http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/550.html
Tweet |
浜矩子「コロナウイルス対策を『世のため』でなく『我がため』にする安倍政権は許されない」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200311-00000011-sasahi-pol
3/12(木) 16:00配信 AERA dot. AERA 2020年3月16日号
浜矩子(はま・のりこ)/1952年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。前職は三菱総合研究所主席研究員。1990年から98年まで同社初代英国駐在員事務所長としてロンドン勤務。現在は同志社大学大学院教授で、経済動向に関するコメンテイターとして内外メディア...
経済学者で同志社大学大学院教授の浜矩子さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、経済学的視点で切り込みます。
* * *
世のため人のため。これを言い換えれば、我がためではないということだ。我がためにはならないことでも、我がためには反することでも、他者のためならそれを行う。これが世のため人のために徹することが意味するところだ。
新型コロナウイルスの猛威が地球を覆う中、今、政治と行政に求められるのが、世のため人のために徹することだ。徹底的に利他の構えで対応を考え、進むべき方向を決めなければならない。
政策責任者たちが危機管理に当たる時、そこには微塵も利己の構えがあってはならない。自分にとって、どんな不都合が発生するのだとしても、世のため人のために必要なことなら、それを実施する。自分にとって、どんなに好都合なことであっても、それが世のため人のためには不要なことなら、それを決して実施しない。この危機のさなかにあって、政権を担う者たちには、ひたすら、この精神が不可欠だ。
ところがどうだ。今この時、日本の現政権は、この精神から最も遠いところで考え、行動している。どこまで行っても、我がため我がためだ。初期対応があいまいでモタモタしていたのは、先走って失点することを恐れてキョロキョロと様子見を決め込んでいたからだ。
次第にモタモタが指摘され、それが失点につながりそうになると、今度は姿勢が俄然、前掛かりになる。充分な検討を経たとは思われないのに、小中高の全国一律休校要請を唐突に繰り出す。新型コロナウイルス対応だというので、新型インフルエンザ特別措置法の改正を持ち出す。その意図するところは、「緊急事態宣言」を発令することが出来るようにすることらしい。
全国一斉休校には、様々な疑念や問題指摘が出ている。今ここで、「緊急事態宣言」を発令することが、どのような意味で世のため人のためになるのか。
我がため我がための原理で行動する者たちは、すぐパニックになる。今、すぐ何かしなければ、失点する。今、ここにすぐ出来ることがある。だから、これが今すぐやるべきことだ。この短絡の中で動く。世のため人のための慎重吟味は抜け落ちる。怖い。本当に怖い。
浜矩子「コロナウイルス対策を『世のため』でなく『我がため』にする安倍政権は許されない」 〈AERA〉
— 但馬問屋 (@wanpakuten) March 12, 2020
日本の現政権は「世のため人のため」の精神から最も遠いところで考え、行動している。どこまで行っても、我がため我がためだ。我がための者たちは、すぐパニックになる。 https://t.co/Mcs8EZMQoN
専門家会議の岡部信彦でさえ「コロナに緊急事態宣言は不要」と明言。だが断末魔の安倍に持たせたら自ら生き延びる為に何をやらかすかわからないぞ。桜や黒川の定年延長を見よ。2年間も独裁権限を持てるわけだから想像を絶する事をやるかもしれない。ヒトラーの授権法を見よ。 https://t.co/ILL8TtYthJ
— 佐藤 章 (@bSM2TC2coIKWrlM) March 12, 2020
浜矩子さん「コロナウイルス対策を『世のため』でなく『我がため』にする安倍政権は許されない」
— 亀ちゃん (@kameboudesu) March 12, 2020
世のため人のため。これを言い換えれば、我がためではないということだ。我がためにはならないことでも、我がためには反することでも、他者のためならそれを行うhttps://t.co/fxsJKsKIBq
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK270掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK270掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。