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コロナウイルスの感染拡大も、ようやく押え込むことが出来たようです。
今回の問題で、一番、考えておかねばならないことを申し上げます。
流行が始まって以来、私は保険所の対応に義憤を覚えてなりません。
病院での院内感染が多発していることからも分かるように、コロナウイルスに罹ったと思う人たちが、感染症と言う病の特質が判らず、
直ちに近くの病院へ駆け込むことの危険性は大変なものです。
しかしながら、一般の人たちは、どのように動けばよいのでしょう。
この状況を管理するのが厚生労働省であり保険所ではないですか。
感染症対策は、コロナウイルスが初めての事でもなく、以前にもサーズ、新型インフルエンザなどでも経験していて、国家の医療体制としては非常時に備えた体制もあったはず。
さて、今回の保険所の対応について、ここで実例を話しましょう。
私の家内の妹の話です。
京都市内に住んでいる義妹は、5月の初め3〜4日間、38〜39度の発熱し、時節柄コロナに感染したかもしれない心配から、その場合、保険所に相談する様に言われていることを思いだし、さっそく市内の保険所に電話したそうです。
そので保険所の担当者に言われたことは、
貴方の症状を聞くにコロナとは考えられないので、近くの病院を訪ねてくださいということでした。
物事をあまり深く追求しない義妹は、言われた通り近所の掛かり付けの医院を訪ねたところ、玄関に発熱がある人は医院に入らず外で待ってくださいとの張り紙があり、待っていたところ医院の職員が出てきて、発熱のある方は、保険所に相談して、紹介される病院へ行ってほしいとのことです。
途方に暮れた義妹は、姉である家内に電話をしてきました。
それを聞いた私は、件の保険所に電話し、担当者をこっぴどく詰ってやりましたが、公務員共通で。それを問題視し反省することはありません。
結局、私は義妹に、小さな医院が用心して診察を避けるのは止むをえない。ある程度大きな病院であるならば、事情をしっかり言えば対応してくれるであろうと言いました。
義妹は実際にそこそこの総合病院へ行き診察を受け、コロナではなく、他の病気で服用していた薬の副作用と診断され、その薬を変えることで回復しました。
但し、これは民間の総合病院の話で、ほとんどの公立病院は厚生労働省の指示に従い、うたがわしい患者は玄関で門前払いしたはずです。
その証拠に、多くの病院で集団感染が発生していますが、大半は、市民病院は民間病院で、できるだけ患者を受け入れようとした病院であります。
そもそも、コロナウイルスの感染が拡大しはじめた時点(3月上旬)厚生労働省は、感染者、感染の疑いのある人の受け入れ方を考えねばなりませんでした。
その後、現在至るまで、保険所は感染の心配がある人たちが検査、診察を願っているのに、ほとんど(8割以上)門前払いしています。
現在は検査の数料、抗体検査の必要性などが議論されていますが、そのように数の問題ではなく、検査が必要な人、検査を望む人に対して、早急に検査できる体制を整えることが必要なのです。
ところが、この検査にしても、保険所の言い訳では、検査のための媒体の採取に時間がかかり、1時間で6〜7人より検査が出来ないそうです。
また媒体を採取する職員の安全も考え、1日にそんなに多くの媒体が採取できないそうです。
このような報道を聞いても、怒りの声が聞こえてきません。
採取など、麺棒で口内の粘液を採取するだけです。
それが、どうして1時間の6〜7人より出来ないか。
また採取する職員の安全性を言うならば、その職員の防護服を着せるなどもでき、また採取、そのものは患者本人にやらせて、それを密閉容器に移させ安全な方法で受け取ることもできるはず。
これに関しても、韓国などでは屋外で採取したり、自動車に乗ったまま採取する方法を取っている。
要するに保険所のバカ職員は、検査を早く、多く進めるために何の思考力もなかったのである。
また、そのバカの一人が、コロナが心配で電話をかけてきた人に、いとも平然と、それはコロナではありませんと断言することである。
命に係わる問題で、医師の資格もない馬鹿が、そんな発言をする資格があるか。
実際に、保険所の職員の指示で自宅待機していた人が何人も死んでいる。
これは国家による殺人行為である。
検査の後の医療体制でも、厚生労働省、保険所の対応は遅遅たるもの、微々たるもので、コロナウイルスの疑いのある人を診察する病院、施設の整備が、3か月経ってもできていない。
感染者隔離の為の施設も、後になって多くのホテル経営者が申し出ていて、問題ではなかった。
但し、無謬性を主張する官僚共も、それを素直に受け入れて受容にためらっている。
ホテルを隔離施設にするには、確かにいろいろな問題、改修の必要もあるが、そのようなことは非常時でそれなりの予算とやる気があればできるのであるが、
官僚共は己が気が付かなかったために遅れた施策に屁理屈を付け、採用にもったいぶっているにすぎない。
中国などコロナ専用の大きな病院を10日で作ったと報道されている。
それは信じがたいが、我が国では大災害時には、早急に仮設建物を整備する能力、経験がある。
1週間から10日もあれば全国数百か所にコロナ専用施設を作ることは可能なのである。
また学校など遊休施設を利用することもできる。
安倍内閣は、コロナ対策として200兆円の予算をつぎ込むと言っているが、今言ったような対策に1000憶円も使っていれば、コロナの拡大も押えられていたであろう。
アベノマスクの500憶円が、どれだけバカげた浪費であったか分るでしょう。
外出禁止に多くの国民が協力し、我が国のコロナウイルス対策は成功しているように思われていますが、実態は国民にとって必要な施策を何もしてないのです。
このようなことでコロナ対策が出来たと思っているならば、将来、同じような問題が起きた時の経験には全くなっていません。
毎日、嫌になる程のコロナに関する報道が出ていますが、肝心要の、こうしたことを暴く報道がありません。
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