http://www.asyura2.com/20/senkyo269/msg/860.html
Tweet |
https://mewrun7.exblog.jp/28859262/
2020-02-23 09:16
新型コロナウィルスの感染者の増加が続いている。しかも、感染経路がわからないケースや市中感染を拡大しそうなケースが増えている。
しかも、政府の感染対策の落ち度やミスが、どんどん目立つようになっている。(-_-;)
昨日22日には、全国で計25人の感染が新たに確認されたのだが。千葉市では、中学校教員を務める60代の女性が感染していることが判明。女性は12日から発熱などの症状が見られたものの、19日まで勤務を続けていたとのこと。福島へのスキー合宿にも同行しており、生徒などに感染していないか不安の声が広がっているという。
東京都では、60代の老人保健施設の男性職員が感染していることがわかった。この職員は、施設利用者を送迎する車の運転手を務めており、こちらも施設利用者への感染が懸念されている。
函館市でも、感染が発覚した50代女性の看護師が勤務を続け、患者と接触していたという。
このように、感染しているとの認識がないまま、日常生活を送っている感染者が増えていることから、交通機関や飲食店など、いわゆる市中感染が拡大することも危惧されている。^^;
また、政府は21日までに、横浜に停泊していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客のうち、検査で陰性だった970人の下船を認め、帰宅させたのであるが。そのうち23名は、政府側の確認ミスで、検査を受けていなかったとのこと。(・o・)
さらに、陰性と判断されたため下船して自宅に戻った栃木県の60代の女性が、帰宅後に発熱し、再検査で陽性であることがわかったという。(-"-)
* * * * *
野党は、仕事のためにクルーズ船に乗船した橋本岳副大臣や自見英子政務官、医療関係者や検疫官、厚労省の職員なども検査をすべきだと要求していたのだが。政府&厚労省は当初、検査は必要ないとして、これを拒んでいた。(>_<)
『菅義偉官房長官は21日の記者会見で、新型コロナウイルスの集団感染が発生したクルーズ船で対応に当たる橋本岳厚生労働副大臣と自見英子厚労政務官らのウイルス検査について「これまで陽性が判明した人の濃厚接触者について実施してきた。現時点で橋本氏らはこうした濃厚接触者に該当しない」と述べ、検査の実施には消極的な意向を示した。(略)
安住氏は記者団に対し、加藤勝信厚労相や厚労省幹部らの検査も必要との認識を示した。(産経新聞20年2月21日)』
しかし、厚労省や内閣官房の職員などに感染者がいることが判明したことから、22日になって、同省職員41人を2週間、自宅待機にすると共に、ウイルス検査を行うと発表した。^^;
また、現在も船内で活動している橋本岳副大臣や自見英子政務官は、下船後に検査を受けることにしたのだが。医療関係者や検疫官らは、十分に感染予防策を取っていたとして対象からするという。<クルーズ船で仕事をしていた厚労省の男性検疫官の感染が、発覚したばかりだというのに?
(@@)>
全てが後手後手なのである。(ーー゛)
しかも、厚労省は20日にHPで、『イベント等の主催者においては、感染拡大の防止という観点から・・・開催の必要性を改めて検討していただくようお願いします。なお、イベント等の開催については、現時点で政府として一律の自粛要請を行うものではありません』のメッセージを公表。
先日も書いたが、重要な判断を、自治体や教育委員会などの組織、民間団体、個人の判断任せにしているのもいかがなものかと。
政府が関与して、問題が起きた時に責任を負いたくないので、自治体や国民に自己責任を負わせようとしているように感じるのだが。そのような姿勢が、さらなる感染拡大を招くおそれがあることを認識して欲しい。(**)
そんな中、安倍内閣が、4月上旬に予定されている中国の習近平国家主席の国賓招待を、強行しようとしているのを見て、チョット驚いてしまった。(゚Д゚)
習主席を国賓として招くこと自体、新型肺炎の問題が出る前から、それこそ安倍シンパの多い自民党の(超)保守勢力や野党内から反対の声が出ていたのだが。
新型肺炎の問題が起きてからは、尚更に反対の声が強まっており、もし強行した場合、安倍首相の党内の支持基盤が崩れるおそれがある。^^;
『茂木敏充外相は21日の閣議後の記者会見で、4月上旬で調整されている中国の習近平国家主席の国賓としての来日に関し、「いくつかの準備会合など延期になっているものもあるので、準備を加速させていく必要がある」との認識を示した(時事通信20年2月21日)』
中国側も、新型肺炎の対応や拡大防止を考えて、毎年3月5日に開かれ、国政上、最重要とされている全人代(全国人民代表大会)の延期まで検討しているというのに、4月上旬の来日は前向きらしい。
『外務省は19日、滝崎成樹アジア大洋州局長が18日に中国外務省の羅照輝(ルオジャオフイ)次官や呉江浩アジア局長らと北京で個別に会談したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で危ぶまれる4月の習近平(シージンピン)国家主席の国賓来日について、予定通りに準備を進めることを確認した。(読売新聞20年2月20日)』
* * * * *
mewは、別に親中派でも嫌中派でもないのだが。<まあ、隣国なので、激しい対立はせずに、経済面ではお互いにプラスになるように協力したり、国民同士の交流を大切にできたらいいな〜とは思っているけど。南シナ海での人工島建設や国内での民族差別、香港の住民抑圧などは問題ありだと考えている。>
