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2020年 06月 03日
当ブログでは予測していたことであったが・・・。<18日に39府県が緊急事態宣言解除になってから、東京都民の警戒がかなり緩んで来ていたので。>解除になってから案の定、東京では先週から新型コロナウィルスの新規感染者が増加。昨日2日には30人を超えた。
「あら〜〜っ」というわけで(ベタでごめん)、昨夜、小池都知事が「東京アラート」を宣言したのだが。これはあくまでも「アラート=警報」のようなもので。具体的に何をやるのかと言えば、東京都庁の建物とレインボーブリッジを赤くライトアップするだけだったりして。
これで、それなりの効果が得られるんだろうか?(~_~;)
<しかも、絶対、赤くライトアップされた都庁や橋の写真を撮りに行くやつが出ると思われ・・・。^^;>
東京は休業要請解除のステップを3段階に分けたロードマップを設けているのだが。小池都知事は、国や社会の要望(圧力?)もあってか、ステップ2への移行を1週間早めて6月1日からスタートしたばかり。
今後、感染者が週平均で1日当たり50人以上となるなど事態が悪化すれば、休業の「再要請」も検討するというが、そうなった時には、既に「第2波」に飲まれている可能性が大きいわけで。都民としては、もう一工夫欲しいと思う。(++)
『「東京アラート」発動 小池知事「ステップ2から1に戻るものではない」
東京都は2日夜、新型コロナウイルスの感染拡大の兆候が見えた際に都民に警戒を呼び掛ける「東京アラート」を発動した。小池百合子知事は都の対策本部会議後に報道陣の取材に応じ、「院内感染があったとはいえ、感染者が30人を超えるのは多く、警戒すべき水準。これは都民に感染状況を知ってもらうものだ」と述べた。(略)
事業者には対しては、「ステップ2に移行している訳だが、これでステップ2から1に戻るというものではない。ただし、ガイドラインに沿って、事業を再開された方には注意いただきたいし、利用する方々も基本的な感染症の(拡大)防止に協力をお願いしたい」と述べた。(THE PAGE 20年6月2日)』(詳しい基準など、全文は*1に)』
* * * * *
ところで、東京では7月5日に都知事選が控えているのだが<告示は6月18日>。
先日、ちょこっと書いたように、自民党は小池百合子氏の対立候補を準備できず。小池氏を支持することに決定した。
その小池氏の対立候補として、08年、12年に次点となった元日弁連会長に宇都宮健児氏が出馬を表明。共産党が支持する意向を示していたのだが。どうやら立民党も、支持する方向で動くようだ。(・・) <国民党は、もともと小池希望の党だっただけに、ビミョ〜かな?>
『立憲民主党は2日、小池百合子知事(67)の任期満了に伴う東京都知事選(18日告示、7月5日投開票)への対応について、無所属で出馬を表明している宇都宮健児元日弁連会長(73)を支援する方向で調整に入った。
他の野党にも呼び掛けて統一候補としたい考えだが、同党の一部や国民民主党内には慎重論もあり、結束できるかが焦点だ。
立憲、国民、共産、社民各党は都知事選について、統一候補の擁立では一致。宇都宮氏に対しては、共産党が高く評価する一方、国民民主などには73歳という年齢や革新色が強いとして、支援に消極的な意見もある。(時事通信20年6月2日)』
元東京高検検事長の黒川弘務氏への処分が軽かったことに対する批判が、今でも続いている。
安倍首相らは、黒川氏の処分はあくまでも法務省や検事総長が決めたと語っていたのだが。最初に「懲戒」をするかどうか決める権限があるのは「内閣」だけ。<関連記事・『安倍官邸、稲田総長潰しに失敗か+林高検検事長が政治に距離と明言+内閣に懲戒処分の権限』>
法務省は、先週の野党のヒアリングで、黒川氏は首相の対応いかんで「懲戒になり得た」と答えた。
『黒川氏、懲戒なり得た 野党ヒアリングに法務省
立憲民主など野党共同会派は28日の法務部会で、賭けマージャンで辞職した黒川弘務前東京高検検事長が訓告処分となった経緯について法務省からヒアリングを行った。
出席した階猛衆院議員によると、同省は黒川氏が懲戒処分になる可能性があったことに言及した。
野党側は会合で、森雅子法相が27日の衆院法務委員会で「最終的には安倍晋三首相に私が報告し、了承を得た」と答弁したことに関し、首相が了承しなければ懲戒処分になり得たのかと確認。同省は「なり得た」との認識を示したという。(時事通信20年5月28日)』
