http://www.asyura2.com/20/senkyo270/msg/486.html
Tweet |
新型コロナ禍で東京市場大荒れ…GPIF大損で年金が消える
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/270210
2020/03/10 日刊ゲンダイ
大事な年金をリスク投資に。一時、1200円超の下落(昨9日)/(C)日刊ゲンダイ
新型コロナウイルスの大流行で世界同時株安の様相である。9日も東京市場は暴落した。気がかりなのが年金だ。年金資金を株に投資しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)は、大損を食らっている可能性が高い。
9日の日経平均株価は約1年2カ月ぶりに2万円を割り込み、前週末比1050円安の1万9698円と大幅安で引けた。コロナ禍と原油の大暴落に加え、急激な円高が株安の原因だ。
先週末は1ドル=105円台だったが、一時、101円台に突入し、その後は102円台で推移している。12月の日銀短観によると、大企業製造業の19年度下期の想定為替レートは106.90円。輸出企業は大打撃だ。
日経平均株価は、わずか10営業日で3600円以上も下落している。この先、株価はどうなるのか。市場は、悲観一色となっている。なにしろ、向こう30日間の米株式市場の予想変動範囲を示す「恐怖指数」は、9日に60を突破。1997年のアジア経済危機や2001年の米国同時多発テロのレベルを上回る。
「世界最大の機関投資家」であるGPIFも打撃を受けているのは間違いない。GPIFは国民の年金保険料160兆円を運用し、50%を株式に投じている。安倍政権の株高政策に応じて、14年10月、株式への投資比率を24%から50%に倍増させた。
円高抑制のための外国債券拡大は危険 |
これまでもGPIFは、株安に襲われるたびに年金資金を減らしている。15年7〜9月期に8兆円、18年10〜12月期には14兆円もの運用損を出した。今回の株安を受け、今年度の運用実績が大幅マイナスになる可能性は大なのだ。
加えて、懸念されているのが、GPIFが円高阻止を画策していることだ。
「来年度から外国債券や外国株の運用比率を増やすとみられています。円を売ってドルなど外貨を買えば、円高にブレーキをかけられるという狙いです」(金融関係者)
しかし、外国債や外国株には大きなリスクが潜む。金融ジャーナリストの小林佳樹氏が言う。
「年金は円で支払うので、円の運用が基本です。円高抑制というよこしまな動機から外国債券の購入を拡大すべきではありません。外国債や外国株には、どうしても為替リスクがあります。ただでさえ米国債は低金利なのに、ドル安が進めばすぐ元本割れです。外国株は為替と株安という二重のリスクがあります」
年金の運用で損が出たらどうなるのか――。16年2月の衆院予算委員会で安倍首相はこう答弁している。
「想定の利益が出ないなら当然支払いに影響する。給付にたえる状況にない場合は、当然給付で調整するしか道がない」
新たな「消えた年金」になりかねない。
新型コロナ禍で東京市場大荒れ…GPIF大損で年金が消える https://t.co/GXzYxkUaDI #日刊ゲンダイDIGITAL
— kmos@#国会を見よう!#選挙に行こう!被災地の復旧を最優先に!声を上げよう!#安倍はやめろ! (@kmokmos_) March 10, 2020
東京市場大荒れ【GPIF大損 新型コロナ禍 年金が消える】円高抑制のための外国債券拡大は危険 GPIFは国民の年金保険料160兆円を運用し、50%を株式に投じている。安倍政権の株高政策に応じて、14年10月、株式の投資比率を24%から50%に倍増させた。これまでもGPIFは...(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/l4DQxBx4Ro
— KK (@Trapelus) March 10, 2020
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK270掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK270掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。