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3月 31, 2020 日々雑感(My impressions daily)
近所の開業医院へ月に一度の痛風の薬を貰いに行った。すると待合室はガラガラで、普通は一時間以上もかかる医師の診察も、待つこともなく呼ばれた。それほど町の開業医院は厳しい状態に陥っている。
医師は「怖くてかなわない」とこぼした。開業医も検査できるようにされたら、開業医の何割かは武漢肺炎に感染して死ぬことになる、と彼は断言した。特効薬もなく、ワクチンもなく、しかも防護服の着用もなくマスク一つだけで「陽性」患者に向かい合うなら、感染しないと思う方がどうかしている、と言う。
彼は現行の「検査」しない政府・厚労省の指針を批判した。全力で検査を求める者をすべて検査しない限り、実態把握は出来ないし、実態把握できないで「今週末がヤマ場だ」と深刻そうな顔をする安倍氏は科学的な思考回路が欠落しているか、さもなくば何かを隠していると思うしかない、と彼は言った。
世間の開業医の多くは恐らくそう思っているのだろう。地方都市の中核大病院でイン病室まで備えた感染症の専門医ですら院内感染するのだ。ましてや町の開業医に検査を押し付けられても困る、というのが実感だろう。
安倍自公政権の他国と比較して圧倒的に少ない検査と、後手後手の感染拡大阻止対策と相俟って、国民は「漠たる不安」に包まれている。そこに小池知事が「都市閉鎖を実施するゾ」と脅して来る。
近所のスーパーまでも閑古鳥が鳴く有様で、棚の品数が少なくなり、ことに弁当は作っても売れないと思ったのか、昼前にも拘らずほんの数点しか置いてない。安倍自公政権の無能・無策により、武漢肺炎恐慌は既に起きているのではないか。
無責任な科学者が「武漢肺炎の発症者数と死亡者数はインフルエンザと比較して100分の一以下で、恐れるに足りない」などとネットで発言している。しかしインフルエンザと武漢肺炎の決定的な違いは特効薬とワクチンの有無だ。
武漢肺炎ウィルスと闘う武器を持たずに戦場へ臨む医師たちの恐怖感を件の科学者は理解してないようだ。「安倍サンは良くやっている」と評価するなど、科学者の名が聞いて呆れる。科学的なアプローチをしていないから、国民は「漠たる不安」を苛まされているのだ。
公務員や政治家は客相手の商売が成り立たなくなろうと、物流が止まろうと給料は決まった日にキチンと出るから何も心配しないで良いだろうが、客相手の商売はそうはいかない。
そして自動車産業も「客相手の商売」だ。何事も自粛で家に引き籠っていろ、というのでは自動車は売れない。もちろん新幹線もガラガラなら飛行機も50%以上の減便になっている。こうした事態を「収束」させるためには武漢肺炎の感染状態の実態把握と、特効薬やワクチンの迅速な開発しか解決策はない。それが一・二年もかかる、というのならオリンピック開催など絵空事だ。国民は全力を挙げて武漢肺炎の感染終息へ向けて、まずは無能・無策の安倍自公政権を倒そう。そして消費税廃止で経済政策を「国民の生活が第一」で推し進める政権を樹立しよう。
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