<人事院が賭博行為を懲戒の対象にしていることから、法務省の幹部は当初、懲戒処分が妥当だと考えていたようだ。>
* * * * *
また、市民団体「安倍首相による検察支配を許さない実行委員会」は2日、黒川氏に対する告発状(常習賭博罪)を東京地検特捜部に提出したという。
『賭け麻雀をして辞職した東京高検の黒川弘務前検事長について、市民団体が常習賭博の疑いで東京地検に告発状を提出しました。
新聞記者らと賭け麻雀をしたとして東京高検の黒川前検事長に対する告発状を提出したのは元大学教授らで作る市民団体です。告発状では「常習的に賭け麻雀を繰り返してきたことは違法性が高く、極めて悪質」と指摘し、常習賭博罪に当たるとしています。
「政府が呼び掛けてきた三密そのものである、麻雀というものをわざわざやっていたということについては、ここにも明らかな常習性というものが現れているわけで、我々は絶対にこのような行為というものを許すことができない」(告発した市民団体)
市民団体は黒川前検事長について、「賭博行為は検察官の社会的にあるべき姿に背くもので、到底、許されるものではない」としています。
黒川前検事長の賭け麻雀をめぐってはすでに、別の弁護士グループなども刑事告発しています。(TBS20年6月2日)』
野党側も、この黒木氏の処分の件をさらに追及する予定だという。
政府の新型コロナウィルスの専門家会議で、議事録作成されていなかったことも問題になっているのだが。
安倍内閣内での説明が一致せず、ヨコの連絡がとれていない不安定な状況が垣間見える。
菅官房長官は当初、議事録は不要との見解を示していたのだが、1日の国会では「基本的に速記がはいっているので、議事録作成は可能だ」として、作成を検討する姿勢を見せていた。
しかし、2日になって、加藤厚労大臣が、速記録は2日めのものしかないと説明。話がチグハグで噛み合わないのである。(~_~;)
『専門家会議の議事録、求められれば作成も検討 菅長官
新型コロナウイルス感染症への対応を検討する政府の専門家会議の議事録が残されていないことをめぐり、菅義偉官房長官は1日の衆院決算行政監視委員会で、専門家会議から議事録作成を求められれば、作成を検討する考えを示した。
菅氏は同委員会で、5月29日の専門家会議で議事録作成を求める意見が出たことを踏まえ、「(専門家会議の考えに)従うのは政府の考え方でありますし、別段止めるとか、そういうことは申し上げる立場にはない」と述べた。また、菅氏は6月1日の記者会見で「議事録作成のため、これまで基本的に速記が入っており、速記録は保存されていると聞いている」と説明した。
同会議の議事録をめぐっては、菅氏は5月29日の会見で、公文書管理のガイドラインに沿って発言者が特定されない「議事要旨」を作成、公表していることから、残さなくても問題はないとの認識を示していた。(朝日新聞20年6月1日)』
『議事録の初回と3回目、速記なし コロナ専門家会議で厚労相
加藤勝信厚生労働相は2日の参院厚生労働委員会で、新型コロナウイルスを巡る専門家会議の初回と3回目に速記者が入っていなかったことを明らかにした。菅義偉官房長官は1日の記者会見で、会議には基本的に速記が入っていると説明していた。政府は議事録を作成することも含め検討に入っているが、これまでの対応の検証がさらに難しくなりそうだ。
加藤氏は1〜3回の専門家会議に関し「2回目しか速記者を入れていなかった」と語った。現在は議論の内容が記された議事概要が公開されているが、発言者は特定できず、意見に賛否があったかどうかなどを確認できない。(共同通信20年6月2日)
* * * * *
安倍内閣では、昨年来、安倍首相と菅官房長官の関係が悪化。特に新型コロナウィルスの対策に関して、菅官房長官はカヤの外に置かれているという見方が強い。^^;
<何か記者会見でコロナ対策に関して質問されると、説明が苦しそうだったり、投げやりっぽくなっていたりすることが多いように感じる。>
また安倍首相は加藤厚労大臣とのコミュニケーションがうまく行かず。同じ派閥の子分である西村康稔氏をコロナ特措法担当大臣に起用して、加藤氏より西村氏の方を頼っている感じがある。(~_~;)
安倍内閣では、黒川検事長の処分などに関しても、森法務大臣や法務省側と発言が合わない部分があるし。
何かコロナ関係のやりとりを見ていても、安倍内閣のほころびがどんどんオモテに出て来ているように思えて。何とかもう一歩、退陣の方向に追い詰められないかと願うmewなのだった。(@_@。
THANKS
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