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コロナ問題――いまなお続くPCR検査抑制
ここに至っても、PCR検査抑制が続いている。
全国の1日当り検査数
2月下旬 最小514件(2/25日)〜最大1、492(2/28日)
3月上旬 545(3/8日)〜1、951(3/10)
中旬 603(3/15)〜1、717(3/17)
下旬(29日まで) 776(3/22)〜1、982(3/24)
3月30日 2、490
2月下旬には、加藤厚労相が3、000件可能といい、その後安倍首相が8、000件を公言したのもかかわらず、3月一杯は2、000件以下で推移。30日突然2、490件まで上がったのみだ。
PCR検査能力、韓国の1万5000件/日、ドイツの7万件、米の10万件/日と比べてもあまりにも情けないのは良く知られたところ。
4月1日にも、専門委が分析らしいものを出していたが、このような絞り込んだデータでよく言えるものと思う。東京都の感染爆発が焦眉の的であり、東京都感染者数は2日97件、3日89件、4日は118件と急増しているが、なんとPCR検査数は平均200件/日にも達していないのだ。
これでは、ニューヨークの直近感染者9千件/日、イタリア5千件/日、スペイン6千件/日、ドイツ7千件/日、韓国100件/日(韓国はこんなに減少している)など、諸外国の、数字と比較不可能。分析できない数字なのだ。各種報道でもこの数字を使うしかないが、これでは判断できないのだ。
世界中こんな国は他になく、また世界中がこのことを知っていて嘲笑している。
3日、在日アメリカ大使館が「、「幅広く検査をしないという日本政府の決定によって、新型コロナウイルスの有病率を正確に把握することが困難になっている」と表明。日本政府は慌てて、責任逃れの策を弄し始めた。検査不要論、検査抑制論を唱えた専門家連中も、みっともない言い訳に走るだろう。
首相は28日に行った記者会見で、日本国内の新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査の件数や感染者数が内外で「少なすぎる」と指摘されていることについて、「専門家の先生たちに私も確認しましたが、説明を受けて私は納得したところであります」と言明。つまりは、8000件/日を表明したにもかかわらず、2000件程度の現状を認めた。ということは、政府が検査の抑制を認め、その背景に専門家がいるということ。
ところで、まだまだ検査抑制論が幅をきかせていると、最近驚いた発言に、
田嶋日本サッカー協会会長。退院して4月3日に、「検査して陽性が増えると、現場が大変。検査は抑制すべき」
4日、日テレワイドショーにて、関西福祉大学 勝田吉彰教授。「検査数の問題はさほどでもない」
5日、TBSテレビにて、 医療ジャーナリスト 森まどか「濃厚接触者と重症者を検査すればよい」あんたは厚労省スポ−クスマンか。
依然、検査抑制論は健在の模様。
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