http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/493.html
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今日の惨状を招いた張本人―専門家会議の悪人たち(3)
本日5月14日、政府は午前中に専門家会議、引き続き諮問委員会を開き緊急事態宣言の解除を決定する。
専門家達には期待できないだろう。
専門家会議の座長は、脇田隆字で国立感染症研究所所長。副座長は尾身地域医療機能推進機構理事長。諮問委員会では、両者が尾身会長、脇田委員と、クロス人事がなされ、露骨に厚労省グループが牛耳っている。
なかでも、専門家会議副座長兼諮問委会長尾身茂は、政府任命の専門家集団のキーパーソンと目される。
その経歴は
1978年 自治医科大学卒、1990年博士号取得。その後、厚生省に転じて技官。 2012年 年金・健康保険福祉施設整理機構(現 地域医療機能推進機構)理事長
要するに、天下り官僚。
それゆえ、厚労省医系技官グループの権益を代弁し、かつ首相と同席して記者会見を行うなど、政府方針を誘導すると同時に、政権に忖度、フォローしてきた。
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中村敦夫 怒りん坊の閻魔堂会議 4月21日 によれば
(以下引用)
>>感染症に知識も興味もない内閣は、厚労省に丸投げした。省は下部機関の国立感染症研究所に、さらに丸投げ。感染研は予算も薬の許認可権も握る厚労省の天下りや研究者の巣窟。いわば原子力村同様の感染症村。
その中で、WHO職員時代にSARSを経験したX教授が、対策チームの長に着任した。X教授は今回、自論のクラスター撲滅論に固執。本来の段取りである陰性陽性を測るPCR検査を抑制した。結果、収拾がつかない危機を生んだ。X教授は発言や感情にぶれがあり、この大任に耐えられるかどうか心配じゃ。
今頃になってPCR路線に切り替えようと言い出したが、時すでに遅し。日本は10周遅れで感染爆発のトラックを走っておる。とても現実とは思えん。<<
と、喝破。Xとは尾身のことと思われるが、この論評、誠に的確である。
最大の罪状はPCR検査の抑制であり、そのために目安として37.5℃、4日の自宅静養つまり「4日ルール」という関門を設けたことだ。
5月も10日過ぎて「4日ルール」の見直しがなされたようだが、
ルールを決定したのが2月16日、尾身は3月初旬には医学的根拠はなかったとし、国会では「3日は我慢してもらうが、PCRの検査のキャパシティーを当然考慮しました」などとブレブレ発言。
狡猾な二枚舌男とも言えるが、それほどあいまいな概念であり、これでもって人命が左右されるということに対し、責任感皆無といえよう。
PCR検査については、2月24日専門家会議にて、「限られたPCR検査の資源を重症のおそれがある者の検査に集中させる必要がある」とし、検査の絞り込みを提言。
安倍首相は2月29日の記者会見では「すべての患者が検査を受けられる十分な検査能力を確保する」と国民に約束し、3月14日の会見ではPCR検査について「3月中に1日当たり8000件まで検査能力が増強できる」、4月6日の会見では「検査実施数を1日あたり2万件に増やす」と宣言したが、いまだ最大で8000件〜9000件を推移しており、1日2万件にはほど遠い。
4日夜、尾身茂会長は、新型コロナウイルスのPCR検査の実施件数が諸外国に比べて少ないのではないかという指摘について、増えていないことについては、言い訳に終始。あげくに「あの時点でPCR拡充を提言したのは現実的でなかった。」と言う有様。無責任の極み。専門家がこんな言い逃れで通用するのだから、全く図々しい。
さらに、驚くべきことは、3月28日に行った記者会見で、PCR検査の件数や感染者数が内外で「少なすぎる」と指摘されていることについて、首相は「専門家の先生たちに私も確認しましたが、説明を受けて私は納得したところであります」と言明している。
米大使館にも疑念をもたれている、我が国の不十分なPCR検査数について、心配になった首相を見事に丸め込んでいる。尾身はこの時点では、PCR拡大を考えていなかったことになる。
尾身は、4日に検査拡充を進めていく必要性を述べているが、これまた驚くことに、5月4日の基本的対処方針においてさえ、PCR検査の拡充強化については明確に規定されていなくて、未だに「症状が軽度である場合は、自宅での安静・療養を原則とし状態が変化した場合に受診するよう周知徹底すること」の文言が継続している。この方針の諮問委員会の会長は尾身自身である。さきの記者会見での認識とは全く違うのだ。
尾身のカメレオン的身の代わり方は、責任感皆無の御用学者そのものだ。使命感も情熱も全く感じられない。
何より、戦後最大の国難を左右するコロナという難題の指南役がこの有様では国民は不幸だ。
もちろん、この男を重用する安倍首相、加藤労相の責任は大だ。
かっての厚生相舛添の言を掲載する。
>>舛添要一Verified account @MasuzoeYoichi May 4
会見で尾身氏がPCR検査が遅れている理由を縷々述べたが、全く他人事で責任意識のかけらもない。2009年に厚労大臣として私が新型インフルに対応した ときも、専門委の座長がこの人物。対応に不信感を持った私は、若手研究者で大臣直属のチームBを作り、その意見を採用して早期の感染終息に成功した。<<
首相、加藤労相、官邸、は、舛添以下だ。
最後に、尾身の不名誉なニュース
1、 補正予算。尾身が理事長の「地域医療機能推進機構」に、特別枠の疑惑。
http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/181.html
2.尾身が理事長の「地域医療機能推進機構」病院でコロナ・クラスター発生
http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/301.html
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