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政府が密かに手に入れていたロックダウン権限を検証する(ニュース・コメンタリー)
http://www.asyura2.com/20/senkyo271/msg/194.html
投稿者 gataro 日時 2020 年 4 月 01 日 09:21:13: KbIx4LOvH6Ccw Z2F0YXJv
 

政府が密かに手に入れていたロックダウン権限を検証する
ニュース・コメンタリー (2020年3月31日)
http://www.videonews.com/commentary/200331-01/



 東京都内の新型コロナウイルスの感染者数の急増を受けて、緊急事態宣言の発令が秒読み段階に入ったとの観測が広がる中、実は安倍政権は3月末に、強制力を持たないコロナ特措法を遙かに超える、都市のロックダウンさえ可能になる強い法的権限を手に入れていたことが、ビデオニュース・ドットコムの取材でこのほど明らかになった。
 これは3月26日に政府が政令を変更し、新型コロナウイルスを感染症法の33条の適用対象に組み入れたことによるもの。感染症法33条は元々エボラ出血熱やペストなど極めて毒性の強い「第1類感染症」を対象に、消毒などが間に合わない場合に限り、3日間を限度に都道府県知事に汚染地帯周辺の道路の交通を遮断する権限を与えるというもの。封鎖された地域では事実上の移動制限が発動され、ロックダウン状態になるという、私権に対する極めて強い強制力を持つ法律だ。また、感染症法は違反者には罰金50万円以下の罰金が定められているところも、あくまで要請ベースのコロナ特措法と大きく異なる点だ。
 もとより新型コロナウイルスはエボラやペストのような第1類に分類される感染症ではないが、安倍政権は政令で感染症法の33条の適応対象に新型コロナウイルスを組み込むことで、一切の法改正や国会審議を行わないまま、市民に対して極めて強い強制力を持つ権限を手にした。政令による新型コロナウイルスの感染症法33条への組み込みは3月26日の官報の号外で公告されているが、記者会見などでの発表は行われていない。また、現時点では国会でも取り上げられていないため、市民にとっては、ほとんど何の説明もないまま、自分たちの行動を大きくコントロールする強い権限を政府に握られた形となっている。
 新型コロナウイルスの蔓延を防ぐためには、ある程度の私権の制限がやむを得ない場合もあるだろうし、強制力を伴う施策が必要になる場合もあるだろう。しかし、それには透明性のあるデュープロセス(適正手続き)と、国民に対して真摯な説明が尽くされることが大前提となるはずだ。
 今回のように、元々異なる目的で作られた法律を無理矢理適用したり、国会審議を経ずに政令の変更だけで強大な私権を制限する権限を手にした上に、その事実を広く国民に説明しないという政府の姿勢には多い疑問が残る。
 この法律の成立過程での疑問点や問題点、また実際にこの法律が新型コロナウイルスに対して拡大適用された際に、市民社会が注意しておかなければならない点などを、この問題に詳しい政治家や法律の専門家らにジャーナリストの神保哲生が聞いた。


 

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コメント
1. 日高見連邦共和国[19402] k_qNgoypmEGWTYukmGGNkQ 2020年4月01日 12:12:05 : 0zP15vLcrk : enlpR1ZSQWc3Zmc=[157] 報告
貴重な問題提起は有難い。

だが、『72時間』と時間を区切った『交通制限・遮断』は、新コロのような感染症の
“感染拡大防止”にはならないのは小学生にだって分かる。その『72時間』を延々と
“繰り返せるのか”という点が愁眉だろう。一概に安倍が好き勝手出来るってのとは違うと思うが。

しかも、権限は『都道府県知事』にある。まあ、自民隷属の知事を頂くトコは不安だろうが。(冷笑)

2. 2020年4月01日 14:13:37 : BY93d9nZ3E : RS9wNzExZXFHM1k=[39] 報告

  >『政府が密かに手に入れていたロックダウン権限を検証する
  >「ニュース・コメンタリー」
  >投稿者 gataro 日時 2020 年 4 月 01 日 09:21:13: KbIx4LOvH6Ccw Z2F0YXJv

あのさあ
神保氏がやってる
『ビデオニュース・ドットコム』の中の
番組名が「ニュース・コメンタリー」てことなんだから
もう少しわかりやすく記事タイトル打てよ
つかどうせ、中身を再生したこともないんだろw

3. 2020年4月01日 19:31:09 : IJjjrLkBu1 : TkVzTE5CdVJubC4=[1139] 報告
   人間に限らずあらゆる生命体には一定の規則があり無意識にその規則に沿った営みをしているが、人間社会が一国の最高法規として憲法を掲げているのも一定の規則に沿った形で社会が営まれることが重要との認識からである。国民から徴税した資金であらゆる政策を担う租税主義に於いては拠るべき政策根拠としての法治主義は欠かせない。
   日本は経済成長を急ぐあまり国民議会を軽視した形で高級料亭で自民財官が根回しした方針を形だけ国会決議とし、公金を自民財官三者の意図するところに重点的に配分する、いわゆる人治主義である。
   従って公金の財布を預かる権力側の人治主義による采配よりは、現最高法規を拠るべき根拠とした法治主義が真に国民の安全安心を守ることは論を待たないが、では誰がどのような立法をしてどのような実務運営をするかが問題となる。
   例えば学校の校則に理不尽で不要なものが無数にあるが、本当に生徒が必要とする校則を生徒自身が決めることで自律的になる。現状は教育者側の恣意的な意向で生徒に服従を強いるところに問題がある。
   特措法やロックダウンも同様、誰がどのような形で感染を防ぐための最善を決定するかが重要だ。安倍首相が大統領では無い以上、国権の最高機関での充分な論議によって決定された国の方針を周知するのが限界で首相の任務はそれ以上でも以下でも無い。学校の校則を生徒会を中心に創るのと同様、感染拡大を防ぐには何がベストかを様々な観点から議会が関与、決定することで方針が国民の間にムリなく徹底される。緊急だからと言って議会を疎かにしてはならず、主体的に決めた方針は守り易いことを忘れるべきでは無い。
   ロックダウンを首相が発したからといって、それは首相の思いつきで国民に命令できるものでは無い。国会がしっかりと関与し納得の行く形でベストの方策として決定したものを全国民代表である首相が国際社会に向けて報告する任務を果たすということだ。首相とその周辺が、如何にも国民に指示命令する権限を独占したつもりでいようとも、国民がその気にならなければ意味が無い。
   国民有権者、納税者が主体的に代議士を介し、感染に関するベストの方策を決め、主権者国民として、首相に国際社会に向けて日本の方針を報告させるものと認識することが大事である。
4. 2020年4月01日 20:06:20 : yTTl3NLCAo : d1BiVUkuRC9rbVU=[172] 報告
掻き回せ 強い権限 弄び

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