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2020年04月05日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆〔特別情報1〕
小中高校休校を突然発表したかと思うと、現金給付も何も決めずに、いきなりマスク2枚配布を発表、しかも何回も洗って使えるからとガーゼマスクを2枚配布するという。しかし、マスク製造を依頼したのが、山口県の安倍晋三首相と親しいアパレルメーカーではないかという話がインターネットを駆け巡った。ただしメーカー側は、そうしたことへの問い合わせに対して、取材を含めて否定しているというけれど、疑惑はすっきりとは晴れない。
厚労省のコロナ対策本部によると、布マスクの製造元については、1億枚はこれから企業に委託して生産してもらうとのことで、シャープや興和などのメーカー名が挙がっているという。しかしこれから企業を選定し製造を委託するということだが、配布は来週からと発表されている。実際は、既に製造は完了しているのではないか。それが証拠にマスク配布発表する4月1日から、安倍首相は自ら一人ガーゼマスクを国会で着用して宣伝し、国民に印象付けていたわけで、しかも、菅官房長官からは1枚200円とコストも出ていて、5000万世帯なので、5000万×400円で、200億円の、また利益誘導なのか?と、どうしても勘ぐられている。「安倍首相のことだから、やりかねない」という思いは拭いきれない。
4月1日からは、国会議員もようやくマスクを着用し始めたが、大半の議員がサージカルマスクを着用しているなか、安倍晋三首相だけひとりガーゼマスクを着けて、これから給付する「アベノマスク」を国民に宣伝し、安倍首相自ら、「洗って何回も使える」と強調していた。さらにご丁寧なことに、経済産業省は布マスク配布に先立つ3月19日には、マスクの洗い方の動画をつくってをアップしホームページで宣伝している。つまり、動画がアップされた3月19日時点で布マスク配布は決まっていたことが窺える。「繊維が壊れて長く使えないので、洗濯機では洗わないで下さい。こすりいはしないで下さい。陰干しして下さい。汚れたら漂白剤を入れてください。」などと実演解説しているようだが、動画はプロが製作したもののため、製作費もかなりかかっていることだろう。
「布マスク2枚配布」は、自民党内からも多数批判がでているが、製作を委託する会社がどこかは正式に公表されていない。マスク不足にかこつけて、もしもまた安倍首相の息のかかった会社への利益誘導であるならば、桜の季節に再び「桜を見る会」と同じことをやっていることになる。
以下、上皇陛下の側近である吉備太秦からの解析も交え、「アベノマスク」を考察する。
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