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いろいろなかたが指摘されているように、今年に入って突然襲ってきた未知のウイルスが引き起こす感染症であることから、2月中旬以降(ほぼ3月以降)、COVID19が原因で死んだのに、そうとはカウントされていないケースが間違いなくあると思う。
しかし、死因はなんであれ見つけるので、COVID19をわざと隠しているというような話ではないだろう。
難しいのは、循環器や呼吸器などにもともと重い疾患がある場合や末期の癌などを煩っている場合、仮にCOVID19に感染していたとしても、死因は他のものになることも多いことだ。
また、季節的により強い感染力を有するインフルエンザとダブルで感染しているケースもけっこうあるはず。
そして、PCR検査の“壁”という状況から先にインフルエンザ感染が認定されるので、この場合も、死因はインフルエンザもしくはその合併症としての肺炎などになる可能性がある。
COVID19疑いの独居のかたが部屋で亡くなっていたとか、行き倒れのヒトがCOVID19に感染していたとかが十数例あがっているが、対応の遅さという不幸なケースもあるが、新宿の例のように、COVID19そのものが死因ではない(すぐに死ぬような疾病ではないから)ケースもあるはずだ。
この問題は、インフルエンザの合併症で肺炎になって死んだとき、死因をインフルエンザにするのか細菌性肺炎にするか悩むように、あらゆる疾病につきまとう。
結局のところ、しばらくたって出てくるはずの死亡統計をもとに、COVID19の流行で「超過死亡」(他の様々な病気でもヒトは死ぬことを前提に、COVID19が起きていなかったら死ななかったはずの死者数を推定)がどれほどだったのか算定するほかない。
COVID19とインフルエンザはほぼ同じ予防策なので、COVID19の流行というか不安の扇動が、インフルエンザの感染も大きく抑制している可能性が高い。
このような感じで様々な要因を調整し、COVID19流行がもたらしたと言える「超過死亡」を推定することになる。
COVID19流行でインフルエンザの死者数が平年よりぐっと減っているとしたら、COVID19流行による「超過死亡」はない。
COVID19が流行らなくてもインフルエンザで同等の死者がでていたか、奇妙な話だが、COVID19が流行ったことで、逆に、統計的に予測できる数よりインフルエンザとCOVID19を合わせた実際の死者が減っていたということもありえる。
たぶん、COVID19の死者数が今年いっぱいで1千人未満だと「超過死亡」はないはず。
COVID19の疑いがある肺炎の死亡も、他の原因で起きる肺炎の平年の死亡数をもとに算定すれば、推定はできると思う。これも、インフルエンザと競合するので、“超過”の値はでないかもしれない。
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