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コロナ感染防止“人との接触8割減”「基準2.5」で計算の疑問
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/272381
2020/04/25 日刊ゲンダイ
基本再生産数「2・5」に疑問はないのか(厚労省クラスター班メンバーの西浦博教授)/(C)共同通信社
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、安倍首相が訴えている「人との接触8割減」。しかし、この「8割減」に疑問視する声があがっている。必要な削減率は「55%」ではないのか、との指摘だ。
もともと、8割減を提言したのは、厚労省クラスター班のメンバーである北海道大学の西浦博教授(写真)だ。西浦教授は、1人が平均で何人に感染させるかを示す「基本再生産数」を欧州の2.5人で計算。すると重篤者は85万人、死者数は41万8000人という結果になったとしている。「基本再生産数」が1を下回ると、流行は終息にむかうという。
なぜ東京ではなくドイツ基準なのか
ところが、週刊文春デジタルの取材にこう答えているのだ。
<私のいまのシミュレーションはR0(1人が平均何人に感染させるかを示す『基本再生産数』)を2.5にしています。これは、感染拡大が爆発的に起こったヨーロッパ、主にドイツが2.5だったので、日本でもそれ相応で流行が拡大すると想定した数字です>
<専門家会議が発表した東京都のR0の推定値である1.7でシミュレーションするべきではないかという主張も、正当なことだと思います。しかし、私自身は日本でもR0が1.7から上がっていく可能性は十分にあると考えています>
要するに、日本の感染者数をシミュレーションする場合、基本再生産数を「2.5」にするのではなく、「1.7」とするのも正当だと認めているのだ。実際、日本の感染者数を予測する場合、「1.7」にすべきだと指摘する専門家もいる。
問題なのは、「2.5」と「1.7」では、必要となる削減率が大きく変わってくることだ。前新潟県知事で医師免許を持つ米山隆一弁護士はこう言う。
「基本再生産数を1.7とした場合、人との接触は55%削減すればOKになります。8割も削減しなくていい。東京が1.7、ドイツが2.5なのは、生活習慣の違いなど、原因があるのではないか。どうして基本再生産数を2.5にする必要があったのか、わかりません」
安倍首相もメディアも、基本再生産数2.5に疑問を持たず、8割削減を訴えているが、検証したほうがよさそうだ。
【くらし】コロナ感染防止“人との接触8割減”「基準2.5」で計算の疑問 https://t.co/cqUGviwR4H #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) April 24, 2020
【人との接触減8割必要なのか】本当は55%減でOK!? なぜ東京ではなくドイツ基準 安倍もメディアも、基本再生産数2.5に疑問を持たず、8割減を訴えているが、検証したほうがよさそうだ(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/nxqZymoBnB
— KK (@Trapelus) April 24, 2020
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