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日本会議常任理事も務める極右団体「神社本庁」幹部が部下と不倫 ラブホから出てくる決定的瞬間をスクープされた!
https://lite-ra.com/2020/03/post-5292.html
2020.03.05 日本会議常任理事の神社本庁幹部が部下と不倫 リテラ
神社本庁公式サイトより
全国約8万社の神社を包括する組織・神社本庁に激震が走っている。震源は、「ダイヤモンド・オンライン」が2日に配信した記事だ。神社本庁幹部の男性と、直属の部下である秘書課長の女性職員との不倫疑惑をラブホテルから出てくる写真付きでスクープしたのである(ダイヤモンド・オンライン「安倍応援団の神社幹部が不倫か、神社界揺るがす裁判に影響も」)。
この神社本庁幹部は秘書部長兼渉外部長を務める小間澤肇氏という人物。全国の有力神社の人事などを担う秘書部と、政治方面や各団体への窓口ともなる渉外部の部長を兼任する神社本庁の幹部職員だ。神社関係者によると、小間澤氏は神社本庁に6名いる部長のなかでもキャリア的に“筆頭部長”にあたる。上層部からの信頼も厚く「“異例の四期目”という長期政権を敷く田中恆清総長の懐刀」とも言われている。
いや、神社本庁だけではない。神社本庁と政界をつなぐ極右政治団体「神道政治連盟」(神政連)では、事務方トップの事務局長。さらに、安倍政権のバックにいる日本最大の保守団体「日本会議」では、専任理事かつ政策委員という要職を務めている。
小間澤氏はまさに安倍応援団の実務を担う幹部でもあるのだが、「ダイヤモンド・オンライン」は、この小間澤氏が女性課長を伴って歌舞伎町のラブホテルから出てきたところを激写、その決定的瞬間の写真を掲載した。小間澤氏は取材に応じなかったというが、女性課長のほうは直撃に対し、ラブホテルに入ったことを認めつつも「自分の個人的な相談をしていた」と関係を否定したという。だが、目的が「個人的な相談」ならば、何もラブホテルに行く必要はあるまい。実際、神社本庁関係者はこう声を潜める。
「本庁内で小間澤部長と女性課長は『事実ではない』と打ち消しているようですが、ラブホテルから出てくるところを撮られていますし……。女性課長のほうは、大学卒業後に本庁入りしてから秘書部一筋、上司や役員にも気に入られていましたから、以前からいろいろと噂がたってきたことは事実です。一方、小間澤部長は出世街道をひた走るエリートで、渉外部長として本庁の“顔役”でもあります。妻子持ちの幹部が本庁内部で不倫ということになれば、全国の神職や氏子さんたちに顔が立ちません。組織として本庁の責任も問われかねない」
さらに、別の関係者は「二人がホテルに行ったのは『ダイヤモンド』に撮られた一回に限った話ではなく、少なくとも昨年から密かな逢瀬を繰り返していたようだ」と証言する。また、複数の神社の神職からは「神社本庁は関係をちゃんと内部調査して、事実ならばしかるべき処分をくだすべきではないのか」との声もあがっているという。
「神社本庁の幹部や職員というのは、ただの事務職ではなく、神職の資格を持つ聖職者。神社界を代表する立場にある本庁で、あろうことか内部不倫とは……。ただでさえ、本庁上層部のせいで神社界全体への不信が増しています。もはや組織としての信頼性が完全に失墜したのではないか」(都内神社の神職)
4日、本サイトが神社本庁に確認すると、「記事から推測されるような事実はございません」(広報国際化担当者)の一点張り。だが、記事を否定する根拠となるはずの社内調査やヒアリングの有無については、明らかに言い淀みながら回答を拒否した。また、複数神職からあがっている内部調査に基づく処分の必要性、神社本庁の責任を問う声をどう受けとめているのか尋ねたが、これについてもノーコメントだった。どうやら、神社本庁は完全にシラを切ろうということらしい。
■不倫の神社本庁幹部は神政連事務局トップ、日本会議政策委員として「家族の絆」を強制
しかし、言っておくが、この不倫疑惑は単に“恋愛スキャンダル”で終わるものではない。というのも、前述のとおり、小間澤氏は単なる神社本庁の幹部職員ではないからだ。
小間澤氏が事務局長を務める神道政治連盟といえば、ゴリゴリの右派団体で、国政選挙でも自民党の極右候補を組織的に応援してきた。その国会議員連盟の会長は、安倍晋三首相だ。神政連は〈日本人としての誇りを再認識するために、あなたも日本の伝統文化や家族の絆を守る運動に参加しませんか?〉(HPより)などと“家族の絆”をダシにして賛同を呼びかけているのだから、関係者が眉を顰めるのは当然の話だ。
「小間澤さんは、田中総長と並ぶ神社界の実力者である打田文博(神政連)会長の“子飼い”といわれています。 神社本庁の渉外部長が神政連の事務局長に就くことは半ば慣例ですが、小間澤さんのように、本庁で人事を司る秘書部長をも兼任するのは異例のこと。本来はそうした人事は行われるべきではない」(神道政治連盟関係者)
さらに小間澤氏は、安倍政権による憲法改正など極右政策を後押しするあの日本会議の常任理事かつ政策委員の一員だ。「日本会議政策委員」といえば、政策立案などを手がける、いわば日本会議の実質的中枢。“安倍首相のブレーン”とも言われる伊藤哲夫・日本政策研究センター所長、高橋史朗・明星大学教授、百地章・日本大学名誉教授など、そうそうたるメンバーが名前を連ねる。小間澤氏も日本会議政策委員として、憲法改正の運動方針などに関与しているとみられる。
