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林新東京高検検事長は「野武士」。アベ政治の不正を正すことを期待。
https://31634308.at.webry.info/202005/article_23.html?1590667013
黒川東京高検検事長の辞職に伴い、後任に本命の林氏がなった。今まで、政府が拒んでいた人物である。なぜ拒むかというと、黒川よりは御し難いと見ているということである。この点アベ官邸は非常にわかり易い。自分に歯向かう、批判的な人物は徹底的に排除するが、自分になびく、自分の仲間、利益がある場合、徹底的に厚遇する。その目ざといアベ官邸が林氏を徹底して拒否していたことからアベ官邸にとって林氏は天敵ぐらいに思っているかもしれない。
林氏は「野武士」と言われていたそうである。つまり、黒川とは対照的にあまりたち回りが上手くないようである。特に政治家への忖度はあまりないと思われる。
その林氏は、就任会見で「今回の件で損なわれた国民の信頼を取り戻すのが新検事長の責務だ」と述べた。また、約30分の会見で「国民の信頼」という言葉を約20回も使い、検察にとって国民の信頼が不可欠であることを強調した。黒川氏の不祥事を謝罪した上で、信頼回復への意欲を示したという。国民の信頼を20回も使ったことは、今回の黒川による検察信頼の失墜だけではなく、暗にアベ官邸による検事長定年の延長によるゴタゴタも含まれていると思われる。
さらに林氏は、検察は「政治と一定の距離を保つべきだ」と述べている。また「近くなると政治と癒着する形になるからではなく、国民から何か癒着があるのではないかと公正らしさが疑われるためだ」と述べた。明らかに、黒川前検事長就任の言葉と違う。野武士という愚直さを信じれば、黒川のように政治べったりにならないと思われる。
では、林氏に何を期待するかというと、弁護士600人以上で告発したアベの桜を見る会の不正の調査である。この案件は東京地検が扱う。その上位が東京高検である。この構図で強烈に思い出すのが、陸山会事件を指揮した東京地検特捜部の佐久間部長、東京高検の谷川次席を思い出す。この時は石川議員、秘書らを過酷に取り調べた。この捜査は全く当て外れで、実際は政治資金規正法で期ズレ修正で済むものであった。この検察の失敗により、検察の信頼が一気に低下した。
今回の桜の件は、検察はホテルニューオオタニに入り、決済帳簿を見れば一発でわかる。アベの筆頭秘書の今井の父がニューオオタニの役員をやっているという。これなどは検察が入って調べれば、直ぐにわかる。アベの嘘もすぐに明らかになる。
東京地検から河井夫婦の捜査に支援するために出向いている。当然、上位検察の林高検検事長が指導する立場にある。6月上旬には逮捕申請が出るとも言われている。この仕事が済めば稲田検事総長は林氏に禅譲するのではないかと思う。林氏への期待はかなり大きい。
検察の名誉挽回は林氏の指導が大きな効果をもっている。
新東京高検検事長の林氏「政治と一定の距離保つべきだ」
https://www.asahi.com/articles/ASN5W5S42N5WUTIL01T.html?iref=comtop_8_03
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賭けマージャン問題で辞職した東京高検の黒川弘務・前検事長(63)の後任に26日付で就いた林真琴氏(62)が27日、就任会見を開いた。黒川氏の不祥事について「誠に不適切で国民の信頼を揺るがす深刻な事態。国民に改めておわびする」と謝罪した。その上で「検察の刑罰権行使には、国民の信頼が不可欠。信頼を取り戻すことに努めたい」と述べた。
一方、黒川氏の定年延長を認めた今年1月の政府の閣議決定や、検察幹部がポストにとどまれる規定を盛り込んだ検察庁法改正案については「所感を述べる立場にない」とした。
一連の問題で、国民からの注目が集まった検察と政治との距離については、「一定の距離を保って職務を遂行すべきだ。距離感が近くなると政治と癒着する形になるからではなく、国民から何か癒着があるのではないかと公正らしさが疑われるためだ」と述べた。
林氏は黒川氏と同期で、1983年に検事任官。黒川氏と同様、捜査畑よりも法務省での勤務が長く、2014年からの法務省刑事局長時代には、「共謀罪」法などの立法に携わった。
黒川氏の辞職は「非常に残念な思いがある」とした上で、「信頼を揺るがす事態だ」と指摘。検察内外で、稲田伸夫検事総長(63)の後任との声があることについては「お答えする立場にない」とした。
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