http://www.asyura2.com/20/senkyo272/msg/219.html
Tweet |
新型コロナでは、老齢者や既往症を持つ人の致死率が他と比べて圧倒的に高いと言われている。このリスクに備えるため、「アパホテル」に老齢者や既往症を持つハイリスク層の「予防退避」をしてはどうだろうか。
5月6日期限の新型コロナに伴う緊急事態宣言が、延長される事に決まった。
安倍首相は、週明けにも詳細を詰め正式発表する予定だ。
感染率等により地域ごとの緩和の余地はあるものの、基本的にはそのまま延長になる模様である。
しかし、これでは経済が持たないとの批判も聞かれる。
政府の判断の基には、5月1日に開かれた、緊急事態宣言の延長前の会合と思われる専門家会議がある。
同日の記者会見で、今回は「減少はしているが期待したほどではない」という統一見解が表明された。
記者会見におけるやりとりで座長や副座長に代わった北海道大学の西浦教授は、「十分な現象を果たすためには、実効再生産数0.5にすることを目標にしているので、それには達していないということだ」と答えた。
だが、西浦氏は専門家馬鹿、単なるオタクである。
政府と専門家会議が、矢面に立ちたくないので西浦氏を使っている。
そして、不都合になったら「私らは数理感染症モデルの専門家ではないので、彼に全面的に頼ってしまっていた」と言って責任を被せて切り捨てる。
西浦氏の「うっかり八兵衛」的キャラと風貌は、その適任なのだろう。
数理感染症モデルの専門家が日本で西浦氏しかいないなら、外国人専門家を複数招聘すべきだ。
さて、緊急事態宣言の緩和即ち経済再開のための一番のポイントは、感染爆発を起こさない事に尽きる。
そのためには、治療薬とワクチン、集団免疫の進捗に期待しつつも、行政等に出来る事は感染者爆発の兆候の早期掌握とその抑え込み、及び人工呼吸器等の医療資源の拡充である。
これに加えて、そもそも新型コロナの重症者を増やさないことが重要である。
政治は、新型コロナによる直接死と、不況による経済関連死の合計を最小にするという方程式を解く責任を負う。
西浦氏等の医療専門家が直接死の最小化を図るのは学者のミッションとして当然だ。しかし政治家はそれと経済関死の合算数の最小化を図らねばならない。
即ち直接死の増加可能性のリスクに踏み込まざれば、専門家への丸投げに過ぎない。
リスクを冒す以上、対策が要る。
先にアパホテルはじめ有志のホテル業者は、軽症者を収容する事を表明しその体制が整ったが、実際に収容された軽症者はごく僅かだという。
この資産を利用しない手はない。
日本全国の宿泊施設数は5.2万施設、部屋数162.5万室という。
https://hotelbank.jp/japan-hotel-statistics-2020january/
65歳以上の高齢者は3, 500人以上と言われるが、それとはスケールが違う。
だが、そのうち特に複数の既往症を併せ持つハイリスク者の予防的退避を「行えば、感染リスクを抑制し医療崩壊を避けるための一助にはなると思う。これは、ほんの一例ではある。
政府には、これを含め対策を打った上での政治判断を望みたい。
佐藤総研 blog.livedoor.jp/ksato123/
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK272掲示板 次へ 前へ
- (決定稿)経済再開に向け、「アパホテル」に老齢者の予防退避を(2020年05月04日 06:00 佐藤 鴻全) 佐藤鴻全 2020/5/04 06:33:40
(0)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK272掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。