だが、日本会議もまた、これまで散々「伝統的家庭を崩壊させ、不倫の勧めになる」などと言って夫婦別姓批判を展開するなどしてきたのではなかったか。その団体で要職を担う人物に不倫疑惑とは、まったく自己矛盾も甚だしいだろう。
さらに、今回、小間澤氏の行動に対して神社界内部から強い批判が巻き起こっているのは、例の「神社本庁不動産不正取引疑惑」も大きく関係している。本サイトも追及してきたこの土地不正取引だが、神社本庁は疑惑を解明するどころか、内部告発した元総合研究部長・稲貴夫氏を懲戒免職に、田中総長らから契約をめぐる圧力をかけられたなどと主張した当時の財政部長・瀬尾芳也氏を降格処分にしてしまった。
そして、今回、不倫疑惑が報じられた小間澤氏はこの二人の処分の事務責任者なのだ。稲氏と瀬尾氏はその後、処分無効等を求めて東京地裁へ提訴したが、小間澤氏はこの裁判でも「処分は妥当」などとする被告・神社本庁側に立って陳述書を提出している。小間澤氏は陳述書でこんな大仰な口上を述べている。
〈(神社本庁は)単なる事務組織ではありません。当然に神職としての立場での行動が常に求められるとともに、職員は包括宗教団体の構成員として神社神職の手本となるべき存在です。〉
〈被告(神社本庁)が厳正に人事処分することが出来なければ神社界における権威は失墜します。そうなれば全国の神社を率いて神社神道を教化し育成する包括宗教団体としての機能もマヒすることとなります。日本の神社神道の信仰活動も危殆に瀕することとなりますので原告らに対しては厳正な厳しい処分がなされて当然と思います。〉
ようするに、「神社界の不正を告発をした神職を処分しなければ『神社界の権威が失墜する』などと弾劾しておいて、自分は不倫をしていたのか」という声が上がっているのだ。
■神社本庁の不動産不正取引告発をめぐる裁判でも新たな証言が
しかも、神社本庁でいま起きているのは小間澤氏の不倫だけにとどまる話ではない。神社界では、神社本庁の上層部に対する不信感が渦巻いており、小間澤氏が陳述書を提出した不動産不正取引告発をめぐる裁判も大詰めを迎えている。その行方によっては、神社本庁幹部の責任問題に発展する可能性もあるのだ。
リテラの過去記事や、書籍『ニュースが報じない神社の闇』(「リテラ」神社問題取材班/花伝社)でも報じてきたが、改めて説明しておこう。
この不動産不正取引疑惑とは、2015年、神社本庁が所有する宿舎「百合丘職舎」(神奈川県川崎市)を競争入札へかけずに不可解な低価格で売却し、それを買い取った業者「ディンプル・インターナショナル」(東京都新宿区)が即日、第三者に高額で転売していたことに端を発する問題だ。神社本庁からディンプル社へ売却された価格は約1億8000万円で、ディンプル社が中間省略登記により不動産会社A社に即日転売した価格は約2億1000万円。さらにA社が大手ハウスメーカーB社にさらなる高額で転売し、この“不動産転がし”によって最終的に3億円超の値がついた。つまり、神社本庁は不可解にも、全国の神社や氏子らの“浄財”からなる不動産を格安で手放してしまったことになる。
その後、この問題をめぐって神社界では、神社本庁の田中総長や神政連の打田文博会長ら上層部の関与疑惑、ディンプル社への癒着関係を指摘する告発がなされた。ところが前述したように、神社本庁はその内部告発をした稲氏らを懲戒処分にし、二人は処分無効等を求めて東京地裁へ提訴。これに対して神社本庁側は「処分は妥当」として争っているのだが、ここにきて、神社本庁とディンプルとの関係を物語る新たな事実が次々と明らかになっているのだ。
たとえば、今年2月に行われた初の証人尋問では、原告側からは、かつて神社本庁で財政部長を務め、現在は福岡県・宗像大社で役員宮司を務める葦津敬之氏が、疑惑の百合丘職舎転売問題以前から「神社本庁および関連財団とディンプル社との間で別の案件をめぐる不可解な契約を感じていた」などと証言。一方、被告側からは当時、疑惑の不動産取引に関与した部長らが神社本庁を徹底擁護したのだが、原告の瀬尾氏の後任財政部長として決済を取り仕切った木田孝朋氏に対し、裁判長が「ディンプル社の中間省略登記や売買価格を疑問に思わなかったのか」と何度も質問する一幕もあった。
また、この裁判で原告側が提出した陳述書には、神社本庁の前副総長である小串和夫氏(熱田神宮名誉宮司)によるものもある。小串氏は、この不動産不正売却疑惑と稲氏ら職員が懲戒処分になったことに責任を感じて2017年に副総長を辞任、神社本庁を去っている。長らく副総長として田中総長を支えた小串氏の陳述のなかには、以前、ディンプル社の社長から「こういう我々ですが遊んでやってください」などと言われてエルメスの高級ネクタイをプレゼントされたなるエピソードや、田中総長が本庁の総長室で百合丘職舎の問題を説明された後に「これやると芋づる式だな」と呟いたという記述もあった。
裁判は今月9日に2回目の証人尋問が行われるが、決定的な証言や証拠が飛び出す可能性もある。自らはモラル崩壊を引き起こしながら、国民にモラルを強制しようとするこの宗教団体については、今後もその内情をレポートしていきたい。
(梶田陽介)
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