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失態を隠蔽するために、厚労省、専門家会議、感染研が仕組んだ策謀。見事にはまった首相
5月4日の首相会見。
1、 相変わらずの国民に要求のみ具体的、詳細で、政府のやるべき施策は抽象的、具体性なし。
2、 PCR検査が増えないのは、目詰まりがあったため。結局本気で取り組んでいないことを認めたと同じで、尾身副議長は言い訳を言うばかりで、あの時点でPCR拡充を提言したのは現実的ではなかったと言う始末。
3.本稿では、首相発言「中国経由の第1波の流行を抑え込むことができた。欧米経由の第2波も感染者の増加はピ−クアウトし・・・」を取り上げる。
これは、3月下旬より、厚労省、とりわけ専門家会議が推進したPCR検査の絞り込みによる失敗を、傘下の国立感染研を使って、実はコロナ流行を抑え込んだが、第2波によって再増加した。よって、PCR絞り込みは成功した。とのシナリオであり、安部はまんまと乗せられた。というよりも、彼らのシナリオを読み上げたということだ。
国立感染研は、4月28日、まことにタイミング良く「中国から日本に流入した新型コロナウイルスはほぼ終息し、いま全国に広がっているウイルスはヨーロッパや米国から入ってきた可能性が高いと発表した。」そして「同研究所は新型コロナの遺伝子の変異を調査。その結果、「ダイヤモンド・プリンセス号」などで見つかったウイルスは検出されなかった。“武漢型”は終息したことになる。」と報道された。(注1)
今感染が広がっているのは、欧米とそこからの帰国者のせい。
なので、PCR検査抑制など、自分たちの対応は間違ってない。との趣旨だ。
専門家会議の、押谷は3月22日のNHKスペシャルで 「日本のPCR検査は、クラスターを見つけるためには十分な検査がなされていて…、PCR検査を抑えていることが日本が踏みとどまっている大きな理由だ」とPCR検査抑制を正当化し、4日ルールによる対象者絞り込みを正当化している。
このことについて、後に押谷は色々と弁解と、責任回避、責任転嫁を図っているが、それでは逃げ切れないと考えただろう。
PCR絞り込みは、当然厚労省出身の尾身副座長が先導したものであり、さらに、そのバックには厚労省医系技官の意向があるだろう。
こうした世論操作に対して、マスコミその他も疑問を呈していないは不思議だが、感染研をかませることで、世間を欺くという画策は成功したかに見える。
ところが、実は、この論は論理破綻している。。論理的に全くおかしい稚拙な話で、こなのでマスコミ・国民をだますのはいつもの手法。
なぜなら、第1に、2月初めの中国からの感染について、初動に失敗したことは周知の事実だが、首相は「欧米経由の第2波も感染者の増加・・・」
と発言。
とすると、第1波のみならず、第2波も水際での阻止に失敗したことになる。韓国や、イタリア等からの入国に対しては、いち早く水際で阻止したと宣伝していたではないか。
第2に、武漢型であろうが、欧州型であろうが、PCR検査を拡充しておけば、防げたこと。
PCR検査を広く行った韓国は、いまや感染者10人以下、実質終息しているではないか。
韓国には欧州型ウイルスは侵入を遠慮したとでも言うのだろうか。
よって、安部発言はPCR検査の絞り込みを正当化できない。のみならず、第1波、第2波ともに水際阻止を失敗したことを意味する。
さらに、感染研の分析根拠は何ら示されていない。
ここに根源的問題がある。専門家会議、感染研はデータを独占していて、だれも検証を行うことが出来ないのだ。
西浦の「グラフ」も、今回示された「実効再生産」や「陽性率」の数字も、全く検証できないのだ。根拠については絶対に公にしない。
にもかかわらず、すでに一部矛盾が指摘されている。「グラフ」は実効再生産2.5を前提にしているが、今回公表の実効再生産数字の実績は0.5〜0.7なので前提が全く異なる。陽性率は実は算出しておらず、アバウトな数字であることを尾身が白状。こんな専門家ってあるだろうか。
このように、重要なことは、他からの検証ができない。従って彼らの分析に基づく政策の妥当性も判断できない。
データを独占するために、PCR検査の広範な実施を阻止しているのだ。。
(注1)
「武漢型”コロナ終息も強毒化の懸念…感染研「変異」を発表(日刊ゲンダイ)」
http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/186.html
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