http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/397.html
Tweet |
5月4日夕方に行われた緊急事態延長記者会見での安倍首相も、翌日午後に行われた会見での西村担当大臣も、それまでと打って変わってマスクなしで登場した。
もう大丈夫ですよとは言葉に出せない状況なので、雰囲気で伝えたかった(むろん経済活動の大きな再開のため)のだろう。
5月4日に、
「全国・東京の感染ピークは3月下旬:病院・福祉施設の集団感染と“家庭内感染”が増加傾向:韓国は行動25%減でも終息」
http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/255.html
という投稿を行った。
そのなかで紹介した、日本での新型コロナウイルス感染症の感染拡大ピークが3月下旬で以降は明瞭に感染確認者が減少してきたことを明瞭に示すデータがあるのに、どのメディアも政府機関も、その「発症日ベース感染確認者数推移」を一般国民に見せていない。
今朝放送されたNHK「日曜討論」でも、感染者は確実に減少していると言いながら、報告日ベースと思われる感染確認者数推移を示すにとどまった。
(この番組でも、これまでと違い出演者みながマスクなしだった)
※発症日ベース感染確認者推移グラフ
「図2.発症日別新型コロナウイルス感染症届出数(2020年1月14日〜4月22日)」
このグラフは、次の資料でも確認できる。
「IDWR 2020年第16号<注目すべき感染症> 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 」
https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/ka/corona-virus/2019-ncov/2487-idsc/idwr-topic/9596-idwrc-2016.html
この発症日ベース感染確認者推移は、最長2週間と考えられている新型コロナウイルスの潜伏期間を考えると、次回再評価予定の5月14日なら、4月末までの「発症日ベース感染確認者推移」グラフを見せることができる。
14日か21日かわからないが、もう大丈夫という“証拠”のデータ(切り札)として、4月末までのこのグラフを見せる気なのだろう。
次に、山中伸弥さんの貢献とも言えるが、陽性率の分母となる検査人数がデタラメというか隠蔽されていた東京都の陽性率データも、今月になって各TVメディアが“どこからか”入手して示すようになった。
この東京都の検査人数の“修正”は厚労省データとしてはまだ出ていないが、明日頃から、修正されたデータに変わるだろうと勝手に予測している。
最後に、笑ってしまったが、全国ベースで新型コロナウイルス感染症の退院者がわずか1日で2,221人も増えるというデータの怪を紹介したい。
先だっての投稿で、感染確認者の半数ほどが退院しているドイツや韓国と較べて、日本の退院者比率が低いと指摘したが、今回のこの“補正”により大きく改善され、退院比率は52.4%と過半数に達した。
次の1枚ずつの表で、奇妙なデータを確認して欲しい。
「新型コロナウイルス感染症の発生状況」(5月7日18時時点)
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000628514.pdf
このデータでは、入院治療を要する者が「11,286人」で、これまでに退院した者は「5,889人」となっている。
翌日(30時間後)のデータは、
「新型コロナウイルス感染症の発生状況」(5月8日24時時点)
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000628671.pdf
入院治療を要する者が「6,302人」で、これまでに退院した者は「8,110人」となっている。
この30時間(1日ちょっと)で、入院治療を要する者が一気に「4,984人」も減少し、退院した者も一気に「2,221人」増えている。
(しかも、()内に示されている前日比の+−の数値までむちゃくちゃになっている)
ご賢察の通り、これまでは、“医療崩壊の危機”や“新型コロナの危険性”を煽るために、深刻な状況であるかのようにデータを操作していたのである。
(規制解除モードに入った今後は、逆に、悪いデータを隠し良い状況と言い張れるデータを見せる可能性がある)
※両方とも厚労省の「「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について」に含まれているデータで、下記のリストから日付を選択して見ることもできる。
「報道発表資料 2020年5月」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/houdou_list_202005.html
安倍中央政権と東京や大阪といった自治体のどちらが先に活動規制解除に舵を切るかわからないが、月末まで待たずに、14日もしくは21日の専門家会議の評価を受けるかたちで、段階的に自粛要請を解除していくことになると推測している。
日本のそのような動きは、何より、日本より格段に酷い感染禍に見舞われ、現在もなお日本より感染状況が悪い欧米諸国が、このままでは生活が立ちゆかないとばかりに、段階的ながらも活動制限を解除していることによっている。
亡くなった方には申し訳ないが、新型コロナウイルス感染症は、流行期には“毎週”400人を超える死亡者を出すインフルエンザ(合併症を含む)と較べ、今なお600人ほどの“累積”死亡者でとどまっている。
このような感染症の流行及び被害状況で、外出自粛を筆頭として、これまで行ってきた自粛要請は過剰であり、ただ不安を煽ることで人々を苦しめただけである。
これまでも書いてきたが、より“密”な電車などの公共交通機関の利用をとめてないことからも、オープンエア環境の市中(街中)感染はないと推定している。
新型コロナウイルスは、インフルエンザウイルスに較べると感染力が低い。クラスター潰しで得たデータとして、感染確認者の80%は“家族を含め”他の誰にも感染させていないのだ。
(百貨店やパチンコ屋でもたぶん感染したヒトはいないだろう。春の選抜高校野球も両校関係者のみ入場し席の間隔を開けるなど一定の制限を加えれば開催できたはず)
カラオケ・ライブハウス・飲み屋など飛沫やエアロゾルが飛び交う場所に制限をかけたのは合理的だと思っている。そのために、きちんと補償して営業を自粛してもらうべきだろう。
(一人カラオケは衛生管理を行えばOK)
「コロナ狂騒劇」は、もともと、“国際的お付き合い”、言い換えれば、G7メンバーでもある主要先進国日本は「コロナ狂騒ダンスパーティ」には参加せざるをえないということで、騒動を繰り広げてきたものである。
欧米諸国が、活動規制解除に舵を切れるのなら、より大丈夫な日本も倣うというのが“自然な”流れである。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK272掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK272掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。