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衝撃発表「コロナまき散らすのは若者より高齢者」は本当か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/272253
2020/04/22 日刊ゲンダイ
厚労省クラスター対策班メンバーで東北大の押谷仁教授(新型コロナウィルスの電子顕微鏡写真=米国立アレルギー感染症研究所提供)/(C)共同通信社
「高齢者の方が他人に新型コロナウイルスをうつしやすい」――。この研究報告にビックリした人も多いはずだ。厚労省クラスター対策班のメンバーでもある東北大の押谷仁教授が18日、日本感染症学会で驚くような研究結果を発表した。
押谷教授は「喉から排出するウイルスの量は重症度ではなく、年齢に関連する傾向がある」と語り、年齢が高いほど他人に感染させる可能性が高いと注意を促した。平均的に、青年期や壮年期の人は上気道(鼻から喉まで)に持っているウイルス量が少なく、高齢者はウイルスが多いというのだ。
これまで医学界や政界は、若年層に自粛を呼びかけてきた。若者がライブハウスやカラオケなどでウイルスをまき散らしているという指摘が目立った。小池都知事などは「若い皆さんには家にいていただいて、ネットで勉強したり、友達と話したり、時にはネットで乾杯したりという形で、家にいてください」と、若者をウイルス拡散の元凶のように扱っていた。
ところが、押谷教授は老人のほうがウイルス排出量が多いと発表。拡散の“犯人”が入れ替わった印象だ。実際、高齢者施設や病院で感染が広がっているのも、高齢者は感染させる力が強いからだ、という指摘もされ始めている。
若者より老人の方が…(C)日刊ゲンダイ
「ウイルスの量が多くなるのは事実」
実際はどうなのか。ハーバード大学院卒で医学博士で作家の左門新氏に解説してもらった。
「ウイルスに感染した場合、老人のほうが喉のウイルスの量が多くなるのは事実です。子供のときは多くの予防接種を行い、始終カゼをひいているため体内に抗体ができ、そのおかげでウイルスを撃退できる。新型コロナで子供の発症が少ないのはそのせいもあると考えられます。ところが30代前後から感染防御機能が徐々に衰え、それにつれて喉にウイルスが増殖しやすくなる。若者と老人の感染者を比べると、老人のほうが上気道にウイルスが多いのは当たり前のことです」
ならば、やはりウイルス拡散は若者よりも高齢者に責任があるということなのか。
「高齢者が元凶と考えるのは早合点です。喉にウイルスが多いとはいえ、それが飛沫感染と接触感染を格段に強めているとは限りません。そもそも高齢者はいち早く自粛をし、大半が家に閉じこもっている。老人介護施設の介護士や職員もクラスター感染に十分の注意をはらっています。高齢者が他人を感染させるというのは少し乱暴な論理です」(左門新氏)
老人バッシングが起きないよう冷静な判断が重要だ。
厚労省クラスター対策班のメンバーでもある、東北大の押谷仁教授が日本感染症学会で「喉から排出するウイルスの量は年齢に関連する傾向がある」と語り、年齢が高いほど他人に感染させる可能性が高いと注意を促しました。医学博士の左門新氏に聞きます。 https://t.co/2vucv4tsFP #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) April 22, 2020
【クラスター対策班の教授が衝撃の発表】「若者より老人がウイルスまき散らす」は信じていいのか 元凶は高齢者? 押谷教授は「喉から排出するウイルスの量は重症度ではなく、年齢に関連する傾向がある」と語り、年齢が高いほど他人に感染させる可能性が高いと注意を促した(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/HNEjcmrHGx
— KK (@Trapelus) April 22, 2020
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