名人の学歴詐称が議論になったことがいくつかあった。その際に私が疑問に思ったことは、その人物が「卒業していない」と指摘する側が不当に立証責任を負わされそうになることである。ここで原則を確認しておくが、「アラビア語のできない日本人がカイロ大学を最短期間で卒業した」などという異常な事実を主張する側が立証責任を負うことが、知的生活のマナーである。
だから、この騒ぎは、小池知事が「持っている」と主張する卒業証書と卒業証明書を公表すれば済んでしまう話である。それを拒み続ける以上、彼女は学歴詐称を自白したようなもので、それは、公選法違反の虚偽事実公表罪(235条)で当選無効(251条)に至る事実である。
なお、小池氏がカイロ大を「卒業」したと同大が公式に認めた場合は、同大が世界の常識とは違う「表彰」機関だということである。
公人にとって学歴はないよりはある方がよい程度のことである。ただ、社会生活の出発点において学歴を詐称してジャーナリストとしての地位を得て、それを足場にして政界で階段を上ってきた人物を評価する際に重要な点は、その「学歴」の有無よりもその「詐称」を恥じない「人格」であろう。
政治は、個人の力を超えた強大な権力をつかさどって主権者国民大衆の幸福を増進させる業である。だからこそ、私たちは選挙を通してその強大な権力を託す「人物」を選別しているのである。
小林節 慶応大名誉教授
1949年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院のロ客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ!」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。14年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義! 日本国憲法改正」など著書多数。新著は竹田恒泰氏との共著「憲法の真髄」(ベスト新著)
— tad_tad (@tad_tad) June 9, 2020
「学歴詐称疑惑」に見る胡散臭さ
— KK (@Trapelus) June 8, 2020
この騒ぎは、小池知事が「持っている」と主張する卒業証書と卒業証明書を公表すれば済んでしまう話である。それを拒み続ける以上、彼女は学歴詐称を自白したようなもので、それは、公選法違反の虚偽事実公表罪で...
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