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2月 26, 2020 日々雑感(My impressions daily)
<徳島県藍住町に住む60代の女性1人が四国で初めて新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。女性は集団感染が確認されたクルーズ船の乗客で、船内の検査では陰性だったため下船していました。これまでに発熱などの症状は出ていないということです。
徳島県によりますと女性は集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に夫とともに乗船し、船内で行われたウイルス検査では陰性だったため、今月20日に下船しました。
マスクを着けてシャトルバスと電車、航空機を乗り継ぎ、徳島空港に到着したあと、自家用車で帰宅し、その後、自宅から外出していないということです。
これまでに発熱などの症状は出ていませんが、女性の希望を受けてあらためて検査を行った結果、25日、新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
このため、きょうから感染症対策の専門の病室がある徳島県内の医療機関に入院する予定だということです。一方、女性の夫は検査の結果、陰性だったということです。
四国で新型コロナウイルスに感染した人が確認されたのは初めてです。
徳島県の飯泉知事は25日夜、記者会見し、「手洗いやマスクなどの感染予防策を徹底したうえで体調に異変がある場合には医療機関を直接、受診するのではなく24時間対応の電話窓口に相談してほしい」と呼びかけました>(以上「NHK NEWS WEBB」より引用)
大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から「陰性」として下船し、故郷の徳島県へ帰っていた60代女性が新型コロナウィルスに感染していたことが判ったという。四国から初の新型コロナウィルス感染患者だそうだ。
彼女が徳島県へ帰るのに公共交通機関を利用していたことが判明している。帰宅後は自宅から出掛けていないというが、濃厚接触者を含めて接触したと思われる人たちの検査が必要ではないか。
政府・厚労省の大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗員・乗客に対する対応は間違っていた。なぜ早急に全員の検査を実施して、新型コロナウィルス感染患者と判明した者を速やかに下船させて病院に隔離すべきだった。
そして陰性だった乗客・乗員は完成しているオリンピック選手村などに収容して、経過観察すべきだった。そうすれば感染地獄のような事態を招かないで済んだはずだ。
徳島県の飯泉知事は25日夜、記者会見し「手洗いやマスクなどの感染予防策を徹底したうえで体調に異変がある場合には医療機関を直接、受診するのではなく24時間対応の電話窓口に相談してほしい」と「政府の対応指針」通りに呼びかけた、という。
これまで政府・厚労省が推進して来た「予防医療」という観念と相反する「体調に異変がある場合には医療機関を直接、受診するのではなく24時間対応の電話窓口に相談してほしい」という姿勢が「新型コロナウィルス感染」の拡大を防ぐ方法として正しいのだろうか。それとも単に検査キットがなく、検査能力が一日当たり千体ほどにも満たないために、やむを得ずそうした措置を取らざるを得ないのだろうか。
「発熱や倦怠感など容体がおかしいにも拘らず、四日ほどは自宅などで経過観察」してから電話窓口に相談する、というのは感染症対策としては間違っている。感染拡大を抑え込む手法としても、有効とはいえない。ましてや国民の健康と命を守る手法としては明らかに間違いだ。それは重篤な患者を増やすことでしかない。軽症の内にこそ検査を行って感染症治療を行うべきだ。
治療薬がないから病院に入院しても同じだ、というコメンテータや評論家がいるが自宅には「人工呼吸器」はもちろん、普通には「酸素ボンベ」など常備していない。そして感染拡大を防ぐには物理的な「隔離」こそが有効なのは論を俟たない。
なぜ大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から陰性として下船させた乗員・乗客をオリンピック村などの大規模宿泊施設に二週間程度滞在させて、経過観察しなかったのだろうか。もはやこの夏の東京オリンピック開催は不可能だ。
この状態で開催を強行しても、選手や役員を東京に派遣する国は極めて少数ではないか。新型コロナウィルス感染のピークが三月末で、夏までには下火になるだろう、というのは政府に忖度した「専門家」の発言に過ぎない。今後は自宅待機した「軽症」感染患者がスーパー・スプレッダーとなって集団感染する事態が全国各地で起きるだろう。その前例は韓国で起きている。
政府・厚労省の大甘でヌルイ対応方針がこの夏開催予定の東京オリンピックを不可能にするだろう。そして多くの国民が感染する事態を招くだろう。
感染力ではこれまで経験したインフルエンザとは比較にならない。そして潜伏期間内でも感染力を持つというのも、これまでのインフルエンザには見られなかった現象だ。インフルエンザでは治癒してから五日程度の隔離だったのとは、同じコロナウィルスでも今回の新型コロナウィルス感染は治癒後の隔離期間が二週間と明らかに異なる。それでもワンシーズンのインフルエンザ患者数よりも少ない患者数で終息する、とする根拠は何だろうか。
さらに温かくなれば新型コロナウィルス感染は収まる、と麻生氏などが発言したようだが、温暖の地のシンガポールやタイでも新型コロナウィルス感染が起きている事態をどう説明するのか。だから夏前に終息する、というのは願望に過ぎない。
私たちは新型コロナウィルス感染に武器を持たないで「自己責任」で自宅で戦えと政府・厚労省によって宣告された。身を守るべき最低限のマスクスら市中の店頭から姿を消している。これほど感染症対策で無能な政府・厚労省を私たちが持っていることに深く失望する。その責任の一端は政府・厚労省の尻を叩かないマスメディアにも大いにある。
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