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日本のコロナ感染者数 5月末には7万5千人にまで増加か 新型コロナ 今さら聞けない重大知識
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/272657
2020/05/02 日刊ゲンダイ
感染者が100万人を超えると医療崩壊も(永寿病院では院内感染が200人)/(C)日刊ゲンダイ
前回、倍加時間(感染者数が倍増するのに要する日数)を使えば感染状況を予測できると書いた。東京大学名誉教授の黒木登志夫さんが、東京都の感染者の倍加時間を計算すると、4月10日の時点で5.32日だった。これを5日として計算すると、4月末には「約2万5000人の感染者が出ると予想されます。恐ろしい数です」と書いている。
では、日本全体で5月末の感染者数はどれくらいまで増えるのだろうか。倍加時間の計算機を使って試算すると、4月10日から13日までの倍加時間は約6日である。4月14日は7日で、17日は約9日、21日は約13日になっている。倍加時間が増えるということは、感染拡大が緩やかになっていることを意味するのだが、緊急事態宣言の「移動制限」が効果を発揮しているということなのだろうか。
控えめに計算しても… |
たとえば倍加時間を13日とした場合でも、21日の感染者数は9449人だから、13日後の5月4日は倍の1万8898人……、と計算していくと5月末には約7万5000人となる。
もし、倍加時間が6日なら、なんと100万人を超える。6日か13日かわずかな差のように思われるが、ウイルスは指数関数的に増えるから、ちょっとした差でも大きく開いてしまうのである。
感染者が100万人にも増えれば、日本の医療システムは崩壊してしまう。今日1日の感染者数を抑えることが、結果的に数週間後の感染者を減らすことになり、1人の行動は自身だけでなく、遠く離れた未知の人にも影響を及ぼすということである。
インフルエンザは梅雨に入って、湿度と気温が高くなると終息していくが、新型コロナウイルスはどうだろう。マサチューセッツ工科大学(MIT)は、「気温がセ氏3〜13度だった地域で、最大数の新型コロナウイルス感染症(COVIDー19)が発生している(略)。これに対し、平均温度がセ氏18度を上回る国では全体の5%未満しか症例が発生していない」と分析している。
しかし、サウジアラビアやインドネシアでも感染が拡大していることを考えれば、安易に楽観しないほうがいいかも知れない。なにしろこのウイルスは、無症状の感染者がいたりして、同じコロナウイルスでもSARSやMERSとはまったく違うのだ。(つづく)
奥野修司 ノンフィクション作家
▽おくの・しゅうじ 1948年、大阪府生まれ。「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で講談社ノンフィクション賞(05年)、大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を受賞。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)がある。
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— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) May 1, 2020
【「新型コロナ」今さら聞けない重大知識】B
— KK (@Trapelus) May 1, 2020
5月末 日本の感染者は7万人か
倍加時間の予測では控えめにみてもそうなる
もし、倍加時間が6日なら、なんと100万人を超える。
感染者が100万人にも増えれば、日本の医療システムは崩壊してしまう。
(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/dKClV6WMzW
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