今は、日本も中国も新型肺炎の対応を重視、優先すべきだと思うし。<4月上旬に完全に終息しているとは思えないもんね。>この新型肺炎が中国から入って来たこともあって、国民の多くは、近習平主席を国賓として歓迎するムードにはならない可能性が大きいと察するのだ。(~_~;)
<中止しろとは言わないが。秋ぐらいまで延期すべきだと思う。>
しかし、安倍首相は、現段階では、習主席の来日を強行しようとしているのである。(-_-)
その理由としては、下記のようなことが挙げられている。
* 昨年6月の日本開催のG20時に行なった首脳会談で、安倍首相から習主席に中国と「新しい関係」を築くことを提案し、国賓として招待する意思を示した以上、日本側から延期や中止を言い出すわけに行かない。
* 北朝鮮と首脳会談を行なうために、中国に協力して欲しい。<昨年の首脳会談で、中国が協力を承諾した。>
* 景気低下を防ぐため、中国との貿易、産業提携などを進めたい。中国人の観光客増加によるインバウンドも増やしたい。米中貿易摩擦の仲介役も期待されている。
* WHOに影響力の強い中国を味方につけることで、日本の新型肺炎の状況、対応への批判を防ぎ、オリンピック開催への影響が起きないようにしたい。
* 4月上旬の習主席来日を実現することで、安倍首相も習主席も、新型肺炎の問題が軽減し、終息に向かっていることを示したい。 ・・・and so on
安倍首相や自民党幹部にも、色々考えはあるのだろうが。ただ、正直なところ、嫌中派ではないmewも、何でそこまで中国に奉仕するのか理解不能なところがある。
2月にはいって、日本にも感染者が出ていると判明し、今後、感染拡大が懸念されているにもかかわらず、自民党の二階幹事長は、同党の議員全員に、歳費から5000円を天引きして、中国に寄付し、支援すると発表するし。<ただし、後日書くけど、これには党内からも異論が続出。>
最近、知ったことに、二階幹事長は、東京都の小池知事に、防護服10万着を送るように要請し、小池知事がそれに応じたという。<東京は既に2〜3万着、送っているのに。これも、後日書きたいが、6月の都知事選の候補をどうするかでも、安倍官邸や党内の一部が対立しそうなんだよね。>
『防護服最大10万着、中国に追加提供へ 新型肺炎で都、二階氏の要請受け
自民党の二階俊博幹事長は4日、党本部で東京都の小池百合子知事と面会し、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスへの対応のため、都が保有する防護服について最大10万着の提供を要請した。小池氏は「都の備蓄態勢は整っている。大元である中国での対策にお使い頂けるならば」と応じた。面会後、小池氏が記者団に明らかにした。
都はこれまで約2万着の防護服を政府が派遣した邦人の帰国用チャーター機を使って中国湖北省に送ったが、今回、二階氏から5万〜10万着の追加要請を受けた。
小池氏は、東京五輪・パラリンピック開催に向けた国の感染防止策などの対応に関して「水際対策についてかなり厳しく当たっていることは心強く思っている。都としてもできることを国と連携しながら進めたい」と述べた。(産経新聞20年2月4日)』
* * * * *
また、もし春節前、または初期段階で、政府が水際作戦を強化しておけば、感染拡大は防げたのではないかという見方が強いのだが。
安倍首相は、よほど中国人観光客からの収入を当てにしていたのか。急に削除したら、中国が気を悪くすると思ったのか。
安倍首相は、北京の日本大使館のホームページ(HP)に、中国の春節を祝うと共に、中国国民の来日を歓迎するというメッセージを1月24日から1週間、掲げていたというのだ。
『感染拡大後、HPに「訪日歓迎」 安倍首相の春節祝辞削除 外務省
外務省は、北京の日本大使館のホームページ(HP)に載せていた安倍晋三首相の中国向けの祝辞を削除した。祝辞は春節(旧正月)を祝うとともに多数の中国人の訪日に期待する内容で、中国での新型コロナウイルス感染拡大後の一月二十四日から一週間掲載していた。同省は危機感のなさを問われかねないとして「不適切だった」(幹部)と陳謝している。
祝辞で首相は、春節の連休期間(一月二十四〜三十日)と、夏の東京五輪・パラリンピック開催時の訪日を要請。「多くの中国の皆さまが訪日されることを楽しみにしています」と呼び掛けていた。連休初日に祝辞をHPに載せると、これを疑問視する書き込みがネット上に相次ぎ、外務省は三十日に削除した。
政府筋によると、祝辞は新型ウイルス感染が表面化する前に作成。当時の段取りに基づきHPに掲載した。習近平・中国国家主席の国賓来日へ友好ムードを盛り上げたい首相の意向を踏まえた対応だったとみられる。
掲載日に外務省は武漢市を含む中国・湖北省への渡航中止も勧告した。二月三日の衆院予算委員会で国民民主党の渡辺周氏は「あまりにもお粗末だ」として外務省の対応を批判。茂木敏充外相は「不安を与えた方に、おわび申し上げる」と謝罪した。茂木氏によると、祝辞は中国側からの依頼を受けて出した。(東京新聞20年2月15日)』
時間とスペースがなくなってしまったので、今回はここで終わりにしたいが。
安倍首相や自民党幹部のこのような行為に対して、党内の安倍シンパの議員からも疑問や批判の声が出ているし。もし国民が知ったら、呆れるのではないかと思うmewなのだった。(@_@。
THANKS
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK269掲示板 次へ 前へ
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK269掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。