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2020年 04月 28日
予約投稿の第2弾を・・・。今日も短めです。(笑)
ネットを見ていると安倍シンパ、自民党or保守支持層の人たちが、掲示板などでやたらにアンチ安倍、アンチ自民、旧民主党系、左派系の政治家や有名人の言動を(時には一般コメントまで)叩きまくるのを目にする機会が多い。
今は、安倍ヨイショ、野党叩き(SNS含む)を請け負う企業まであるようなのだが。そもそもこのような書き込みを組織的に導くことを考えたのは、自民党なのである。
自民党は2000年代前半の小泉政権時代から、当時は若手だったあの世耕議員などが中心になって、2chなど政治言論を扱うサイトを研究。<麻生太郎氏のことを「ローゼン閣下」とか呼んじゃったりしてね。>そして、2010年、野党だった時に自民党のPR&民主党政権批判のため、「自民党ネットサポーターズクラブ」(J-NSC)なる組織を作って、協力者を集めたのである
mew周辺では、その存在をまだ知らない人も結構いるので。今回は、この「自民党ネットサポーターズクラブ」に関する記事を・・・
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『反安倍を叩きまくる安倍首相「宣伝工作部隊」の素性
2019.12.05 07:00 週刊ポスト
11月20日、ついに憲政史上最長の在任日数となった安倍政権。森友問題や加計問題など、これまでも数々の騒動があったにもかかわらず、「安倍一強」を保てたのはなぜなのか。それは、官邸でも自民党でもなくただ安倍晋三首相だけに尽くす“私兵”たちの支えによるものだった。
桜を見る会の私物化問題で安倍首相への批判が強まると、ネットでは、国会で追及に立つ野党議員や、首相に批判的なテレビ番組を攻撃する書き込みが拡散している。
そうした安倍擁護のネット論調を主導するための組織が、「自民党ネットサポーターズクラブ」(J-NSC)だ。自民党が野党時代の2010年に設立したボランティア組織で、「ネトサポ」と呼ばれる。会員は約1万9000人。HPによると活動内容は、「インターネット等を活用した各種広報活動・情報収集活動・会員相互の交流活動」となっている。
安倍首相は設立総会から参加し、ネトサポには安倍応援団が多い。安倍氏が2012年の自民党総裁選で総裁に返り咲いた日、自民党本部前に日の丸の小旗を持った200人ほどの集団が現われ、「安倍! 安倍!」とコールを送る出来事があった。
「あれはネトサポが会員に『国旗を持って集まろう』と呼びかけたのがきっかけ。それから、テレビ番組が安倍批判をすると局に抗議電話が殺到したり、番組スポンサーにまで抗議がいくようになり、安倍応援団の力を見せつけた」(党本部職員)
ネットの政治情報に詳しいジャーナリスト・梶田陽介氏が語る。
「J-NSCはネットで自民党に有利な書き込みをする組織ですが、野党や批判勢力に対するネガティブキャンペーンの中心にはその会員がいるとみられている。
そのやり方は、たとえば、会員が専用サイトに『立憲民主党の〇〇議員がこんなことを言っている』と書き込む。それを読んだ会員たちがネットでその議員に匿名の批判を浴びせ、ネガキャンを展開する。メディアに対する批判も多い」
J-NSCが宣伝工作の実働隊とすれば、司令塔ともいえる組織が自民党のネット監視チーム「T2(Truth team)」である。
〈ネット上に誤解に基づく情報があるならば、正確な情報を発信し修正する〉(自民党のリリース)という役割だ。
自民党は2013年のネット選挙解禁に合わせてこのチームを組織し、大手IT企業などと技術提携してソーシャルメディア投稿監視サービスなどを導入した。T2は自民党ネットメディア局の議員、党職員やネット監視の専門業者のスタッフなどをメンバーとして24時間ネットを監視し、自民党に不利な書き込みを見つけるとただちにプロバイダーに削除を要求する活動を行なっている。
「こうした党のネット対策チームが収集した自民党批判の情報が、J-NSCのボランティア会員に伝えられ、会員はあくまで自発的にネットを通じて相手を攻撃するという、いわばあうんの呼吸でネット世論をつくっているとみられています」(同前)
自民党がJ-NSCのボランティア会員をどのように指導しているかを物語る映像がある。前回の総選挙前(2017年10月6日)、自民党は党本部でJ-NSCの緊急集会を開き、ニコニコ生中継で中継された。
その年に行なわれた東京都議選で自民党は安倍首相の「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかない」発言もあって大敗し、総選挙でも苦戦が予想されていた。首相は街頭演説に「お前が国難だ!」と書かれたプラカードを持って押し寄せる反対派を怖れ、直前まで場所を公表しない異例のステルス戦術を行なっていた。
そんな自民党にとってJ-NSCはネット選挙の重要な集票組織でもあり、緊急集会は会員に「選挙活動でやってはいけないこと」を解説する目的で開かれた。
その時のやりとりだ。会員の1人は、自分が画像入りで「従軍慰安婦像の辻元清美」「手榴弾を投げる人民解放軍姿の志位和夫」などの投稿をしていると明かし、「やっぱり誹謗中傷になるでしょうか」と質問した。
すると当時の自民党ネットメディア局長の平将明・代議士は笑いながらこう語ったのだ。
「あの、個人のご判断だと思います、はい」
これでは、野党への誹謗中傷を煽っていると言われても仕方ないだろう。その日の緊急集会にはサプライズがあった。
街頭演説を切り上げ安倍首相が登場したのである。首相は「ウォー」という歓声の中で、「ネットサポーターズの皆様には、日頃、自民党をしっかりと支援をして頂いていますこと、厚く御礼を申し上げたいと思います」と挨拶すると、参加者全員と一緒に「ガンバロー」と掛け声をあげて記念撮影し、ハイタッチしながら会場を後にした。
※週刊ポスト2019年12月13日号』
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表現の自由というのは、民主主義の根幹をなすもので。極端に言えば、国民が政治権力を監視して、問題があれば批判、抑制できるようにするために、最重要視されている人権なのだけど。
最近は「表現の自由」による擁護を悪用するような形で、政治権力側が自分たちの宣伝(超保守のいうプロパガンダ?)や野党叩きに使ったりする機会が増えているのが困りもの。
<やっと少し「フェイク拡散」や「ひどい誹謗中傷」などは、被害が大きければ、訴訟で負けるようになって来たけど。政治社会に絡む意見は、裁き用がない部分もあるし。ネット管理者側のルール作り、対応を急ぐべきかも。>
ただ、率直な話、政治的なネット操作は(ネット詐欺と同じぐらい)どんどんひどくなると思われ・・・。ともかく受け取る側が、それが確かな情報なのか、きちんとした視点からの言論なのか、しっかりとよ〜く見極めることが必要だと思うmewなのである。(+_+)
THANKS
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